関東文化的探求の旅Ⅱ(その3:牛久大仏)
それにしても今日は寒い。昨日まで真夏日だったのに、気温が一挙に20度以下に下がった。恐るべし東京・・・
ともかく、電車をはるばる乗り継ぎ、本日は今回の旅のメインイベント?大仏界の若大将、牛久大仏を見に行く。この牛久大仏、珍寺派にはとっても有名な大仏である。勝手に行かなきゃ恥とさえ思っていたのだが、今回遂に大仏見学を決心した。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
牛久に着いた。寒い。。。何もない。バス停で時間を見ると、ずいぶん待つことになった。仕方ないので、牛久駅前のショッピングセンターにあった書店で暇つぶし・・・
書店で時間を潰すにも飽きたので、バス停へ。。。
うお~、突風と大雨が・・・
前途多難である。
やがて、バスが来たので、乗り込む。
雨の日のバス特有の湿った空気に悩まされ、30分ほど過ごすと、見えてきた。
でかい!
結構遠くにもかかわらず、でかく感じる。
いよいよ入場口である。
入場券を購入し、いざ・・・
牛久大仏の頭の1000分の1模型である。
左手の物体は螺髪?
右手の石碑にギネスに登録とある。そう!牛久大仏はブロンズ製人型建築物の世界一としてギネスに認定されているのだ。その高さは何と120m!!(゚ロ゚屮)屮
1993年にできたらしいが、とんでもなくでっかいものを造ったものだ。ちなみに、どこが造ったかといえば、東本願寺らしい。
大雨もあってか、やたらハイテンションで、大仏へ近付く。
おお!でか~い!
横超(おうちょう)の橋というらしい。”南無阿弥陀仏”と六歩で渡れと書いてある。見ると、橋には黒い点が打ってある。これを踏めと?
南・無・阿・弥・陀・仏っと
大仏の真下までやってきた。スケールでかいなあ。。。
大仏の中へ入れるが、入り口は大仏の背中側である。
どうやって入るのかしら?と思っていると、係りのご婦人がやってきた。
ご婦人:この雨の中、よくぞお参りに参られました。
私:ええ、そりゃ、牛久大仏を見るためならば、こんな雨どってことないのですよ。。。
。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚
石の扉が左右に開く。ご婦人がスイッチか何か押すと、開いた。
中に進むと、小部屋になっていた。エレベータかと思ったが、違った。
石の扉が閉まると、真っ暗になる。大仏の中を見学する前に、この空間でしばし、アナウンスの説明を聞くのだ。いやでもテンションが上がるというものだ。
やがて、小部屋の扉が開いた。
何だ?この小宇宙(コスモ)は?
ここからはご自由にご見学を。係りのご婦人に促され、先へ進む。
とんでもコスモゾーンの奥に階段があった。
2階は知恩報徳の世界らしい。ちなみにさっきから、ほんのり香っていたのだが、ここでその正体が分かった。蓮の香りだった。
知恩報徳の世界である。ちょっとしたギャラリーですな。
牛久大仏の右足親指の模型(実物大)である。でかいなあ。。。
おう!エレベータ待ってけろ!
エレベータで一挙に5階へ。
5階である。5階と言っても、大仏の胸の辺りで、80mくらいのところだ。
このように覗き窓がついている。
やっぱ高いなあ。。。今日は風が強いため、窓の周囲が壊れそうなほど、ガタガタいっている。怖っ!
真ん中は仏舎利だそうだ。
お釈迦さんの一生が描かれている。
そのうちの一枚、涅槃図。
中央の柱に何かある。
仏像が・・・。この柱、飾りやな!?
この柱を中心に螺旋階段がある。階段で4階に下りる。
4階にはお土産などが売っているだけであった。ここからエレベータで3階に下りる。3階といえど、20mくらいの高さのところなので、かなりの距離を降りることになった。
3階は蓮華蔵世界である。この大量の仏像は永代供養のために納められた仏像だ。
ぐるっと一周していた。なかなか壮観である。
念仏の間とな?
これは!昼寝瞑想にちょうど良さそうだ。本当の目的は、ここで一心不乱に念仏を唱えなさいということであろう。。。それにしても誰もいないなあ。。。ちょっとゴロンとしてみようか・・・?
・・・人の気配がしたので、やめた。
真ん中に鏡があった。
後は、特に見るものもなく、大仏見学を終えた。
牛久大仏がある霊園には、このように庭園や、
お花畑の他に、ふれあい動物園も併設されており、ちょっとしたアミューズメントパークになっている。きっと、牛久の家庭では、日曜日にこんな会話が聞かれるのだろう・・・
子供:パパ、どこか連れてってよー
父:よしよし、じゃあ牛久大仏に行こう!
子供:ヤッターヽ(´▽`)/
さて、東京に戻ろうかね。。。
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