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    1999年3月に国道2号線を使って、神戸から北九州まで旅をした伝説。帰りはフェリーで松山に上陸し、四国を横断して帰ってきた。
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    2005年12月。ホノルルマラソンに出走。人生を変えた旅。
  • 第三位:英国旅行
    飯は不味いが、とにかくお洒落な街と大英博物館、ストーンヘンジ、カンタベリー最高!
  • 第二位:中欧旅行
    ベルリン、プラハ、ブタペスト、ウィーン、ヴェネチア、アムステルダムと6カ国の都市を主に列車で巡った。飯が美味かった。
  • 第一位:北部インドの旅
    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

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2009年12月

2009年12月27日 (日)

琉球の雨(その9:食!)

那覇まで戻って、レンタカーを返した。今日は、暴風雨ですっかり濡れて、身体も冷えたし、単純に疲れた。沖縄最後の夜となるので、ちょっと豪勢にいってみますかね。

国際どおりからちょっと裏手に入ったところにある、なかむら屋という居酒屋にやってきた。

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ここは魚が美味いと評判であると、ガイド本に書いてあった。

早速入る。居酒屋に一人ではいるなんて初めてだ。ちょっと緊張して入ると、カウンターに通された。

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カウンターの前には、南国チックなお魚が並ぶ。

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頭上にはふぐ提灯。

注文をとりにきた。右も左も分からないので、店員さんのお奨めを聞きながら、注文する。まずは、泡盛は欠かせない。そして、刺身盛り合わせにグルクンの唐揚、煮魚を頼んだ。

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例によって、何がどの魚やら分からない。店員さんに聞いてみた。

左上:マグロ、右上:カンパチ、左下:アオダイ、真ん中下:ハマダイ、右下:イカだそうだ。

食ってみた。マグロ、カンパチ、イカはお馴染みの味だが、アオダイとハマダイは初めてである。

・・・美味い。普通に美味い。

刺身に舌鼓を打ちながら、泡盛を嗜む。

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グルクンの唐揚がやってきた。これも美味い。ま、唐揚にすれば、たいていの魚は食えるのだが・・・

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続いて、煮魚である。ミーバイとハマダイの煮付けである。ミーバイとはハタ類の魚である。早速食べる。

・・・うま~い!

これは、今回沖縄の旅、最大のクリーンヒットだ。特にミーバイは絶品であった。魚自体も美味いが、味付けがいい。なかなかいい腕してはる。

泡盛がどんどん進む。おや?ちょっと廻ったか?

お腹も満たされ、アルコールで脳内麻痺を起こし、最後の晩餐を終えた。あまりのご機嫌に、おばちゃんに煮魚の汁をズボンに零されたことなんて、気にしない。

ふらふらとホテルに帰り、ぐっすりと寝た。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

翌日早々、壷屋やちむん通りでシーサーを購入し、餅を食い、お土産を買って、空港に来た。

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空港でタコライスを食った。う~ん

相変わらず、天候が悪かったが、飛行機も無事離陸し、帰ることができた。

おしまい。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

おまけ

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沖縄のちゃんぽんは、ご飯にごちゃごちゃ乗ってます。美味いけど、重い 

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三笠という食堂で食べました。24時間なので大変便利!

2009年12月26日 (土)

琉球の雨(その8:中城城跡)

南城市から再び大移動し、中城城跡までやってきた。

駐車場に車を停めたが、思わぬ暴風雨になり、暫し車の中で待機する羽目になった。明日飛行機飛ぶんかいな?

しばらすると、雨が幾分ましになったので、意を決して車から降りた。おぉ、真っ直ぐ歩きにくいぞ!

