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伝説の旅ベスト5

  • 第五位:第一次九州遠征(2号線の旅)
    1999年3月に国道2号線を使って、神戸から北九州まで旅をした伝説。帰りはフェリーで松山に上陸し、四国を横断して帰ってきた。
  • 第四位:ハワイのんびり旅行
    2005年12月。ホノルルマラソンに出走。人生を変えた旅。
  • 第三位:英国旅行
    飯は不味いが、とにかくお洒落な街と大英博物館、ストーンヘンジ、カンタベリー最高!
  • 第二位:中欧旅行
    ベルリン、プラハ、ブタペスト、ウィーン、ヴェネチア、アムステルダムと6カ国の都市を主に列車で巡った。飯が美味かった。
  • 第一位:北部インドの旅
    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

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2010年10月

2010年10月29日 (金)

香港澳門脂肪遊戯(その1:導入)

平成22年10月1日から3日まで、恒例?うっちょと行く海外研修に行ってきた。今回は香港とマカオに行く。旅の同行者は、うっちょと昨年に続き球児、そして新たな旅仲間ツッチーである。このツッチーという男、とてつもなく傑作な人物である。彼の面白さは公共の場では決して言えない。上品な言動とは裏腹にとんでもないことを連発する男である。しかし、内容があまりに過激?なため、とても当ブログには書けない仕様となっている。そんな彼ではあるが、カナダに留学経験あり、しかもサンフランシスコで働いていたこともあるということで、英語がぺらぺらソースなのである。今回の旅では大いに助けていただいた。よって、ブログ内だけを見ると、とてつもなくかっこいいところしか登場させられない。まあ、そんなこんなで始まりである。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

平成22年10月1日朝。前日はうっちょ宅に泊まった。実は今回の前に関東へ行ってきたのだが、西鉄が遅れたせいで飛行機に乗り遅れるという大惨事があった。これにびびった私は西鉄信用できずと、いざ電車が遅れてもつぶしのきくうっちょ宅に泊まったのだ。

ともかく、私とうっちょが朝マックを食い散らかし、空港までやってくると、既にツッチーと球児がいた。優秀、優秀!

福岡空港は毎年行っていることだが、国際線の店舗が貧弱である。出国審査を済ませば、立ち飲みのコーヒー屋しかない有様だ。かといって、外にいても、これまた何もないので、出国を済ますことにした。まずは、今回お世話になるキャセイさんのカウンターで荷物を預ける。ついで、手荷物検査を行った。毎年、ベルトが引っかかるうっちょだが、今回は引っかからなかった。しかしながら、球児が引っかかった。何してんだか・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ

出国スタンプを押してもらい、出発を待つ。

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相変わらず、何もないなあ・・・。福岡空港から海外に行くのは初めてという、ツッチーも少しばかり驚いていた。

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やがて、搭乗時間となった。キャセイさんに乗り込む。

席次は、窓側に球児、通路側が私、前の窓側がうっちょ、前の通路側がツッチーとなっていた。離陸して、しばらくすると、機内食が来た。

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機内食のやたらべたべたしたご飯って苦手なんですよねといいながら、全部完璧に食う私。でも、お菓子はまあまあ美味かった。前方を見ると、

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ビールを飲んでやがった。

この便は、香港へ行く前に、いったん台湾で着陸する。そういう仕様だ。

飯も食って、うとうとしていると、台湾に着いた。

いったん、外に出ていいらしい。こんなん、マレーシアでもあったなあ。。。外に出てみた。私とうっちょにとっては二年ぶりの台湾である。といっても、空港は工事中でせまいし、とくになにもないので、ぶらぶらして再び飛行機に乗り込むだけだった。

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水瓶座?アクエリアス?開け、宝瓶宮の扉!

