中欧旅行記(その21:ニューヨーク・カーヴェーハーズ)
ブダペストに着いた。国際列車が発着するのは、東駅と西駅があるが、ここは東駅である。
乗ってきた列車と記念撮影すると、警笛が鳴った。
思わずびびる私。。。改札のおじさんは爆笑・・・
とりあえず、街歩きの前に荷物を預けることにした。東駅の荷物預かり所は、改札内にある。分かりにくいので、駅員に聞くとすぐ見つかった。
扉を開けると、やたら薄暗い。やがて、怪しげな親父が現れた。何となく不気味である。いざ預けようとすると、ユーロとチョココルネチェココルナしかもっていないことに気づいた。JINが急遽、ハンガリーの通貨フォリントに両替しに行くことになった。親父が訝しげにしていたが、JINが事情を説明し、一応納得した。私は預かり所に留まった。
う~ん、別に堂ということはないのだが、人質になった気分だ。それもこのやたら薄暗い空間と怪しげな親父のせいだ。親父は無表情だ。もっと笑えよ・・・
やがて、JINが帰還した。やっと荷物を預け、ブダペスト編スタートだ。
東駅を出ると、すぐに一日共通乗車券を駅構内のおばさんから購入し、地下鉄に乗り込む。
プラハ・ルイザ・テールで降りる。といっても東駅から1駅だ。冷やかしのようだ。
この駅で降りた理由は、ニューヨーク・カーヴェーハーズというカフェである。19世紀末にニューヨーク保険会社のブダペスト支店だった建物にオープンしたことから、その名がある。2006年に当時のとおり修復され、リニューアルオープンした。こういった歴史的なカフェに行くのは、無類のカフェ好きJINの希望である。
まだ、開店前だったので、開店を持ち、中に入る。
やたらかしこまった店員さんに促され、着席する。それにしてもすごい内装だ。私のような小市民はあまりの壮麗さに萎縮し、小便ちびりそうである。JINは場慣れしているのか、平静を装っていた。
珈琲だけ貰おうかと思っていると、店員さんにブレックファーストを薦められた。朝ごはんには結構な値段だ。しかし、かなり興味がある。JINも同意見だったようだ。20世紀風と19世紀風があったが、当然、19世紀で決まりだ。
まずは珈琲がきた。う~ん、寝台列車で疲れた身体に染み入る、美味さだ
もよおしてきたので、しばし、手洗いへ。。。
帰ってくると、すでにブレックファーストが来ていた。
美味そうだ。
では、頂く。
○が語りかけます。美味い!美味すぎる!
私が特に気に入ったのは、ピクルスだ。私にはハンバーガーに入ってるきゅうりか何かのイメージしかなかったが、他にもパプリカなどのピクルスがある。これがなんとも美味だった。こんな美味い朝飯はなかなかありつけない。幸せな気分になった。☆みっちゅです!
JINと二人ほくほくで、カフェから出た。
ここからトラムに乗り込む。
トラムを降りて、しばらく散策すると、国立歌劇場が見えてきた。
スフィンクス?
?
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