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2010年6月27日 (日)

中欧旅行記(その35:ザッハー・トルテ!)

足の乳酸痛が癒えたので、階段を下りることができた。

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トラムに乗って移動する。

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ふと市庁舎が見えたので、途中下車してみた。19世紀のもののようだが、日本でこんな市庁舎は見たことがない。さすがである。

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市庁舎の向かいは、ブルク劇場である。

そこから少し歩くと、国会議事堂がある。

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議事堂へ道を渡ろうとすると、、、

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おう!?

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普通に馬車が通り過ぎた。。。

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議事堂の前にあるのは、アテナの噴水という。もっとも水はない。

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ええ乳しとるなあ・・・

そんな卑猥なことを考えてしまう。

国会議事堂のインフォメーションに入る。あいにく、内部を見学するには、ツアーを予約しておかなければならないらしく、断念する。お土産ショップで物色するJIN。。。

JINの納得がいったところで、再び移動を開始する。

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ちょうとバスに乗って移動。。。

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なんか音楽家かな?

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ウィーン国立歌劇場である。なんでも、パリのオペラ座、ミラノのスカラ座に並ぶオペラの聖地のようだが、価値のわからない私の琴線には触れなかった。

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歌劇場の裏にザッハーというホテルがある。

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そのザッハーにあるカフェがかの有名なザッハー・トルテのカフェ・ザッハーである。

今回の旅の目的のひとつは、このザッハー・トルテを堪能することである。ケーキは普通に好きな私と甘党のJINとの漢の約束なのである。

かつて、新婚旅行でウィーンを訪れたという監督も、

「まーくんは、ザッハー・トルテを食べたことがないんですか?私は食べましたよ。本当に美味しかった。ザッハー・トルテも食べたことがないなんて、まーくんもまだまだこわっぱですね。ところでうちの娘は可愛いですよ。」

と、自慢げに語っていた。

いよいよ突入する。

ドアマンが扉を開けてくれる。クロークでコートを預けると、席に通された。

注文はもちろんザッハー・トルテである。

ウェイターのおっちゃんは、内心では、「日本人、そればっかしねー」と思っているだろうが、そんな顔は微塵も見せず、笑顔で対応した。プロである。

しばらくすると、やってきた。

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メランジュと

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これが夢にまで見たザッハー・トルテである。

じゃじゃじゃじゃ~、いただきますよ~

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びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛

私の美味さ表現の最高点「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛」がでた。なんとも濃厚なチョコレートケーキである。

ザッハー・トルテだけでは物足りないとJINが言う。JINはアプフェルシュトゥルーデルを注文した。

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ちょいと半分もらう。

びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛

本日二度目である。さすが、ザッハーなのである。

それにしても、感じのよい店である。ちょいとお堅いのかと思えば、ウェイターの笑顔が素晴らしい。記念撮影にも気さくに対応してくれる。まさにプロフェッショナルを感じる店であった。

すっかり堪能して、店を出た。

なお、カフェ・ザッハーから少し離れたところにザッハー・トルテが売ってあり、買って行ったのは言うまでもない。一つは両親に、もう一つは、今度結婚する親友の古着屋(元古着屋店員で趣味が古着集めであるのでこのあだ名)のお祝いに。。。

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