飛行機に戻ると、やがて離陸した。離陸してすぐにまた飯がきた。

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そして、またビアを飲む輩が・・・

台湾から香港は比較的すぐだった。

香港に到着した。

やたら長い列の入国審査の末、入国完了。

ここから香港島までエアポートエクスプレスに乗る。私は前回オクトパスカードを買っており、残額があったはずなので、ためしに利用してみたが、使用負荷になっていた。期間がたちすぎたようだ。払い戻しできないか、インフォメーションで交渉しようとするが、まったく通じず、途方に暮れる。そこへ、救世主現る!ツッチーである。堪能な英語で交渉成立である。どうやら、時間がたちすぎて、一時的に使えなくなっているだけで、禁止コードのようなもの?を外せば、また使えるらしい。で、使用可能に・・・。ちなみに他の三人は新規のカードを購入していた。

空港からエアポートエクスプレスの駅は目の前である。改札がないので、大丈夫か不安になる。そういえば、前回も同じ不安に陥ったような記憶がある。結論から言えば、空港からはそのまま電車に乗り込むのである。で、降りるときにカードで清算するのだ。

香港駅からメトロを乗り継いで、ホテルに着いた。ちなみにここまでの道のりはうっちょに任せた。今回の私って、何もしてない。楽ですなあ・・・

ホテルでチェックイン。何か微妙によく分からないことを言われたが、すかさずツッチーのヘルプが入り、無事チェックイン完了。こんな楽でいいの?ホテルはエンパイアという湾仔近くのところである。部屋はきれいだった。部屋割りであるが、うっちょとツッチー、私と球児という組み合わせであった。さあ、部屋でごろごろしててももったいない、街へ繰り出そう!

2010年10月26日 (火)

秋月散歩

平成22年7月19日。JINが来福して三日目、最終日である。初日は呼子、二日目は人吉ときて、三日目は秋月である。

その前に、

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朝倉の三連水車に寄った。

17世紀に筑後川から水を取り入れる堀川が造られた。しかし、高台にあった田には、堀川用水から水をひくことができなかった。そこで造られたのが、朝倉の揚水車群である。この三連水車以外にも二連水車が近くに二つもある。これらの水車群は現役かつ最古の水車として国の史跡に指定されているのだ。

当然、田んぼをやっていない季節は見れないものである。ぐるぐる回る水車を見ていると、なんとなく癒されますなあ。

じゃ、秋月に行こう!

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秋月にやってきた。

秋月はもともと戦国大名秋月氏の領地である。信長的野望で秋月なぞ選択すれば、大友に攻められるわ、龍造寺に攻められるわ、島津は来るわ、、、最悪である。 姉小路とどっちが大変だろう?というくらいの上級者向け大名である。

ま、その後、江戸時代に黒田の管轄になり、城下町としてそこそこ栄えたそうな・・・

で、今でも古い町並みが残っているので、ちょっとした観光地なのである。

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秋月郷土館は甲冑や刀などなどを展示した資料館である。今回は内部見学をスルーした。

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用水路の左手が秋月城跡になる。

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瓦坂というらしい。よく見れば、瓦が何枚も埋め込んである。土が流れるのを防いでいるらしい。

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この門の向こうが秋月城跡である。

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城跡には、何と中学校が建っていた。折角だから、もちっと城跡を散策する。

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う~ん、何も残ってないなあ。。。

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いつの間にやら神社になっていた。垂裕神社というらしい。秋月黒田藩の初代を祀っているという事だ。さ、下に下りよう。

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下に下りて、石段を仰ぎ見る。なかなか急な階段だ。

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神社に行くなら、本当はこっちから行かなくてはならなかった。裏から回ってしまった。

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続いてやってきたのは、葛屋さんである。

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茶JIN御用達のお店らしい。何でも今まで取り寄せばかりで実際に店に来るのは初めてのこと。さすが、茶JIN、葛を取り寄せとは・・・

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中に入る。葛や葛餅などを売っているとともに、喫茶もやっている。お土産は後で買うとして、とりあえずお茶や!

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JINと二人、葛きりを頼む。 

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来た。

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こいつを黒蜜につけて食うのだ。

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まるで心太のようである。心太だと、苦手なのだが、お味はいかが?