事務所まで行くと、この暴風の中、見学するの?と半ば呆れられた。でも、100均で売ってる雨合羽を貸してくれた。その節は、ありがとうございました。

事務所前の坂を上がると、城跡ということだ。早速、見学する。

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途中で、なかなか見事な根の木に遭遇した。

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見えた。中城城跡である。築城時期は不明とのことだが、14世紀ころから徐々に増改築されたようだ。15世紀には尚巴志時代の政治家、護佐丸の城となっている。

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正面に見えるのは、三の郭の城壁か?中城城の石積みは野面積み、布積み、あいかた積みの三種類からなっているが、この三の郭は、最も進化したあいかた積みで構成されている。

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裏門である。なぜか、順路どおりにきたのに、裏門から入る。妙に違和感があるな。ペリー探検隊がここを訪れた際、この門のアーチをエジプト式と評したそうだ。エジプト式って、どんな式?エジプトに行ったことがないので、よくわからん。

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ま、門をくぐってみる。

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裏門を入って所は、北の郭である。

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石段を上がってみた。

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三の郭である。

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再び降りる。

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なんだ!?この階段は?

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入ってみようぜぃ!

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折角だから、俺はこの赤の井戸を選ぶぜ!

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コソバット筑前はきれいな水を手に入れた。

それにしてもきれいな水ですな。

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再び上に上がった。妙なゲートをくぐる。

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二の郭である。

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忠魂碑、日露戦争の戦没者を弔うものらしい。

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二の郭の城壁に上り、海を眺める。うん、暴風雨ですな。写真では分からないが、既に雨合羽はめくりあがり、壮絶である。結構濡れたが、デジカメが故障しないか冷や冷やものだ。

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あの門をくぐれば、一の郭である。

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折角の一の郭であるが、工事中で中に入れなかった。

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ここに正殿があったらしい。

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南の郭には、久高遥拝所がある。ここから久高島が見えるとは思えんが、気持ちだけでもってことかな?

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今度は首里遥拝所だ。

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雨乞いの御嶽とある。その名の通り、雨乞いの儀式を行うところであろう。だが、今の私には大きなお世話である。雨よ、止んでおくれ!

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いよいよ最後である。正門だ。裏門から入り、正門に抜けるとは、違和感感じまくりである。

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さて、帰ろうかと思い歩いていると、原っぱにでた。

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この岩場は、カンジャーガマという。鍛冶屋跡ということだ。

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なんか黒ずんでいるが、ここで、火を起こしていたのかな?

これで、中城城跡の見学を終えた。

最後に雨合羽を事務所に返し、車に乗り込む。身体は雨でびしょ濡れだ。流石に冷えた。今日は、気分的にも天候的にも観光は無理だな。ということで、那覇まで車を返しに行った。

2009年12月25日 (金)

琉球の雨(その7:斎場御嶽)

今帰仁から南にひたすら下り、斎場御嶽(せーふぁうたき)までやってきた。

今帰仁は沖縄本島の北のほうにあり、斎場御嶽のある南城市は島の南である。かなり距離があるが、どうしても制限時間内に今帰仁とこの御嶽をこなそうと、ひたすらやってきたのだ。雲行きは大変怪しいが、とにかく見学だ。

御嶽とは、琉球における信仰の聖地である。斎場(せーふぁ)とは最高という意味で、この御嶽は、琉球王国最高の御嶽なのである。

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駐車場に車を停め、進むと、緑の館セーファに強制的に入らされる。ここで、チケットを購入して、先に進むのだ。館内は写真の展示等があった。

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緑の館を出ると、まず「斎場御嶽」の石碑がある。

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何やら熱帯チックな木々が生える山道を歩く。

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この何気ない所は、御門口(ウジョウグチ)という。ここが御嶽への参道入り口なのである。

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本土とは違う植生に興奮し、なんとなく川口探検隊になった気分だ。

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道が開けた。大庫理(ウフグーイ)である。ここが最初の拝所である。

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なんとなく神秘性を感じる。

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大庫理から暫し歩くと、道が分かれる。右に曲がると、三庫理で、真っ直ぐが寄満である。真っ直ぐ進む。

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ふと右手を見ると、小さな水溜りがあった。

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その名も「砲弾池」である。沖縄戦のとき、艦砲射撃により穴が開いたらしい。凄まじい威力だが、半世紀も経って、現存しているとは驚きだ。

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寄満(ユインチ)である。ちょうど、大庫理のぐるっと廻って、裏側に当たる。寄満とは台所の意味らしいが、豊穣の満ちた所という意味もあるらしい。なんかよくわからんが、ここにたくさん供物を捧げたのかな?

