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    飯は不味いが、とにかくお洒落な街と大英博物館、ストーンヘンジ、カンタベリー最高!
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    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

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2010年12月

2010年12月27日 (月)

関東文化的探求の旅Ⅱ(その4:我孫子のとんでもないそばと湯島天神)

東京の戻る前に、千葉県の我孫子に途中下車した。

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かつてこのあたりに住んでいたらしい、うっちょが以前こんなことを言っていた。

うっちょ:我孫子でから揚げそば(2個いり)を食ってください。えらいことになってますから。オレが住んでた頃はあんなのなかったのになあ。。。

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問題のそばをだす店は、駅ホームにある立ち食いそば屋である。

さっそく食券を購入した。1個入りと2個入りがあるが、うっちょのお薦めは2個入りなので、そっちを頼んでみた。

来た!

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本当にえらいことになっていた。とりあえず、汁を飲んでみる。

・・・から揚げが邪魔で汁が飲めない。

仕方ないな。そばを食ってみるか。。。

・・・から揚げが邪魔でそばがとれない。

ええい!何て邪魔なから揚げだ!

から揚げから食うか・・・

・・・まあまあ、いけるやん!

・・・・・・・・・・・・そばはまだ?

から揚げを食う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そばはまだ?

そばが全然食えへんやん!

から揚げを1個食ったところで、ようやくそばが食えた。

そばはまあ、予想通りというかなんというか・・・

そもそも立ち食いそばやしね。でも、小倉駅のかしわそばは結構美味いなあ。。。

そばはおいておいて、そろそろそばの汁を大量に吸って、すっかりふやけた2個目を食う。少々、きついが何とか完食!何?この達成感?そして、もう二度と食うもんか!と心に誓う。

重たい胃袋を引っさげて、東京へ。。。

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

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湯島天神にやってきた。

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すっかり雨だ。ただでさえ、肌寒いのに、長袖を用意していなかった半袖Tシャツ1枚の私にはこたえる。それはそうと、これ正門じゃないところから入ったな。。。

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湯島天神は正式には湯島天満宮という。菅原道真を祀っているので、学問の神様として受験生に大人気だ。このあたりは他の天神さんと同様だ。この神社、江戸時代には富籤が盛んだったそうだ。江戸の三富の一つらしい(あとは天王寺と目黒不動)。

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こっちが正門みたいやね。

2010年12月22日 (水)

関東文化的探求の旅Ⅱ(その3:牛久大仏)

平成22年9月23日。二日目開幕である。

それにしても今日は寒い。昨日まで真夏日だったのに、気温が一挙に20度以下に下がった。恐るべし東京・・・

ともかく、電車をはるばる乗り継ぎ、本日は今回の旅のメインイベント?大仏界の若大将、牛久大仏を見に行く。この牛久大仏、珍寺派にはとっても有名な大仏である。勝手に行かなきゃ恥とさえ思っていたのだが、今回遂に大仏見学を決心した。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

牛久に着いた。寒い。。。何もない。バス停で時間を見ると、ずいぶん待つことになった。仕方ないので、牛久駅前のショッピングセンターにあった書店で暇つぶし・・・

書店で時間を潰すにも飽きたので、バス停へ。。。

うお~、突風と大雨が・・・

前途多難である。

やがて、バスが来たので、乗り込む。

雨の日のバス特有の湿った空気に悩まされ、30分ほど過ごすと、見えてきた。

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でかい!

結構遠くにもかかわらず、でかく感じる。

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いよいよ入場口である。

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入場券を購入し、いざ・・・

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牛久大仏の頭の1000分の1模型である。

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左手の物体は螺髪?

右手の石碑にギネスに登録とある。そう!牛久大仏はブロンズ製人型建築物の世界一としてギネスに認定されているのだ。その高さは何と120m!!(゚ロ゚屮)屮

1993年にできたらしいが、とんでもなくでっかいものを造ったものだ。ちなみに、どこが造ったかといえば、東本願寺らしい。

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大雨もあってか、やたらハイテンションで、大仏へ近付く。

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おお!でか~い!