・・・美味い!相当美味い!

絶妙の触感である。ここの葛は100%国産らしい。最近は国産って珍しいらしい。

喫茶を終えると、JINは葛湯やら葛餅やら買い漁った。茶JINのお茶請けであろうか?そして、嫁には当たるのか!?

葛屋さんを出て、散策を続ける。

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眼鏡橋である。200年前に架けられたそうだ。

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カレーパンの看板に釣られて、買ってしまった。美味かった。

JINが和紙を見たいと言い出した。?筆をとるのか?一筆奏上天下御免?

とにかく和紙屋さんに行くことにした。

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微妙に道が分かりにくいなあと思っていたら、親切な地域住民のおじさんが道を教えてくれた。教えてくれたとおり行っても、あぜ道に入ってしまった。本当にあっているのか?

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あった!どうやら近道を教えてくれたようだ。メインの道はもう少しましだった。

中に入ると、折角だから工場を見学するよう勧めてくれた。

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これが紙の元かいな?

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紙の原料の楮だそうだ。

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これで楮を解すのか?

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こいつで楮を炊くようだ。

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いい景色だ。

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さて、商品でも見に行くかと戻りかけたところで、ご主人が折角だからと声をかけてくれた。紙すきを見せてくれるらしい。

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職人業である。ご主人から、秋月の紙の歴史やら、昔の苦労話やら、職業病の話やら貴重な話を聞いた。やはり、長年、手や腕を酷使しているので、相当ダメージがあるらしい。

たっぷり見せてもらった後で、商品を閲覧する。ちょうど息子さんが帰ってきた。息子さんからも面白い話をいろいろ聞いた。で、JINは紙を買ったのだが、インテリアに使うらしい。茶JINの嗜好はよく分からないが、茶JIN好みのお部屋になるのだろう。

こうして、秋月散策を終えた。

この後、JINを博多に送り届け、今回の旅を終えた。

2010年10月22日 (金)

人吉・球磨探訪(その4:球泉洞Ⅱ)

前回から引き続いて球泉洞である。

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やたら緑の光に照らされたエリアを突き進む。

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金網越しに石柱等を見る。

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フローストーンとベルホールである。

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おや何かな?

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石筍が仏様に見えるってか!?

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ヘリクタイトとヘリグマイトとある。曲がり石ともいうらしい。自然落下ではなく、自由奔放に曲がりくねるものらしい。毛細管現象が原因か?

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う~ん、いまいちよく分からん。 

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緑の奥に立派な石柱。

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さらに進む。

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蝙蝠のアパート?

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これかっ!?

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いよいよメインイベントのようだ。

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おお!でかい!フローストーンと石筍が結合したものだそうだ。

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階段を上ると、そこには!

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すごーーい!!!(゚ロ゚屮)屮

その名も石の滝!圧倒的なド迫力パワーである。

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石の滝を後にして、進む。いよいよクライマックスが近づいてきたようだ。

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げっ!蝙蝠の糞でっか!?

さらに進むと・・・

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何ですと!?なんかめっちゃきれいぞ!

ホマーデ型石筍というらしい。

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上からぽたぽたと水滴が落ちてきている。頂上はプールになっている。なんとも神秘的である。ブラボー!

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これでいよいよおしまいである。

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無事地底から戻ることが出来た。

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せっかくだから球泉洞の向かいにある球磨川へ行ってみようということになった。川岸まではかなり下に下りなければならない。近くにはゴンドラが設置されており、楽に降りることができるが、当然、有料である。ケチな我々は徒歩で降りた。途中、滑り落ちそうになりながら・・・

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ちょいと川が増水しているなあ。。。

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よしあの橋を渡ってみよう!

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山道を少し戻ると橋がある。

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あれ!?下コンクリートやん!予想では、下が穴開いてて見えると思ったのに・・・。あんまり怖くないなあ。。。

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球磨川である。なかなか絶景である。急流くだりなぞやっていた。

さて、戻ろう!