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いずれにしろ、かなり神秘性を感じる。

寄満から先ほどの分かれ道に戻る。

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途中、こんなのを見つけた。岩肌に根が・・・。テンションが上がる。

分かれ道を三庫理方面に向かう。

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三庫理(サングーイ)である。

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見事に直角三角形だ。この奇妙な岩には、今まで以上に神秘性を感じる。これぞ聖地という感じがする。

くぐってみる。

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頭上を見上げた。この割れ目が・・・(*´д`*)ハァハァ

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くぐった先から、後ろを振り返る。

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三角形の奥には、神の島「久高島」の遥拝所がある。

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見えた。

もう一度、三角形をくぐる。

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三角形の手前の岩窪には、祭壇のようなものがある。二つの岩が天井部から突き出ているが、これは鍾乳石である。

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鍾乳石の下にそれぞれ壷がある。鍾乳石から滴る水を受け止める壷で、その水は、しきよたよる雨か美御水(シキヨダユルアマガヌビー)(奥)と雨たゆるあしかの美御水(アマダユルアシカヌビー)(手前)という。神聖な水なのである。

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ちょっと溜まってるかな?なんかこぞんでそう。。。

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こうして、三庫理を後にした。

帰り道で、ご夫人二人が地面を見て騒いでいる。

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あっ!アカハライモリ!

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沖縄でもイモリの腹は赤かった。

斎場御嶽を後にした。

2009年12月24日 (木)

琉球の雨(その6:今帰仁城跡)

今帰仁城跡にやってきた。

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雨がかなり降ってきた。どうやら台風が近づいているらしい。う~ん、明日帰るんだが、飛行機は飛ぶのか!?

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今帰仁城跡は首里城やらと並んで、世界遺産に登録されている。

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今帰仁城は、築城は13世紀頃といわれており、三山時代には北山王の居城だった。尚巴志に北山王が滅ぼされた後も、北山監守が置かれていた。琉球王国の重要拠点なのである。

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なかなか素晴らしい城郭ですな。

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平郎門をくぐる。

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平郎門をくぐり、両側を見ると、このような窪みがある。これは門番が見張りをするところである。

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平郎門の上に立つ。

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石畳の道が続く。雨水が溜まり、非常に滑りやすかった。

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後ろを振り返る。泥水が溜まっているなあ。。。

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道を進むと、大庭に出た。行事に使われる広場である。

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見晴らしの良い場所に来た。御内原という、女官の生活の場所だったところである。晴れてたら、さぞ美しいのでしょうな。

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滑りやすい道をびびりながら歩く。

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矢印があるが、何?

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主郭エリアにやってきた。

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火の神様がいた。

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ここを進むと、志慶真門郭である。

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半分滑りながら、降りる。

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志慶真門郭である。城に仕えた人々の居住エリアである。

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ここに建物が建っていたようだ。

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もっとゆっくり見たかったが、雨が激しくなってきたので、半ば強制的に見学を終了した。しかも身体も冷えてきたので、売店のソーキそばで温まった。

さて、次。

2009年12月22日 (火)

琉球の雨(その5:沖縄美ら海水族館)

平成21年10月24日。

二日目開幕である。レンタカーを借り、一路北に向かう。最近は、レンタカーにナビが搭載されているので、旅先では大いに助かる。

天候が怪しい中、沖縄美ら海水族館にやってきた。

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美ら海水族館は、海洋博公園の中にある。

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本来、イルカの周りを霧が舞い、涼しげなのだろうが、この曇天では鬱陶しいだけである。

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いよいよ水族館に着いた。ジンベイザメの模型によって、否が応でもテンションが上がる。

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エントランスである。修学旅行なのか学生さんが多かった。

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中に入ると、早速タッチングプールだった。こういうのって、最後のほうにあるもんじゃ?

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沖縄らしいサンゴ礁の海が再現されている。

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「ナポレオンフィッシュ」こと「メガネモチノウオ」だ。老成魚になると、頭に瘤ができて、それがナポレオンの帽子みたいだということから、ナポレオンフィッシュの異名がある。それにしても標準和名は何とかならんかったのか?

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メガネモチノウオ、別角度から

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なんかハタ類ですな。ヤイトハタ?