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横超(おうちょう)の橋というらしい。”南無阿弥陀仏”と六歩で渡れと書いてある。見ると、橋には黒い点が打ってある。これを踏めと?

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南・無・阿・弥・陀・仏っと

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大仏の真下までやってきた。スケールでかいなあ。。。

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大仏の中へ入れるが、入り口は大仏の背中側である。

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どうやって入るのかしら?と思っていると、係りのご婦人がやってきた。

ご婦人:この雨の中、よくぞお参りに参られました。

私:ええ、そりゃ、牛久大仏を見るためならば、こんな雨どってことないのですよ。。。

。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚

石の扉が左右に開く。ご婦人がスイッチか何か押すと、開いた。

中に進むと、小部屋になっていた。エレベータかと思ったが、違った。

石の扉が閉まると、真っ暗になる。大仏の中を見学する前に、この空間でしばし、アナウンスの説明を聞くのだ。いやでもテンションが上がるというものだ。

やがて、小部屋の扉が開いた。

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何だ?この小宇宙(コスモ)は?

ここからはご自由にご見学を。係りのご婦人に促され、先へ進む。

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とんでもコスモゾーンの奥に階段があった。

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2階は知恩報徳の世界らしい。ちなみにさっきから、ほんのり香っていたのだが、ここでその正体が分かった。蓮の香りだった。

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知恩報徳の世界である。ちょっとしたギャラリーですな。

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牛久大仏の右足親指の模型(実物大)である。でかいなあ。。。

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おう!エレベータ待ってけろ!

エレベータで一挙に5階へ。

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5階である。5階と言っても、大仏の胸の辺りで、80mくらいのところだ。

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このように覗き窓がついている。

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やっぱ高いなあ。。。今日は風が強いため、窓の周囲が壊れそうなほど、ガタガタいっている。怖っ!

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真ん中は仏舎利だそうだ。

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お釈迦さんの一生が描かれている。

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そのうちの一枚、涅槃図。

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中央の柱に何かある。

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仏像が・・・。この柱、飾りやな!?

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この柱を中心に螺旋階段がある。階段で4階に下りる。

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4階にはお土産などが売っているだけであった。ここからエレベータで3階に下りる。3階といえど、20mくらいの高さのところなので、かなりの距離を降りることになった。

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3階は蓮華蔵世界である。この大量の仏像は永代供養のために納められた仏像だ。

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ぐるっと一周していた。なかなか壮観である。

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念仏の間とな?

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これは!昼寝瞑想にちょうど良さそうだ。本当の目的は、ここで一心不乱に念仏を唱えなさいということであろう。。。それにしても誰もいないなあ。。。ちょっとゴロンとしてみようか・・・?

・・・人の気配がしたので、やめた。

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真ん中に鏡があった。

後は、特に見るものもなく、大仏見学を終えた。

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牛久大仏がある霊園には、このように庭園や、

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お花畑の他に、ふれあい動物園も併設されており、ちょっとしたアミューズメントパークになっている。きっと、牛久の家庭では、日曜日にこんな会話が聞かれるのだろう・・・

子供:パパ、どこか連れてってよー

父:よしよし、じゃあ牛久大仏に行こう!

子供:ヤッターヽ(´▽`)/

さて、東京に戻ろうかね。。。

2010年12月19日 (日)

関東文化的探求の旅Ⅱ(その2:東京タワー)

今回の旅では浅草のビジネスホテルを宿とした。チェックインののち、つくばエクスプレスで某電気街まで出て、散策したら、夜になった。夕食でも食いに行くか・・・

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グリル満点星という洋食屋さんにやってきた。

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美味い!調子に乗って、ビール(小ビン)を飲んだら、案の定、酔っ払った。

