京都迷宮入りⅦ(その4:伏見稲荷大社リベンジⅣ)
果てしなく続く石段に、悪戦苦闘、悶絶する。体力の限界を感じ、最早引退するしかあるまいかと考えていると、頂上に着いた。
一ノ峰、上之社である。
例のごとく、上之社の周りには、大小様々なお稲荷さんが乱立している。とってもワンダーゾーンだ。
階段を降り、下の茶屋で休む、御仁に声をかけられた。
御仁:あっち(私の来た道)から来たでしょ?あっちは最後の階段がきついんよ。私らは何回も上ってるから、知ってるけど、こっち(私が来たほうとは逆の道)からのほうが楽なんよ。
私:あっ!そうなんすね。
御仁:四ツ辻で道が別れてたでしょ?あそこでこっちの道は、いきなり階段やから、知らん人は、一見楽そうな、あっちの道選ぶんですわ。でも最後に階段が続くでしょ?こっちはだらだらと上るだけやから、ましなんよ。四つ辻で会ってたら、教えてあげたんやけどね。
私:次は失敗しませんだ。
うだうだと雑談をすると、御仁と別れ、来た道とは逆の道に歩き出した。このまま進むと、二ノ峰、三ノ峰があって、最後に四ツ辻にでるはずだ。
二ノ峰、中之社である。
二ノ峯から少し歩くと、間ノ峰というものがある。
荷田社というらしい。二ノ峰と三ノ峰の間の箸休め的な存在であろうか?
さっきから歩いていて、このドーナツ型の石が妙に気になっていた。なんだろうと考え、周囲を観察する。あっ!千本鳥居の土台か!鳥居が倒れた址やね。
三ノ峰、下之社である。
これで、稲荷三ケ峰コンプリートである。さて、あとは降りるだけ・・・
四ツ辻も通過し、もくもくと下山する。
途中で、京の景色を堪能する。
腰神不動?
腰に良さそうなので、しっかりお参りした。
それにしてもほんまに神社だらけだ。
不動明王発見。さっきからお不動さん、多いな。
こちらは、身代不動さんだ。
こちらも足腰に良いらしい。しかし、こんなけ歩き回れる人は、そもそも足腰に心配しなくてもいいのでは・・・?ま、末永く足腰健康でありますように、ということか。。。
縁結びとな?
これが口入稲荷か?小さいな・・・
この小っこい狐を奉納して、願掛けするみたいだ。
末廣大神。
狛蛙?中央の蛙には、”福かえる”と書いてある。
その他に、
道中に謎の道教寺院があったり、
金ぴかの観音様が立っていたり、カオスな空間がそこにはあった。
ほぼ下山した。最後に産湯稲荷なるものがあった。
特に異空間ということもないようだ。
再び、拝殿まで降りてきて、無事、伏見稲荷大社を参拝し終えた。
最後に、
やっぱお稲荷さんでしょ。
ところで、祐徳稲荷のとき、監督の奥さんを説得するのに、
「それは私のお稲荷さんだ!」
と、言って以来、ことあるごとにお稲荷さんネタを使う癖がついてしまった。
ネタでお稲荷さんを使っているうちに、本当にお稲荷さんにはまってしまい、最近やたら食うようになってしまったのは、どうでもいい余談だ。
ちなみにこのシリーズは、もちっとだけ続くんじゃ!
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