京都迷宮入りⅧ(その3:十輪寺(なりひら寺))
善峰寺からバスで向町まで戻ろうかと思っていると、JINが「少し歩こう!」と言い出した。
歩きましょう!
しばらく山道を下っていくと、十輪寺という寺があった。何でも在原業平ゆかりの寺らしい。興味がでたので、参拝することになった。
拝観料を払おうと、受付に行くと無人であった。見ると呼び鈴がある。押した。
タイの僧侶のような袈裟を着た和尚がやってきた。
ちょいと意表を突かれた登場だ。袈裟の下にはTシャツを合わせて、ファッションにも気をかけているようだ。
何でもまずは本尊にお参りして、和尚の簡単な講義を聞かなければならないらしい。和尚に連れられ、本堂へ。。。
ここ十輪寺は天台宗のお寺で、山号は小塩山である。本尊は地蔵菩薩である。そして、在原業平が隠れ住んだという伝承があるお寺なのである。
和尚の説明を聞くと、自由に見学しなさいと言われた。ええ、見学しますとも、じっくりと・・・!
この渡り廊下の向こうは、
このように庭園になっている。
特と見よ!この絶妙なバランスを!
本堂の裏手には、在原業平の墓がある。
?どうもおかしい?
先っちょがとれて、手前に落ちていた。
さらに奥に進むと、塩釜の跡があった。
在原業平が塩焼きを楽しんだという。。。これで塩を作るんでしょうな。
このお寺では在原業平は恋愛成就の神様として扱っているそうで、さぞ私にご利益があることだろう。
・・・言ってて、虚しいな。。。
何か恋愛的にありそうな予感を覚えつつ(伏線ではなく、単なる予感だけ)、十輪寺を後にした。
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