ところで、関西人は小ビンを”しょうびん”というが、こっちの人は”こびん”というらしい。以前、TVで見ていて知識があったが、今回、

私:ビアのしょうびんを・・・

と注文すると、

ウェイターさん:こびんですね。。。

と言いなおされて、少々びっくらこいた。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ところで、東京には何回も来ているが、恥ずかしながら、実は私は東京タワーに行ったことがない。そもそも遠くからでも見たことがない。芝公園のエリアには全く近付いたことがないからだ。レストランが比較的に近かったので、思いつきながら、行ってみることにした。

地図上では近かったが、歩くと結構あるなあ。。。

やばっ!酒酔いでご機嫌や!鼻歌を大声で歌っていたら、通行人に変な目で見られた。

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おお!これが東京タワーか・・・

微妙に入り口が分からず、妙なところから入ってしまった。ともかくチケットを購入し、いざ上に上る。

エレベータをおりると、

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おお!きれいね。。。

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なんかシティハンターを思い出してしまった。。。

東京タワーは、昭和33年に完成した電波塔である。完成当時は日本一だったが、その後、南鳥島にでっかい塔が立ったりしたので、順位を降下したが、他の塔がぶっつぶれたので、1998年から再び、日本一になった。だがしかし!2010年に建設中の東京スカイツリーが抜いたため、またまた日本二位になっている。

自分が生まれる前から立っているけれど、きっちり改修が行き届いているのか、結構きれいで、雰囲気がいい。いままで、来なかったのは、単純に損していたなあ。。。と反省・・・

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おや?観覧車?

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手元を見ると、このようなパネルがあって、どのビルが何のビルと説明がされている。へぇ。。。

しばし、散策していると、

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神社?

タワー大神宮というらしい。こんなところに作らんでも・・・

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ふと下を見ると、ガラス張りになっていた。おお下が見える。

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乗ってみた。意外としっかりしていた。もっと薄氷を踏む感じかと思ったのだが・・・

しかも暗くてよく見えないから、恐怖感ないなあ。。。

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新垣氏だ・・・

思わず撮っちまったぜい。

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展望台の中には喫茶店もある。

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なんかステージがあるぞ?ステージの上に何か置いてるな!?

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何これ?

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さあて、降りましょうかね。

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色が七色に変わるエレベータの天上を眺めながら、東京タワーの見学を終えた。

こうして、一日目が終わった。

2010年12月17日 (金)

関東文化的探求の旅Ⅱ(その1:川崎大師)

平成22年9月22日~25日に休みが取れた。昨年に引き続き、関東を旅することにした。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

平成22年9月22日。福岡空港へ向かうため、西鉄電車に乗る。柳川駅に着いた。

どうも様子がおかしい?

げっ電車が遅れてやがる

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

で、結局、飛行機に乗り遅れた。西鉄め・・・

一本後の飛行機に無事乗ることができ、なんとか羽田に着いた。予定より遅れたが、まあしゃーないやん!

今回の第一目的地は、神奈川は川崎の川崎大師である。

電車を乗り継ぎ、京急川崎大師駅に着いた。

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9月も終わりに近づいたにもかかわらず、なかなか暑い一日だ。

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早速、川崎大師へ向かう。

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そこそこ歩いて、やっと入り口の表示が出た。

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仲見世はお土産屋さんが並んでいる。今日は平日なので閑散としているが・・・

おばちゃんが咳止め飴を薦めてきた。美味しければ買おうかな?

・・・私の好みではなかった。。。

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大山門である。昭和52年に建てたそうだ。

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これらは東寺の四天王像を模造したものだそうだ。

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大山門をくぐる。

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大本堂である。どうでもいいが、”大”好きやな・・・

川崎大師は当然通称である。本当の名前は金剛山金乗院平間寺という。真言宗智山派の大本山である。第11代将軍徳川家斉が厄除けに訪れたことから、厄除けのお寺として有名なったそうで、今では初詣の参拝者数ランキングでも上位にある。

私がこのお寺を訪れたかったのは、その有名さとともに、某ゲームでモデルとして登場したからだが、まあどうでもいいな。。。

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本堂でお参りを済ませ、もう少し境内を散策する。

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これは何かな?と見ていると、中にいた若いお坊さんに、お参りするよう呼ばれた。

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おお!大蔵経だあありがたや、ありがたや

ということで、この建物は経蔵であった。

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舞・・・

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旧本堂の礎石・・・

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立派な五重塔である。形が八角形である。

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不動堂・・・

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中書院・・・

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こちらの門は、不動門である。大山門ができるまで、こちらが山門だったらしい。

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つるの池・・・

回る所はこんなところかな?と思いつつ、何やら直感が働いた私は、もう少し丹念に散策をすることにした。

そして、見つけた。

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なんじゃこりゃ?

