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2010年10月14日 (木)

呼子探訪(その3:名護屋城跡)

呼子から移動し、鎮西町にある名護屋城跡にやってきた。

駐車場を降りると、しばらくダラダラ坂を上る。

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途中、井戸跡があった。

しばらくいくと、入り口が見えてきた。

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なかなかスケールが大きそうだ。

名護屋城はもちろん、愛知にある、名古屋城ではない。この城は、朝鮮出兵に際し、豊臣秀吉が建てさせた前線基地である。普請奉行には城造りの名人、加藤清正等がなっている。百パー戦用の城にもかかわらず、金箔を貼った瓦が発見されているらしく、秀吉らしいといえる。つまり、戦国マニア必見の城跡である。

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早速散策開始である。

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立派な石垣だ。

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見晴らしの良い場所に出た。

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この地図によると、誰それの陣がどこにあったと書いてある。JINと二人、テンション上がりまくりである。徳川家康やら本多忠勝やら真田昌幸やら、そうそうたるメンバーである。

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しばらく歩くと、すっかり林である。

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三の丸の井戸跡らしい。

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この林、どうやら三の丸跡らしい。完全に風化している。さて、この名護屋城であるが、朝鮮出兵後、その役目を終えたため、徐々に解体されていった。最終的には、島原の乱以降、幕府によって完全に破壊される。乱の拠点になることを恐れたほか、外交上の問題もあったようだ。明や朝鮮に攻めませんよというアピールのためである。

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こういうふうにところどころ、全盛期の面影を残す石垣がある。

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いよいよ本丸である。

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ここに天守閣があったようだ。

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例によって、地図と風景を見比べ、武将たちの陣を思い浮かべる。

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おお、呼子大橋が見える。それにしても相当たるメンバーが出兵している。島津義弘とか上杉景勝とか、個人的には古田織部陣跡がテンションあがった。

しかしながら、かなりスケールのでかい城である。しかも、装飾には手を抜かなかったようなので、全盛期のものが現存していれば、どんなけすごい城だったのだろう。当然、世界遺産になっていただろうと思う。惜しい!私にとって、タイムマシーンがあったら見てみたい城は、1位安土城、2位石山御坊、3位大阪城(秀吉ヴァージョン)であるが、名護屋城は、今回の視察で四位が決定した。

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