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あまりのスピードにテブレしちまったぜい!

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なんか洞窟っぽいですな。

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岩陰になんかいるな?

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こりゃ、ネムリブカか?

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今度はマングローブ林っぽいですな。モノダクティルスがいっぱいですな。昔、家で飼ったことがあるが、何気に凶暴で、すぐ死んじゃった。適当に飼うとダメですな。

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ナマコご一行様である。女子学生たちがキモイと騒いでいた。確かにマナマコを最初に食った人は、本当に偉いと思う。普通は、気色悪くて食えないでしょう?展示されているものは、マナマコではないだろうが・・・

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ガーデンイールだ。またまた女子学生が「何これ?」と騒いでいた。ガーデンイールって、そんなに珍しいかね?

各水槽をのんびり見ながら進むと、巨大水槽が見えてきた。

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おう!これはすごい!ジンベイザメやらマンタやらちらちら見えるが、今は進むとしよう。

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サメのエリアに先に行く。

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サメの群泳はなかなか圧巻だ。動きまくるので、なかなかきれいに撮れない。

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やっときれいに撮れた!という訳ではない。これは標本だ。

ホホジロザメの胎仔ということだ。なんと140センチもある。こんなのが、お腹の中に入っているとは・・・

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今度はアオザメの胎仔である。腹に余程たくさんの栄養が詰まっているようだ。

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これがジンベイザメの胎仔である。なかなかユーモラスだ。

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行きは気づかなかったが、サメエリアの手前にサメの皮が飾ってあった。

いよいよ巨大水槽に戻る。

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おお!ジンベイザメや!すげぇ~。昔、海遊館で見たことあるが、こっちのほうが迫力を感じる。

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今度はマンタことオニイトマキエイがやってきた。

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でかい!

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なぜかとりつかれたようにマンタを追ってしまった。

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ジンベイさんも・・・

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ジンベイザメやオニイトマキエイにばかり注目していたが、底の方に、いろいろこぞんでいた。サメとかエイとか・・・

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小魚の群れだ。ウメイロかな?

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しばらく進むと、トンネルになっていた。

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真上をイトマキエイが通過する。テンション上がるなあ。

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ハタの仲間ですな。

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しばらくすると、巨大水槽が終わった。

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暗い所に来たと思ったら、いきなりダイオウイカの標本があった。深海コーナーのようだ。

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サンゴが怪しげに光る。

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タチウオの立ち泳ぎだ。

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深海の小さな生物コーナー

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世界初展示らしい。その名もリュウグウサクラヒトデ!深海の座布団と銘打ってある。もうちょっと何かなかったの?

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照明で様々な生物が光り輝き、なかなか美しい。こりゃ、サメの卵かいな?

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海のプラネタリウムと銘打った、ある小部屋に入ると、身体の一部が闇の中で光る魚(ヒカリキンメダイとマツカサウオ)が展示されていた。青白い光が暗闇に中で浮かび上がる。美しい。

この後、屋外でイルカとかウミガメとかいたが、特に珍しいものでもないので、割愛する。

さて、次に行くとするか・・・

2009年12月17日 (木)

琉球の雨(その4:第一牧志公設市場)

首里からゆいレールに乗り、牧志についた。そこからとことこと歩き、壷屋やちむん通りにやってきた。

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やちむんとは、焼物のことである。ここは壷屋焼発祥の地であり、窯元や直売店が立ち並んでいるのだ。

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いかにも沖縄という民家があった。

自称焼物好きの私は、壷屋焼が欲しくて、数件の店を渡り歩き、いろいろとお店の人に教えてもらった。シーサーの良し悪しの見分け方とか・・・

何軒も渡り歩き、結局今回は見送ることにした。最終日にでももう一度来ようと、問題を先送りにしたのだ。

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やちむん通りを北上すると、やがて、商店街に出た。

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第一牧志公設市場にやってきた。第二次世界大戦後、闇市が発展したが、衛生環境などの問題から、那覇市が公設市場を開設したのが発端である。その後、地主とのトラブルにより、那覇市が移転を前提に、第二牧志公設市場を開設したが、市場の業者がほとんど移転せず、結局、第一牧志公設市場として存続した。第二はその後、閉鎖されている。