これは薬師殿というらしい。旧自動車交通安全祈祷殿だそうで、昭和45年にこんなあられもない姿になったらしい。。。川崎の街に、違和感ありまくりのインド風寺院・・・

まさか、全国有数の初詣のメッカにこんな怪しいところがあったとは・・・

2010年12月12日 (日)

京都迷宮入りⅧ(その4:松尾大社)

それにしても今日は暑い。。。

歩いていて、ふらふらする。軽く熱中症だ。

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そういう時は、ミルク金時に限る。コンデンスミルク大好き!

JINのお薦めの店で食ったが、とてつもなく人で溢れ返っていた。人気店なせいもあるが、やはりこの暑さに原因があるのだろう・・・。

。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚

まだ、時間があるので、松尾大社に行ってみた。

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松尾大社と言えば、酒造りの神様として有名だ。

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松尾大社は式内社にして、二十二社、さらに官幣大社とずいぶん格式の高い神社だ。ご祭神は、大山咋神と中津島姫命である。大山咋神は比叡山にいらっしゃるという古事記の記述から、後に比叡山に延暦寺ができてから、延暦寺の守護神となった。大山咋神を祀った神社で他に有名なのは日吉大社なんかがある。一方の中津島姫命は、宗像三女神の一柱、市杵島姫命の別称である説もある。市杵島姫命といえば、厳島神社が有名だ。

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境内はなかなか広い。

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さすが酒造りの神様である。酒樽がいっぱいだ。

ところで、何故酒造りの神かと言うと、この松尾大社の創建に貢献し、その後、代々神職を務めた秦氏は渡来人の子孫なのであるが、日本に酒造りを伝えたとされるからだそうだ。

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ちょっと気になるがスルーした。

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相生の松だ。なんかそこらじゅうに蔓延ってないか?あそことかあそことか・・・

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拝殿の右隣に裏側に抜ける道がある。

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湧き水だ。

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亀の井という。この水を作り水に混ぜて、酒を造るといいらしい。そのまま飲んでも長寿のご利益があるらしいので、飲んでみた。この手のありがたい水を飲むのは何回目かいな?

、・・・

とても喉が渇いていたので、美味かった。普段ならば、よくわからんだろうが・・・

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奥には滝がある。

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霊亀の滝である。なかなかいい雰囲気じゃないですか!?

こうして、松尾大社の参拝を終え、今回の京都シリーズを終えた。

2010年12月10日 (金)

京都迷宮入りⅧ(その3:十輪寺(なりひら寺))

善峰寺からバスで向町まで戻ろうかと思っていると、JINが「少し歩こう!」と言い出した。

歩きましょう!

しばらく山道を下っていくと、十輪寺という寺があった。何でも在原業平ゆかりの寺らしい。興味がでたので、参拝することになった。

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拝観料を払おうと、受付に行くと無人であった。見ると呼び鈴がある。押した。

タイの僧侶のような袈裟を着た和尚がやってきた。

ちょいと意表を突かれた登場だ。袈裟の下にはTシャツを合わせて、ファッションにも気をかけているようだ。

何でもまずは本尊にお参りして、和尚の簡単な講義を聞かなければならないらしい。和尚に連れられ、本堂へ。。。

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ここ十輪寺は天台宗のお寺で、山号は小塩山である。本尊は地蔵菩薩である。そして、在原業平が隠れ住んだという伝承があるお寺なのである。

和尚の説明を聞くと、自由に見学しなさいと言われた。ええ、見学しますとも、じっくりと・・・!

