中欧旅行記(その35:ザッハー・トルテ!)
足の乳酸痛が癒えたので、階段を下りることができた。
トラムに乗って移動する。
ふと市庁舎が見えたので、途中下車してみた。19世紀のもののようだが、日本でこんな市庁舎は見たことがない。さすがである。
市庁舎の向かいは、ブルク劇場である。
そこから少し歩くと、国会議事堂がある。
議事堂へ道を渡ろうとすると、、、
おう!?
普通に馬車が通り過ぎた。。。
議事堂の前にあるのは、アテナの噴水という。もっとも水はない。
ええ乳しとるなあ・・・
そんな卑猥なことを考えてしまう。
国会議事堂のインフォメーションに入る。あいにく、内部を見学するには、ツアーを予約しておかなければならないらしく、断念する。お土産ショップで物色するJIN。。。
JINの納得がいったところで、再び移動を開始する。
ちょうとバスに乗って移動。。。
なんか音楽家かな?
ウィーン国立歌劇場である。なんでも、パリのオペラ座、ミラノのスカラ座に並ぶオペラの聖地のようだが、価値のわからない私の琴線には触れなかった。
歌劇場の裏にザッハーというホテルがある。
そのザッハーにあるカフェがかの有名なザッハー・トルテのカフェ・ザッハーである。
今回の旅の目的のひとつは、このザッハー・トルテを堪能することである。ケーキは普通に好きな私と甘党のJINとの漢の約束なのである。
かつて、新婚旅行でウィーンを訪れたという監督も、
「まーくんは、ザッハー・トルテを食べたことがないんですか?私は食べましたよ。本当に美味しかった。ザッハー・トルテも食べたことがないなんて、まーくんもまだまだこわっぱですね。ところでうちの娘は可愛いですよ。」
と、自慢げに語っていた。
いよいよ突入する。
ドアマンが扉を開けてくれる。クロークでコートを預けると、席に通された。
注文はもちろんザッハー・トルテである。
ウェイターのおっちゃんは、内心では、「日本人、そればっかしねー」と思っているだろうが、そんな顔は微塵も見せず、笑顔で対応した。プロである。
しばらくすると、やってきた。
メランジュと
これが夢にまで見たザッハー・トルテである。
じゃじゃじゃじゃ~、いただきますよ~
びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛
私の美味さ表現の最高点「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛」がでた。なんとも濃厚なチョコレートケーキである。
ザッハー・トルテだけでは物足りないとJINが言う。JINはアプフェルシュトゥルーデルを注文した。
ちょいと半分もらう。
びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛
本日二度目である。さすが、ザッハーなのである。
それにしても、感じのよい店である。ちょいとお堅いのかと思えば、ウェイターの笑顔が素晴らしい。記念撮影にも気さくに対応してくれる。まさにプロフェッショナルを感じる店であった。
すっかり堪能して、店を出た。
なお、カフェ・ザッハーから少し離れたところにザッハー・トルテが売ってあり、買って行ったのは言うまでもない。一つは両親に、もう一つは、今度結婚する親友の古着屋(元古着屋店員で趣味が古着集めであるのでこのあだ名)のお祝いに。。。
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