京都迷宮入りⅧ(その2:善峰寺)
向日町って読めるだろうか?
正解は「むこうまち」
今回のメイン、善峰寺はこのちょっと変わった名前の駅前からスタートである。
JRは向日町、阪急は東向日という駅が並んでいる。この駅前からバスに乗る。
30分ほどバスに揺られ、ずいぶん山に来たなあ・・・と思っていると、着いた。バスは終点である。
それにしても今日は糞暑い。水分補給が欠かせない。山の中とは思えない暑さだ。
途中には、座禅石なるものが。。。座禅しずらそうである。
何気に長い道のりだ。
ようやく東門が見えてきた。ここからもう踏ん張り上ると、
山門である。
なかなか立派な山門だ。
仁王さんも勇ましい。
おう!また階段か・・・
階段を上ると、本堂の観音堂である。
ここ善峰寺は、山号を西山といい、天台宗系の単立宗派、善峰観音宗のお寺で、西国三十三箇所の札所でもある。創建は11世紀のようだが、応仁の乱で焼失し、江戸時代になってから桂昌院(徳川綱吉の母)によって再興された。
桜や紅葉の名所であり、こんな糞暑い中、参拝する人も珍しいかと思いきや、結構いた。
本堂の横にはお地蔵さん。
また、階段があったので、上る。
護摩堂である。
睨んでいらっしゃる。
遊龍の松なるものがあった。天然記念物らしい。
この見事に横に広がった枝、全て一本の松である。
遊龍の松の前には、多宝塔と、
経堂と、
開山堂がある。
さらに奥に進むと、
幸福地蔵がある。
「しやわせ」である。
十三仏堂である。
この門の奥は、
桂昌院廟である。
釈迦堂である。
千本鳥居?この奥には白山権現がある。
高台から先ほどのしやわせ地蔵のお堂が見えた。軽く、舞台造りなところがいかす。
けいしょう殿なるものがあった。
桂昌院?犬公方のおかんだけあって、密かに犬がじゃれている。
けいしょう殿からの見晴らしは最高である。
はるばる、奥の院の薬師堂までやってきた。
薄濁った池があって、
一番奥には、青蓮院の宮御廟があった。出家した親王の墓である。かつて青蓮院から、この寺に数人移籍してきたようだ。
ここからは降りていくだけである。
青蓮の滝だそうだ。滝と言うには、少ししょぼい。
阿弥陀堂である。これで、おおよそ境内を一回りしたことになる。
かなり広い境内で、アップダウンが激しい。おまけに糞暑いため、とてつもなく喉が渇く。バスを降りたところで、500mlの水を購入したが、参拝終了と同時に全て飲み干してしまった。
善峰寺の散策を終えた。
« 京都迷宮入りⅧ(その1:長岡天満宮) | トップページ | 京都迷宮入りⅧ(その3:十輪寺(なりひら寺)) »
「京都府」カテゴリの記事
- 京都迷宮入りⅩ(その6:寂光院)(2012.03.26)
- 京都迷宮入りⅩ(その5:宝泉院)(2012.03.25)
- 京都迷宮入りⅩ(その4:勝林院)(2012.03.23)
- 京都迷宮入りⅩ(その3:三千院)(2012.03.22)
- 京都迷宮入りⅩ(その2:本能寺)(2012.03.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント