大阪を歩く!Ⅱ(その4:一心寺)
四天王寺からでんでんタウンへと、てくてく歩いていると、異様なものを見た。
あれっ!?ここって、確かその筋の業界ではとっても有名な寺じゃ・・・?
そうである。大阪が誇る?珍寺、一心寺である。とにかく、この山門がインパクトありまくりである。
これらの謎の巨人は、阿形像と吽形像である。こいつはとんだ仁王像だ!どこかの彫刻家の作品らしい。
山門をくぐると、寺である。
この先に、この寺が有名である理由、骨仏がある。
このお寺、実はかなり古くから存在している。浄土宗のお寺ではあるが、宗派にこだわらず、納骨を受け入れたものだから、集まった骨で仏様を作ってしまったのだ。
こんなことを1887年から10年ごとに続けている。戦前のものは伽藍とともに戦争で焼失したようだ。戦後7期から骨仏づくりを再開し、最新は13期である。
こんな感じで鎮座している。
境内には、本多忠勝の次男、本多忠朝の墓がある。大阪冬の陣で酒を飲んでいたため、失敗し、汚名返上しようと、夏の陣で壮絶に戦死したそうな。死に際に、「戒むべきは酒なり、今後わが墓に詣でる者は、必ず酒嫌いとなるべし」とか言ったとかなんとか・・・
で、「酒封じの神様」らしい。まあ、もともと酒嫌いの私には関係ないが・・・
さあ、出よう・・・
ええケツしとるなあ。。。
とにかく妙な寺であった。
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