中に入ってみた。

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いきなり豚さんのマスクが・・・

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豚さんに何しようねん!( ̄Д ̄;;

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こちらは魚屋さんだ。

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イラブチャー(アオブダイ)に、アカジン(スジアラ)、グルクン・・・

あまり食欲が湧かない色ですな。ま、それでも普通に食べますがね

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一番手前は、ノコギリガザミですな。

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ヤコウガイですな。

魚をいろいろ見学していると、やたら店の人が進めてくる。この市場では、1階で食材を買うと、2階で調理してくれるのだ。

ま、適当に刺身でも食いますかね。

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お奨めで頼んだのはいいが、何が何かわからん。とりあえず、皮付きなので、よく分かるイラブチャーを食べる。う~ん、美味しくない?

もさもさ食べ、オリオンビールを飲んでいると、相席になった男性が声をかけてきた。男性は、出張で沖縄に来て、その帰りの便まで、ここでご飯を食べているらしい。結構魚好きなおじさんで、すっかり話が盛り上がってしまった。おじさんはノコギリガザミを食べていたのだが、お近づきの印にと、おすそ分けをもらった。美味しいのは美味しいが、やはり、ガザミのほうが・・・

福岡から来たことを話すと、フグの話をしてきた。このおじさん、通やな

普通、トラフグといえば、下関ということで、山口のイメージが強いが、天然トラフグは福岡の漁師さんが獲るほうが多い。ま、セリは下関でしているみたいだが。

おじさんは、それでもフグは福岡のイメージと言ってくれた。このおじさん、北海道出身で、海産物には五月蠅いらしい。今は神奈川は藤沢に住んでいるのだが、しょぼい魚ばかりでうんざりしているそうだ。福岡には美味い魚が、よ~さんあるんやでぇ~と宣伝しておいた。

最後に藤沢ということで、江ノ島水族館にこの間行ってきたと告げると、おじさんも水族館ファンらしく、鼻息を荒くした。

公設市場では、ちょっと食って帰るつもりだったが、思わぬ出会いで、時間を忘れ、結構時間がたってしまった。最後は、おじさんが空港に向かう時間になったので、お開きになった。ちょいと酔った。

1階に下りて、再び散策する。

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こりゃヤシガニですな。高っ!w(゚o゚)w

市場をでて、商店街を散策する。

南国なフルーツが売ってある。

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ドラゴンフルーツですな。

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スターフルーツやらが売ってある。

カットフルーツが売ってあった。聞くと、純国産ということなので、食ってみた。

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ドラゴンフルーツである。少ししゃびしゃびだが、美味かった。

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さーたーあんだぎーを食ってみた。もさもさして美味かった。

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国際通りを歩いていると、ハブ酒発見。何故かテンションが上がる。酒のせいか?

こうして、一日目の夜は過ぎていった。

2009年12月16日 (水)

琉球の雨(その3:玉陵、龍潭)

首里城より、しばし歩くと、玉陵(たまうどぅん)にやってきた。

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玉陵とは、琉球王国第二尚氏の歴代国王が葬られている陵墓である。

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かなり雨足が強い。

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こちらでチケットを購入する。受付の人が言うには、この建物の地下に展示室があるらしい。雨宿りも兼ねて、見学することにした。

地下には、出土品や戦前の玉陵の写真などが展示されていた。

見学を終えて、地上に上がると、なんとか雨脚も弱くなったので、メインの玉陵を見学する。

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亜熱帯な木々が生い茂る。

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ひょっとしてガジュマル?キジムナーいるかな?