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帰りはばてて、ゴンドラに乗る。

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球泉洞のところにある。売店でソフトクリームを買おうと券売機に・・・

JINが騒ぐので、値段を見ると・・・

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ソフトクリーム、1本250円、2本500円、3本750円、4本1,000円、5本1,250円。

ただ単に掛け算しただけやし、こんなにボタンいる?例え5本買うにしても1本のボタン5回押せばいいし、そもそもソフトクリームしかメニューないの!?

こうして、球泉洞を後にした。

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人吉まで戻ると、温泉で汗を流すことにした。

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なかなか雰囲気のいい温泉であった。お湯もなかなか。

こうして、JIN来福二日目の旅は終わる。帰りに熊本市内で太平燕を食って帰った。

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今回の旅で出会った小動物

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球磨川の畔にて、蝶か蛾

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球泉洞内にてゲジゲジ

2010年10月21日 (木)

人吉・球磨探訪(その3:球泉洞Ⅰ)

球泉洞は熊本県球磨村にある鍾乳洞である。九州最長(全国では2番目、洞窟としては6番目)の鍾乳洞である。総延長は4,800mにもなるが、一般公開されているのは、そのうち800mだけである。

球磨川沿いをドライブし、球泉洞にやってきた。

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ここが入り口である。よく見れば、何故か蝙蝠模様が書いてある。もともと蝙蝠の巣として知られていた洞穴を愛媛大学が調査して発見した鍾乳洞なので、蝙蝠に対して思い入れがあるのだろう。

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しばらくは、コンクリートで固められた連絡トンネルを歩く。入って、数mで一挙に気温が下がった。寒っ

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いよいよ鍾乳洞の始まりである。

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洞窟内を川が流れている。山に降った雨水がとてつもない時間をかけてろ過されてきているのだから、きっと素晴らしく澄んでいるのだろう。残念ながら暗くて見えない。

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鍾乳洞の散策通路はこのように、道が整備されているので、安全安心だ。

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フローストーンとな?洞窟の壁に薄く覆いかぶさったような鍾乳石のことらしい。そのへんの説明がないので、よくわからんかった。

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これが、鍾乳石とそうでない層との境界面らしい。

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ポットホールとな?落ちてきた水滴によってできた穴のことらしい。

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またまた地下水だ。こういうのが、地表に出て、球磨川に流れているのだろう。

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天然橋とある。確かに岩と岩をつなぐ橋になっている。こういうのが自然に出来るとは不思議なものだ。

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洞穴さんごとある。炭酸カルシウムの結晶がさんご状になったものだろうか?

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これが洞穴さんごらしい。

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やたら天井の高い空間に出た。中央ホールと言い、20mの高さがあるそうだ。ここから上り階段で一挙に上昇する。

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石柱である。

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JINが先行して、ずんずん鍾乳洞を進む。途中、何人も抜いてきた。ちょいと速くないか?床が湿ってて、すっ転びそうだ。

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下を見ると、ごうごうと水が流れている。滝のようだ。

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鍾乳洞はまだまだ続く。

2010年10月19日 (火)

人吉・球磨探訪(その2:永国寺(幽霊寺))

私のたっての願いで、永国寺にやってきた。タイトルにもあるとおり、通称「幽霊寺」と呼ばれるお寺である。

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もうすぐ「ゆうれい祭り」とやらがあるらしい。大々的に宣伝していた。

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蓬莱山永国寺は、曹洞宗のお寺である。15世紀初頭にできた寺のようだが、ここが有名な理由は、冒頭に出てきた「幽霊」である。

寺の創建当時、ある土地の名士が妾を囲った。それに嫉妬したのは正妻である。寺のパンフには深く書いていないが、執拗ないじめにあったのだろう、妾は球磨川に身投げしてしまう。恨みのパワーにより、幽霊になった妾は、正妻を攻撃した。正妻はびびり、お寺に駆け込んだのだ。お寺に幽霊が現れ、法力自慢の和尚は幽霊を説得した。ご丁寧に幽霊の醜い絵を書き上げ、幽霊本人に見せ、「自分、こんなんなんやで!」と幽霊を絶望のどん底に落とすことに成功した。結局、幽霊は改心し、和尚が引導を渡した結果、無事成仏したそうな。。。

