中央旅行記(その12:市民会館、火薬塔、黒い聖母の家)
平成22年2月8日朝。三日目開幕である。
昨日のオースチショックはかなり効いた。しかも、プラハの夜は人通りが少なく、結構不気味であったので、今日の散策には少しばかり不安を感じる。
ホテルの窓から外を見る。
おや?
人が歩いている。当たり前であるが、少し安心した。
前日の朝食に比べると、相当劣るが、ホテルで朝食をとり、チェックアウトし、散策へと飛び出した。
駅の銀行で両替し、チョココロネチェココルナをゲットした。さらに共通一日乗車券を購入した。
早速トラムに乗る。
旧市街広場を目指すが、行き当たりばったりに降りてみた。
市民会館である。1911年に建設されたアールヌーヴォー様式の建物である。密かに建物に執着する?JINは鼻息が荒かった。
ここでは、プラハの春音楽祭なる催しが毎年行われるらしい。音楽うんちの私にはさっぱりだ。
市民会館のほぼ隣には、「火薬塔」がある。
15世紀後半の建てられたもので、元々は市民会館の位置にあった王宮の門である。王宮移転後、放置されていたが、17世紀にロシア軍が攻めてきた際、火薬庫として活躍したことからその名がある。
手斧投げてきそうですな。
火薬塔をくぐった。反対側から見た火薬塔である。
火薬塔から旧市街広場に向かう道中に「黒い聖母の家」なるものがある。
何が黒い聖母なのかというと、、、
家の角に、文字通り黒い聖母がいらっしゃるからだ。
この家は、キュビズム建築の代表的なものであり、現在はキュビズム博物館として利用されている。キュビズムというと、ピカソやブラックで有名なあれだ。絵画だけかと思いきや、何と建築にまで影響を与えてきたとは・・・w(゚o゚)w
特にキュビズム建築とやらは、ここチェコでしかお目にかかれないらしい。建築うんちの私でも興奮ものだ。
旧市街広場に向かうため、ツェレトナー通りを歩く。
さあ、いよいよ旧市街広場だ。。。
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