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やがて、道が開けた。

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前門をくぐる。

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また広場のようなところに出た。

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石碑があった。「玉陵の碑文」というものが彫られている。この玉陵に葬られる資格のある者を列記している。もっとも後年は、そのルールが度々破られたようだ。

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後門をくぐる。

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玉陵の全貌が見えた。

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一番西の構造物の上には、何やらユーモラスなシーサーが・・・

墓は西室、中室、東室に分かれている。

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中室である。王と王妃は、ここで、骨となるまで葬られる。骨となると、洗骨され、東室に葬られるのだ。この他の王族は、西室に葬られる。

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中室にある塔の上にもシーサーが・・・

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こちらが西室である。

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最後に東室である。

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東にもやっぱりシーサーがいた。

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一瞬、熊の置物かと思ったが、違うようだ。なんか変な塊である。

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欄干を見ていると、その上にも数々のシーサーが並んでおり、表情が面白い。

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こんなのとか・・・

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こんなのとか・・・

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こんなのとか・・・

非常に面白い墓であったが、そんなに大きくないので、すぐに見学し終えた。

さて、戻るか・・・

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歩いていると、龍潭という人工池に出くわした。1427年に中国帰りの役人が造ったものらしい。ここに船に浮かべて、冊封使を接待したとか。。。風流ですな。

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おう!錦鯉ですな。その周りに群れているのは・・・?

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ティラピアやん!野良ティラピア発見!

こいつは、元々アフリカとかに生息している熱帯魚である。過去、食用に移入され、温泉地とかで養殖されていた。こんなのが野良化しているのだから、やっぱり南国やねぇ

あれ、岸壁になんか変なのがいるぞ?

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プレコ~!?モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!

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プレコだらけやん!種類はよく分からんが、セルフィンプレコかな?

この魚、アマゾン原産である。ティラピアまでは噂に聞いていたが、プレコは度肝を抜かれた。プレコは熱帯魚屋さんで普通に売られている。特にセルフィンプレコは幼魚が売られており、値段も安いので、安易に買ってしまう。しかし、恐るべき成長スピードで巨大化するため、持て余し、自然に投棄する者がいるという話を聞いたことがある。これはそういうやつが野良化したとしか考えられない。う~ん、生態系の危機ですな。考えさせられる。。。

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おう!ティラピアの摂餌行動だ。基本的に魚好きなので、食い入るように見てしまった。本日、一番テンションが上がった瞬間であった。

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水鳥もいるが、私は全然詳しくないので、テンション上がらず。。。

こうして、首里城周辺の散策を終えた。

2009年12月14日 (月)

琉球の雨(その2:首里城Ⅱ)

琉球王国っぽい服装をしたおっちゃんに誘導され、南殿に入った。

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ここには、書院、鎖之間と庭園がある。

どうやらこの先は、有料でお茶をくれるらしい。せっかくなので、お茶でもしていくことにした。

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奥の鎖之間に通された。鎖之間とは、王子の控え室らしい。

やがて、お茶とお茶菓子がやってきた。

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お茶はさんぴん茶(ま、ジャスミン茶ですな。)である。茶菓子は花ぼうる、くんぺん、ちいるんこう、ちんすこうがあった。モサモサして美味かった。

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こちらは鎖之間の奥にある、裏御座である。

お茶も堪能し、ほっこりしたところで、書院の見学をする。

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書院は、国王が日常の執務を行う場らしいが、ちと味気ない気がする。

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こちらが庭園である。南国な感じだが、少し寂しげだ。この曇り空のせいか?

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書院を見学し終え、続いて、正殿内部に突入する。

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1階の下庫理に穴が開いており、皆下を覘いていた。どうやら、昔の遺構らしい。

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御差床(うさすか)である。玉座のことである。

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奥に2階に上がる階段が見える。

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1階は、政治を行う場ということだ。

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続いて2階に上がる。

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上がって、右手の格子の奥の部屋は、おせんみこちゃという。国王が女官と毎朝拝む場である。

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2階は大庫理という。正面は、御差床、つまり玉座である。1階は政治の場で、2階は儀式の場ということだ。

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正面と左右に額が架かっている。「中山世土」は中山はずっと琉球国王の国やで。「輯瑞球陽」琉球に幸あれ。「永祚瀛壖」は琉球をずっと治めなあかんで。という意味だ。それぞれ清から贈られたものらしい。

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こりゃ王冠やね。正殿内部の見学を終えた。

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続いて、北殿である。

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首里城の復元模型が置いてあった。

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中国が琉球王を任命する際の儀式を再現しているらしい。

北殿を出ると、何やら雨が降っていた。

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首里城を去る前に、もう一度正殿を外から見学する。

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左側は修理中であった。階段前にそびえる龍は、大龍柱という。普通は柱に彫るのだが、こうやって、独立して龍の柱が立っているのは、琉球独特らしい。