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なかなか立派な山門だ。

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本堂に入る。

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本尊は釈迦牟尼仏である。

そして、本尊の左横に、

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前述の和尚が書いた幽霊の絵がある。

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そこまで醜いかねぇ?なんとなく、深夜に見てみたいねぇ。。。JINには私のオカルト好きにつき合わせてしまって申し訳ないと思っていたが、掛け軸を下から舐めるように、キャメラでばしばし撮っていた。あんたも数寄ねぇ。。。

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本堂の裏にある池は、幽霊の出現場所らしい。

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幽霊がでるかどうかはともかく、まあまあ雰囲気のいい庭だ。

こうして、幽霊散策を終えた。

2010年10月18日 (月)

人吉・球磨探訪(その1:青井阿蘇神社)

平成22年7月18日。前日からJINが来ている。初日は呼子等を散策した。私の家に泊まり、二日目は人吉に、JINお薦めのうなぎ屋があるというので、人吉に行ってみた。

高速を走り、人吉にやってきた。お昼には早めだが、早速うなぎ屋に入ると、うな重を注文した。

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ぱくっ!

びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛

これは美味い!私の生きてきた中でも上位にくる美味さだ。といってもそんなにうなぎを食ってるわけではないが・・・。今のところは、岐阜県各務原市で食ったうなぎが一位かなあ?

食い終わって、店を出るときには、長蛇の列ができていた。はよ入ってよかった

続いて、比較的近くにある青井阿蘇神社に行ってみた。

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禊橋を渡る。

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この青井阿蘇神社は、806年に阿蘇神社から三柱を分霊したことに始まる。現代の社殿は江戸時代初期に建築されたもので、平成20年に国宝に指定されている。

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おお!急に土砂降りの雨が・・・

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楼門で雨宿りしていると、ボランティアガイドのおっちゃんが声をかけてきた。ただで説明してくれると言うので、お願いしてみた。

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雨が小降りになってきたところで参拝スタートである。

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見事な桃山様式の楼門である。かつて司馬遼太郎も絶賛したとか・・・

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楼門の四隅にはこのように陰陽の神面が2×4=8個取り付けられている。こういうのを人吉様式といい、全国でも類を見ない造りだそうだ。

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拝殿である。早速、お参りをする。

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拝殿前の石畳である。なかなか手の込んだつくりをしている。パズルみたいだ。

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こちらが本殿である。

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こちらが、拝殿と本殿をつなぐ幣殿である。なかなかの造りだ。

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壁には数々の彫刻やお面がかかっている。

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こちらは神楽殿である。拝殿と一体となっている。非常に面白い造りだ。普通は楼門と拝殿の間に独立して建っているものだが・・・

ガイドのおっちゃんは他にもいろいろ教えてくれたが、大部分は忘れた。おっちゃんと別れ、境内をじっくり見学する。

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拝殿を逆サイドから攻める。

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これが先ほどの幣殿の反対側である。

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幣殿と本殿をつなぐ渡り廊下の左右の柱に竜を模した彫刻がある。これが非常に珍しいつくりらしい。

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大神宮とある。大層な名前だが摂社なのか?

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ご神木だ。

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一周してきた。拝殿である。ふと見ると、幣殿に入れるようだ。ちょいとあがらしてもらおう。

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素晴らしいですな。

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ふと脇を見ると、実に生活感漂うものがあった。

こうして、青井阿蘇神社の見学を終えた。予想以上に素晴らしい神社であった。

2010年10月15日 (金)

呼子探訪(その4:波戸岬)

名護屋城跡からほど近い、波戸岬にやってきた。駐車場に車を停めると、そこからは徒歩である。海中展望台もあるが、今回はスルーして灯台を見に行く。

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灯台の前に鳥居がある。神社でもあるのか?