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この渡り廊下の向こうは、

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このように庭園になっている。

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特と見よ!この絶妙なバランスを!

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本堂の裏手には、在原業平の墓がある。

?どうもおかしい?

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先っちょがとれて、手前に落ちていた。

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さらに奥に進むと、塩釜の跡があった。

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在原業平が塩焼きを楽しんだという。。。これで塩を作るんでしょうな。

このお寺では在原業平は恋愛成就の神様として扱っているそうで、さぞ私にご利益があることだろう。

・・・言ってて、虚しいな。。。

何か恋愛的にありそうな予感を覚えつつ(伏線ではなく、単なる予感だけ)、十輪寺を後にした。

2010年12月 7日 (火)

京都迷宮入りⅧ(その2:善峰寺)

向日町って読めるだろうか?

正解は「むこうまち」

今回のメイン、善峰寺はこのちょっと変わった名前の駅前からスタートである。

JRは向日町、阪急は東向日という駅が並んでいる。この駅前からバスに乗る。

30分ほどバスに揺られ、ずいぶん山に来たなあ・・・と思っていると、着いた。バスは終点である。

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それにしても今日は糞暑い。水分補給が欠かせない。山の中とは思えない暑さだ。

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途中には、座禅石なるものが。。。座禅しずらそうである。

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何気に長い道のりだ。

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ようやく東門が見えてきた。ここからもう踏ん張り上ると、

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山門である。

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なかなか立派な山門だ。

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仁王さんも勇ましい。

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おう!また階段か・・・

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階段を上ると、本堂の観音堂である。

ここ善峰寺は、山号を西山といい、天台宗系の単立宗派、善峰観音宗のお寺で、西国三十三箇所の札所でもある。創建は11世紀のようだが、応仁の乱で焼失し、江戸時代になってから桂昌院(徳川綱吉の母)によって再興された。

桜や紅葉の名所であり、こんな糞暑い中、参拝する人も珍しいかと思いきや、結構いた。

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本堂の横にはお地蔵さん。

また、階段があったので、上る。

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護摩堂である。

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睨んでいらっしゃる。

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遊龍の松なるものがあった。天然記念物らしい。

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この見事に横に広がった枝、全て一本の松である。

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遊龍の松の前には、多宝塔と、

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経堂と、

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開山堂がある。

さらに奥に進むと、

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幸福地蔵がある。

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しやわせ」である。

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十三仏堂である。

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この門の奥は、

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桂昌院廟である。

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釈迦堂である。

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千本鳥居?この奥には白山権現がある。

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高台から先ほどのしやわせ地蔵のお堂が見えた。軽く、舞台造りなところがいかす。

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けいしょう殿なるものがあった。

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桂昌院?犬公方のおかんだけあって、密かに犬がじゃれている。

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けいしょう殿からの見晴らしは最高である。

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はるばる、奥の院の薬師堂までやってきた。

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薄濁った池があって、

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一番奥には、青蓮院の宮御廟があった。出家した親王の墓である。かつて青蓮院から、この寺に数人移籍してきたようだ。

ここからは降りていくだけである。

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青蓮の滝だそうだ。滝と言うには、少ししょぼい。

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阿弥陀堂である。これで、おおよそ境内を一回りしたことになる。

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かなり広い境内で、アップダウンが激しい。おまけに糞暑いため、とてつもなく喉が渇く。バスを降りたところで、500mlの水を購入したが、参拝終了と同時に全て飲み干してしまった。

善峰寺の散策を終えた。

2010年12月 5日 (日)

京都迷宮入りⅧ(その1:長岡天満宮)

平成22年8月16日。

数日前・・・

JIN:大原野でも行かへん?

私:行きましょう

そんな会話がされた。

・・・ということで、京都は大原野に行くことになった。目的は善峰寺であるが、その前に、大原野とは違うが、長岡天満宮に行った。

阪急長岡天神駅から徒歩ですぐである。

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このでっかい池は八条ヶ池である。糞暑い日であったが、さすが水辺は涼しかった。

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あれは何だ?川床ならぬ池床?

