香港澳門脂肪遊戯(その19:バード・ガーデン、飯)
黄大仙から太子まで移動する。ここからバード・ガーデンという市場?に行く。太子駅からちょいと歩くだけかと思いきや、相当歩かされた。
道中には花や観葉植物の店ばかりが集う一角がある。
見事に育っている。こんなでかい観葉植物を置くスペースがあるのは豪邸だけだ。モンテスラ?
こちらはお花メインだ。
かなり歩いたせいか、少し疲れ気味になったところで、いよいよバード・ガーデンである。
このバード・ガーデンには鳥屋さんが集まって出店しており、ついで、鳥自慢のおじさんたちも鳥篭片手に、仲間に自分の鳥を自慢するという、不思議空間である。
さすが、バード・ガーデンである。見渡す限り鳥篭だらけである。鳥のさえずりもあちらこちらにあるし、鳥か餌か知らんがほんのり臭い。
野生なのか脱走兵なのか、周囲の木々も鳥だらけだった。それにしても怪しい空間である。何故そこまで鳥に執念を燃やすのか?香港では鳥を飼うのは、紳士の嗜みなのか?不思議であった。さて、そろそろ帰りの心配をしなければ・・・。ということで、観光はここまでにして、お土産探しと昼飯に行く。
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尖沙咀で地下鉄を降り、糖朝という店で昼食にする。
ここは、前回香港を訪れたとき、お粥を食べて、大層美味かった記憶がある店である。
中に入ると、二階へ通された。あれ?前来たとき、二階なんてあったかしら?まだ、昼前というのに、かなり客が入っている。この店、こんな広かったんか・・・?
お粥は朝に食ったばかりなので、麺と豆腐花というデザートを注文した。注文はテーブルに置いてある、注文表に記入し、店員さんに渡す。
・・・なかなか来ない。
相当待たされて、そろそろ焦ってきた頃にやってきた。どんだけ繁盛しとるねん。
ワンタンメンを頼んだ。美味いといえば、美味いが、少し物足りなさを感じた。やはりここはお粥か!?連続でもお粥を頼むべきだった。
豆腐花である。そのまま豆腐であるが、ほんのり甘い。豆腐好きな私には絶品であったが、他の三名は微妙そうな顔である。自分がかなり美味いと思ったものを否定されるのはつらいものがあるので、あえて美味いかどうか聞かなかったが、そこんとこどうなのだろう?
こうして、昼食を終えたが、思わぬところで時間を食ってしまった。おかげでお土産タイムが少なくなってしまったが、なんとかお茶は買えたので、よしとしよう。
こうして、香港マカオの旅を終えた。
帰りの飛行機では、隣の球児が水をこぼした。しかもまた私にかかった。
拭くためにタオルを借りようと、客室乗務員のお姉さんに、
「すいません。こぼしたんでタオル下さい。」
と日本語で言った。
お姉さんは日本人ではなかったので、意味が分からず苦笑いだった。
結局、なんとなくの雰囲気でお姉さんが察して、ペーパータオルがきた。日本語で言うなよなあ。。。
最後の最後でしぶとくセンター前に弾き飛ばした球児であった。
おしまい。
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