関東文化的探求の旅Ⅱ(その8:香取神宮)
香取神宮は、式内社にして、下総国一ノ宮、旧官幣大社という、大変格式の高い神社である。なんでも平安時代に神宮といわれた神社は、伊勢神宮と鹿島神宮とここだけということだ。その割には知名度低いような・・・
大和朝廷の蝦夷討伐最前線として鹿島神宮とともに重要視された神社らしい。
この香取神宮であるが、JR香取駅で降りると大変なことになる。その先の交通機関がないからだ。したがって、一駅手前の佐原駅で降りる。
さて、どうやって行こうか・・・
微妙に場所も分からないので、観光案内所で聞いてみた。
私:香取神宮までバスとかあるんですか?
案内所の人:バスもあるけど、あまり本数がないですね。天気がよければ自転車がいいんですが・・・
(今日は曇天時々雨である)
私:自転車でいいです!
案内書の人:・・・・
天候不順にもかかわらず自転車を所望する私に半ば呆れ顔の案内所の人であった。
この案内所ではレンタサイクルを行っていたので、借りた。
自転車にまたがり、案内所で買った地図を片手にレッツラ・ゴーヽ(´▽`)/
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
この佐原という場所であるが、江戸時代に利根川水運で栄えた町で、古い町並みが残っており、ちょっとした観光地なのである。
さすが水郷の町、いい雰囲気じゃないですか・・・
自転車をひたすらこぐ。。。
う~む、足に乳酸が溜まってきた。しかし、なんとか天気ももっているなあ。。。よかった、よかった。
香取神宮の鳥居が見えた。もう少しだ。
いよいよ神宮である。
お土産屋さんの営業を物ともせず、進むと、
香取神宮である。さあ、行こう!
なかなかうっそうとした参道だ。
脇道があり、要石道とある。こちらへ進んでみる。
しばらくいくと護国神社があった。このさらに奥へ進む。
要石だ。
昔々、地中の大なまずが騒ぐので、ここら辺りは地震が多かったそうな。。。で、香取神宮の神様と鹿島神宮の神様がそれぞれ石の棒でナマズの頭と尻尾を突き刺して、動けなくしたそうな。。。その石棒の先がこの要石なのだ!!(゚ロ゚屮)屮
これが・・・?
・・・・・・・
・・・ちっさ!
本ルートへ戻ってきた。
総門をくぐる。
楼門である。重要文化財だ。
楼門を抜けると、
拝殿がある。
それにしても、何か迫力が・・・
拝殿の裏に本殿があるが、重要文化財だった。
黒基調の社殿で渋い!まさに私好みの神社だ。正直、期待していなかっただけに、かなり嬉しい発見だった。
これで、だいたい見たな。。。戻ろう。。。
総門まで戻ると、奥宮に行ってない事に気付いた。うう、もう少し歩くか・・・
・・・これ?
なんか疲れが余計に出てきたような・・・
こうして、帰りもお土産屋さんの猛攻を物ともせず、自転車にまたがり、颯爽と漕ぎ出したのだった。
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