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この並木はキリシマツツジである。4月の終わりごろに真っ赤な花を咲かせて、美しいらしい。その時期になると、この通路が開放されるようだが、今は閉鎖中である。

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わき道を歩く。

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この奥は紅葉庭園だそうだ。当然今の時期に行っても仕方ないので、先へ進む。

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いよいよ拝殿が見えてきた。

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長岡天満宮である。ご祭神は菅原道真で、道真が大宰府に左遷されたとき、この地に立ち寄ったのが、由緒らしい。この社殿は、昭和16年に平安神宮の社殿をもらったものである。

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作法はしっかりせなあかんわな・・・。昭和40年代のアニメキャラっぽい服装やな。。。

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天神さんといえば、牛!

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末社も充実している。

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最後に八条ヶ池を少し散策する。

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蓮の花がちょうど咲いていた。美しいねぇ。。。バシバシ写真撮ってるJINにつられて撮っちまった。

2010年12月 2日 (木)

姫島プチ探検

2010年6月某日。大分県の姫島に出張に行った。渡船の待ち時間等に少し観光をしたので、ここに記載する。大分県の姫島は、国東半島の沖にある島である。

早朝に職務を遂行した私は、取引先の社長にアサギマダラの情報を聞き、見に行くことにした。アサギマダラは台湾から日本を旅する蝶である。渡り鳥ならぬ渡り蝶だ。ここ姫島は、移動中のアサギマダラが休息する島なのである。

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ひらひらと蝶が舞っている。

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ここは結構固まっているな。

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かなり美しい蝶だ。生きもの地球紀行の1シーンを見ているようで、ちょいした感動ものである。

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いったん宿に戻り、朝食をしっかりいただく。美味かった。

宿をでて、渡船に乗らなければならないが、次の出港までしばし時間がある。この姫島には、観光のためか七不思議と銘打って、見所が宣伝されている。そのうち、千人堂に行ってみようかと考えた。地図を見ると少し離れている。宿のおかみに、「千人堂までは遠いんですか?」と聞くと、ちょっと距離があるとのことだ。行こうかどうしようか悩んでいると、おかみが宿の自転車を貸してくれた。ありがたい。

ではチャリに乗って、Let's go!

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途中で、七不思議のひとつ、浮洲なる看板を見つけた。

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あれか・・・?真ん中のあたりに密かに鳥居がある。漁業の神様を祀っているそうだ。そして、不思議なことに、この鳥居はどんな高潮でも潮に浸からないそうな・・・

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自転車の漕ぎすぎで、そろそろ足に乳酸が溜まってきたなと自覚症状がでたところで、いよいよ千人堂への入り口が見えてきた。

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ここからは自転車を置いて、徒歩で行かなければならない。ちょっとした丘なので、少し気分が滅入る。

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おお!足の乳酸が・・・

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道中には、このように至る所に祠が立っており、参拝客を楽しませてくれる。番号が振ってあるが、八十八箇所か?

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この崖の向こうが千人堂か・・・?

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道が狭くなった。

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道中の仏様が気分を盛り上げてくれる。

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ここは馬関戦争の舞台らしい。馬関戦争とは、幕末の長州と列強四カ国(英米仏蘭)との間の戦争であるが、

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姫島の沖で連合艦隊が集結したようだ。

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やっとこさ、千人堂にやってきた。

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千人堂は観音崎の崖にあるお堂で馬頭観音を祀っている。なんでも、昔、借金取りに追われた島民千人を匿ったという伝説がある、ありがたいお堂なのである。

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お堂の崖を構成する岩は黒曜石である。まとまった黒曜石層が露出している地形は珍しいらしく、国の天然記念物になっている。

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そんなことより、お参りや!

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こちらが馬頭観音か?

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千人堂で至福のときを過ごした後、宿に戻り、チャリを返した。無事、渡船に乗れたところで、今回のプチ探検を終える。

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