熊野鼓動不完全制覇(その9:熊野川川舟下りⅡ)
前回の続き、昼嶋からである。
熊野権現が昼食をしたところとも、天照大神と熊野権現が囲碁を楽しんだところとも言われている。ここで、昼嶋に上陸することになった。
久々に地上に降りた。
とってつけたような階段を上る。
昼嶋のてっぺんである。このぼこぼこしたところが、碁盤みたいだということで、天照大神と熊野権現が囲碁をするという話に繋がるようだ。
なかなかいい眺めだ。
そうこうしていると、出発の合図が・・・
私とじゅんちゃんはぐずぐずしていたため、後から来た八咫烏の一行のさらに後方になってしまった。狭い一本道なので、神倉に置いていかれないように、冷や冷やしながらも、冷静に嶋を降りた。
なかなかきれいな花だ。
途中で、八咫烏の語り部が木の実を指差し、これは食べられると言っていた。よく見ると、子供の頃に、親父様とクワガタムシを取りに行ったときに食った実だ。
私:昔、よー食いましたよ。
語り部:ほう!お客さんも田舎育ちですか?
私:いえ、シティーボーイです。
語り部:・・・・
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。
先ほどから、サギか何かを盛んに目撃しているが、この河原には、たくさん鳥がいた。なんかあるのか?
途中の河原で鮎釣りをするおじさんたちに手を振られたり、語り部がおもむろに笛を取り出し、演奏しだしたり、語り部のおっさんが歌歌いだしたり、有田みかんが配られたり(あ、もう一個とっとこ・・・)と、いろいろあって、もう間もなく終点だ。
この島は、御船島という。熊野信仰の聖地の一つで、新宮の御船祭りのときには、御神幸船がこの周りを三周廻る。
島の周りを、一周廻る。
ちなみにこちらの石の列は、亀島という。どのへんが亀かは理解できない。
いよいよ到着した。ここから新宮、速玉大社には歩いてすぐだ。
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