香港澳門脂肪遊戯(その7:港務局、リラウ広場、鄭家屋敷)
媽閣廟の北西に続く道沿いに世界遺産の一つ港務局がある。この道、媽閣街というが、少し分かりにくい。河辺新街というでっかい道路がなまじあるもんで、間違って、そっちに行ってしまった。おまけに別の港務局まであるし、気付くのが少し遅れて、ずいぶん歩いてしまった。仕切り直しで、媽閣街を歩いていると、すぐに港務局が見えてきた。
黄色い建物が港務局である。
なかなかでかい。
1874年に建てられた建物で、もともとはムーア人警官の宿舎だったようだ。その後、建物の用途が何度か変わり、今の港務局になっている。世界遺産である。
しばし歩く。
リラウ広場である。この何の変哲もない小さな広場も世界遺産である。世界遺産の乱発としか言いようがない。このあたりはポルトガル人が最初に住んだ地域だそうだ。この広場には、かつて湧き水があり、貴重な水源だったらしい。その井戸の水を飲むと、マカオから離れられなくなるという言い伝えがあったそうだ。湧き水がでていた井戸であるが、別名「おばあさんの井戸」というらしい。かつて、井戸の傍らには絶えず婆がいたかららしい。
ばばあの井戸はないかな?
これ?
ばばあ?
リラウ広場のすぐ近くに鄭家屋敷がある。これも世界遺産である。無料なので、入ってみた。
なかなかの豪邸だ。ふと木を見ると、
登るなってか!?
鄭家屋敷は1881年ごろに建てられた官僚鄭氏の建物である。当時は清朝の末期である。1894年が日清戦争であるから、列強のいい食い物にされていた頃だ。そんな国難の時代でも清朝の官僚は、こんな豪邸を建てられるほど、高給取りだったということか・・・?むしろそんなんだから、国が崩壊したのかなあ?
ここから建物内部に入れる。
いきなり二階へあがる。
1階へ降りる。
なんだこの空間は?
おお!吹き抜けや!天井がないので、雨が降ったらびちゃびちゃになる。そういやさっき排水溝あったな。。。
これで、鄭家屋敷の見学を終えた。さあ、次に行こう!
その前にトイレのパルファムを・・・
鄭家屋敷にあったトイレはかなりきれいだった。
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