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左手の高台に灯台がある。

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右手に鳥居がある。まずは、こちらを見てみることにする。

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しばらく行くと、海岸に石があった。これがご神体?

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さ、灯台まで行こう。

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灯台から玄界灘を望む。

さあって、帰路につくか・・・

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途中、唐津バーガーのお店があったので、よってみた。

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美味し!

この後、唐津焼を見に行った。唐津焼はかつて茶人に非常に好まれた焼き物である。私も好きな焼き物であるが、JINも数寄とのこと。

私が茶化して、

「茶人みたいやなあ

JIN

「俺、茶人やもん

私「・・・」

このJINという男、おばあちゃんがお茶の先生とかで、多少のお茶の指導を受けているのだ。そういえば、昔、JIN家で抹茶をいただいたことがある。それにしても、自分で茶人を名乗るとは・・・

茶JINの誕生だった!

唐津焼の展示場では、期待を裏切らず、抹茶椀を探していた。ちょいと手が出なかったようだが。。。

唐津焼を物色した後、福岡に戻り、JINの西新に美味い店があるという情報をもとに、晩飯を食った。まあまあ美味かった。それにしても何で、大学時代に北九州にいたとはいえ、ずっと神戸にいるはずの人間が福岡在住の私より、福岡のタウン情報に精通しているのだろうか・・・?

2010年10月14日 (木)

呼子探訪(その3:名護屋城跡)

呼子から移動し、鎮西町にある名護屋城跡にやってきた。

駐車場を降りると、しばらくダラダラ坂を上る。

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途中、井戸跡があった。

しばらくいくと、入り口が見えてきた。

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なかなかスケールが大きそうだ。

名護屋城はもちろん、愛知にある、名古屋城ではない。この城は、朝鮮出兵に際し、豊臣秀吉が建てさせた前線基地である。普請奉行には城造りの名人、加藤清正等がなっている。百パー戦用の城にもかかわらず、金箔を貼った瓦が発見されているらしく、秀吉らしいといえる。つまり、戦国マニア必見の城跡である。

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早速散策開始である。

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立派な石垣だ。

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見晴らしの良い場所に出た。

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この地図によると、誰それの陣がどこにあったと書いてある。JINと二人、テンション上がりまくりである。徳川家康やら本多忠勝やら真田昌幸やら、そうそうたるメンバーである。

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しばらく歩くと、すっかり林である。

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三の丸の井戸跡らしい。

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この林、どうやら三の丸跡らしい。完全に風化している。さて、この名護屋城であるが、朝鮮出兵後、その役目を終えたため、徐々に解体されていった。最終的には、島原の乱以降、幕府によって完全に破壊される。乱の拠点になることを恐れたほか、外交上の問題もあったようだ。明や朝鮮に攻めませんよというアピールのためである。

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こういうふうにところどころ、全盛期の面影を残す石垣がある。

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いよいよ本丸である。

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ここに天守閣があったようだ。

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例によって、地図と風景を見比べ、武将たちの陣を思い浮かべる。

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おお、呼子大橋が見える。それにしても相当たるメンバーが出兵している。島津義弘とか上杉景勝とか、個人的には古田織部陣跡がテンションあがった。

しかしながら、かなりスケールのでかい城である。しかも、装飾には手を抜かなかったようなので、全盛期のものが現存していれば、どんなけすごい城だったのだろう。当然、世界遺産になっていただろうと思う。惜しい!私にとって、タイムマシーンがあったら見てみたい城は、1位安土城、2位石山御坊、3位大阪城(秀吉ヴァージョン)であるが、名護屋城は、今回の視察で四位が決定した。

2010年10月12日 (火)

呼子探訪(その2:七つ釜)

呼子港から遊覧船が出ており、七つ釜クルーズが楽しめる。割引券をゲットしたこともあり、ちょいと乗ってみようということになった。

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このイカ丸で出港だ。

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やがて呼子大橋が見えてきた。加部島と呼子を結ぶ橋である。

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なかなかけったいな島だ。八ちゃん堂のたこ焼きみたいだ。

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まだ七つ釜ではない。それにしても見事な地層だ。

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いよいよ七つ釜である。

七つ釜であるが、海に面して七つの洞穴が開いている景勝地である。実際には七つ以上洞穴があるらしいが・・・

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いか丸がでかい洞に入っていく。

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天井から玄武岩の柱状節理が迫ってくる。思わず玄武洞を思い出す。

天井からぽたぽたと水滴が落ちてきた。冷たっ!

アナウンスで船のへさきから外に出られますとのことが、JINと二人、最後部から怒涛のラッシュで前にきた。

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おぉぉお!迫りくるスペクタクル!凄い迫力だ。

それにしてもさすが洞窟、気温が低い。おまけに水滴が落ち来るもんだから、ひゃっこいひゃっこい。

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ふと水面を見る。青いな。

やがて、船は洞窟を離れた。

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こっちは天井が開けている。

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やがて船が帰路につく。

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丘の上に何かおる?

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観音さま?

こうして、イカ丸は寄港した。

2010年10月11日 (月)

呼子探訪(その1:呼子で烏賊を食べた話)

平成22年7月17日。三連休を利用してJIN氏が来福した。新婚さんが旦那だけ自由行動していいものか、甚だ疑問であるが、嫁は嫁で気ままに走っているらしい。そのへんは、特殊な夫婦なので、まーいいとしよう。。。JIN氏曰く、九州に来ると、ほっとするらしい。何かから解き放たれるのか?ま、今回はゆっくり楽しんでいってくださいね、、、

で、一日目は呼子に烏賊を食べにいくことにした。

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昼前に遠路はるばる?車で博多駅にやってきた。JIN氏来福の一方を聞き、お迎えにあがった次第だ。JIN氏はすでに着いていてヨドバシにて、お買い物をされているらしい。早速、ヨドバシへ。あれっ?こんなとこに本屋がでぇきてぇる"ぅ。いや、前からあったのか?とにかくついつい立ち止まってしまった。JIN氏にメール。今本屋。やがて、向こうからやってきた。

Welcome to JapanFukuoka!

いよいよ呼子に行く。呼子と言えば、こっちではケンサキイカの産地として有名だ。福岡県民として言っておきたいが、福岡もケンサキイカはたくさん捕れる。福岡の居酒屋じゃあ、イカの活け造りはいたって普通だ。ま、今回はブランド的な呼子のイカを調査したいと思ふ。

呼子に着いたころにはちょうどいい塩梅にお昼だった。さっそく、適当にいか料理屋に入る。今回は呼子じゃちょいと名の通った萬坊の姉妹店、ふく萬坊にはいった。

コースを頼んでみた。

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まずは小鉢を。車じゃなかったらビアでもくいっといきたい気分だ。

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これぞ、萬坊の真骨頂”いかしゅうまい”。早速食す。

美味い!美味すぎる!

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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

いかの活け造りである。まだ、生きてますよーーーー

じゃ、じゃじゃじゃあああ、食べますよー

ぱくっ

びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛

やっぱり新鮮ないかは一味違いますよ!

さすが、JIN君だ。

我ながらいい買い物をしたもんだ。

まあ、某国民的アニメの真似はこのへんにして、新鮮なイカの刺身は実に甘みがあってよい。ケンサキイカで白く濁った刺身など残念で見ていられない。

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最後は、さっきの刺身の残骸をてんぷらにしてくれた。これも非常に美味い代物だった。

少し値をはる昼食であったが、充分にその価値はあったといえよう。

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港で干されるイカたち。こういう光景って、なんかいいですなぁ。。。

さて、さっきJIN氏が会計のときに遊覧船の割引券もらったことだし、遊覧でも行ってみますか!

2010年10月 6日 (水)

雲仙家族旅行

平成22年6月12日から14日まで、両親が神戸から柳川にやってきた。一日は柳川で鰻のせいろ蒸しを食したり、有明海を見せたり、久留米ラーメンを食わせたりした。

翌日、熊本城を見学した後、熊本港からフェリーに乗り、島原半島へ。雲仙で一泊する。今回は、その雲仙の話をば・・・

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フェリーで島原半島に着いた。

このまま、宿に行くには早いので、雲仙岳を見に行くことになった。

雲仙岳といえば、我々の世代には、90年代の噴火があまりにも衝撃的だった。あのショッキングな火砕流の映像は今でもはっきり記憶に残っている。

車で山を登っていると、やがて、火砕流だか土石流の跡らしきものが見えた。20年ほどたっても、まだ災害の傷跡が残っているとは・・・。

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平成新山ネイチャーセンターへやってきた。平成新山とは、平成の噴火の際、新しく出来た山で島原半島最高峰でもある。このネイチャーセンターでは、平成新山の生い立ちだけでなく、雲仙の自然についても学習できるようになっている。

森のコーナーでボタンがあったので、押してみた。鳥のさえずりが聞こえる。粋な演出だ。おかんがにやにやしているので、聞いてみると、メジロの鳴き声は、「サッポロラーメン、ミソラーメン」と聞こえると書いてある。

いや、聞こえへんやろ?

そこおとんがやってきた。

「メジロの声っちゅーんは、聞く人がそういう風に聞こえると思えば、そういう風に聞こえるもんや。」

それって、なんの声でもそうなんちゃうん?

まあ、なんにしても大変勉強になったと思う。

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あれが平成新山か・・・

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ガスって、頂上が見えん!

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雲仙温泉にやってきた。今夜の宿泊先は、九州ホテルだ。

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早速、風呂に入った。露天を見ると、みな立ち上がって、柵の外を見ている。なんだろうと見ると、すぐそこに雲仙地獄があった。かなり立地条件のいいホテルだ。

突然、見知らぬ親父から

「木の化石です!」

と声をかけられた。

はあ?

ふと後ろを見ると、エクステリアとして石が置いてあった。その石が木の化石ということらしい。はあ、そうですか・・・。こっちが何の石やろうね?とかいう会話をしていたんなら、分かるが、、、

最近、こういう変な人によく声をかけられるような気がする。

風呂から出ると、飯である。

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ああ、美味かった。

部屋に戻ると、ワールドカップをやっていた。なんとも眠たい試合で、本当に寝そうになってきたので、風呂に入った。風呂から上がると、まだ試合をやっていた。最後まで眠たい試合だった。

こうして、夜は更けていった。

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翌朝、14日である。

朝飯を食った後、風呂に入り、チェックアウトを済ます。ロビーで荷物を預かったもらい、散歩することにした。

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ホテルの前が雲仙地獄の入り口である。

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いかにも暑そうなお湯がぽこぽこ湧いている。

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おう!眼鏡が曇るぜよ。

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この川も温泉ですじゃ。

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九州ホテルが見えた。

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真知子岩なるものがあった。雲仙は映画「君の名は」のロケ地なのだが、ヒロイン真知子役の岸恵子が手を着いた岩だそうだ。おめでたい話だ。

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岩に温泉成分がこびりついとお。

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この石は鏡石という。

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鏡石の上には婆石がある。婆石は閻魔様が座る石で、亡者の善悪を見分けるのに、鏡石に写して判断するらしい。てっきり脱衣婆の石かと思った。思えのような婆はいない・・・

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温泉が滝になっている。素晴らしい。

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泥火山とな?

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ぽこぽと泥の塊が湧き上がっている。別府の坊主地獄のスケールを小さくしたみたいな感じだ。

こうして、地獄見学を終えた。

ホテルで荷物を受け取ると、出発した。両親に有田焼を見せて、柿右衛門にうなり(見てるだけで買えなかったが・・・)、博多まで送った。両親が神戸に帰り、今回の旅も終わった。

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