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大龍柱は左右対になっている。

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石段の上には、さらにミニな小龍柱が立っている。

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北殿の奥から、出口に向かう。

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右掖門をくぐる。かなり雨脚が強くなってきた。

暫く進むと、歓会門まで戻ってきた。すっかりスコールとなったので、しばし雨宿りをする。少し弱まったところで、次の目的地に移動を開始した。

2009年12月13日 (日)

琉球の雨(その1:首里城Ⅰ)

平成21年10月23日から25日、沖縄にふらっと行ってきた。私自身、初めての沖縄上陸である。これで、経県値が4点も上がる。それでは開幕。

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宿は美栄橋駅から数分のところにとった。初めの目的地は首里城である。首里城へは首里駅までモノレールに乗ることになるが、その前に昼食を取る。

国際通りにある。「かどや」という店にやってきた。

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ソーキそばを食った。非常に美味かった。

国際通りを歩き、牧志駅からモノレールに乗る。牧志駅の手前に外国人観光客から道を聞かれた。たどたどしく教えた。

ま、ここは国際通りか?と聞かれただけやからね。

首里駅にやってきた。首里駅からすぐかと思いきや、なかなか歩くハメになった。

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やがて、それらしい建物が見えてきた。

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なかなか雰囲気ありますね。

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何気なく見る。

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世界遺産でした。

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園比屋武御嶽石門という。石門の後ろの森が御嶽である。御嶽(うたき)とは琉球における信仰の聖域のことだ。国王が国内巡回するとき拝礼したり、聞得大君という神女の最高位が就任するとき最初に拝礼するといった、非常に重要な御嶽なのである。

あまりにも人がいなくて、見逃すところであった。皆さん、世界遺産ですよー

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やがて、有名な守礼門が見えてきた。

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首里城の城郭外にあるが、ま、ここが玄関口みたいなもんかね?二千円札で有名だ。ちなみに「守禮之邦」というのは、「琉球は礼節を重んじる国なんやで!」という意味だ。

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ここから首里城に入るのかと思い、「チケットを下さい。」というと、違うかった。ここは総合案内所であった。入り口は、守礼門を戻って、少し山側に行ったところらしい。どうやら変な所から来たので、守礼門を裏からくぐったようだ。(/ω\)ハズカシーィ

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歓会門である。

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ここから城郭内に入る。

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狛犬みたいに座っているが、シーサーか?

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歓会門を突破すると、次は瑞泉門である。

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門の手前には、泉がある。

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龍の口から湧き水が出ているので、「龍樋」という。なかなかきれいな水が流れていた。ちなみに瑞泉門の名は、この泉に由来するそうだ。 

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何やら意味ありげな石碑が・・・「中山第一」

琉球は統一される前、北山、中山、南山に分かれていた。龍樋の水は中山一という意味でしょうな。

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瑞泉門をくぐる。

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すぐに漏刻門をくぐる。なんだか漏れそうな名前だが、櫓の中の水時計で時間を測っていたことからついた名前らしい。

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また門だ。今度は赤々して、かなりド派手である。

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広福門である。

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広福門をくぐると、いよいよ御庭に続く奉神門が見える。

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ちなみにこの箱庭チックなものは、「首里森御嶽(すいむいうたき)」である。当然、聖地であるが、そんな大層なものに見えない。実際、初めは、ただの植木だと思ったが、あまりにも木がぼおーぼおーで、逆に何かあるのかと気になって調べると、重要な場所だったという次第である。

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最後の関門、奉神門に突入する。3つの入り口があるが、真ん中の門は本来、国王など高貴な人しかくぐれない。今は、ここが料金所である。気分だけでも雅に高貴になって入った。

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正面が、首里城正殿である。当然、首里城の中心である。赤瓦が琉球っぽい。手前の広場は、御庭(うなー)という。真ん中の道は、国王以外通れない。広場が紅白に染め分けられているのは、官僚が並びやすいようにだとか・・・。ここで、儀式が催されたようだ。

首里城の説明を少しする。尚巴志の三山統一前から中山の城として存在していたようだが、統一後、琉球王家の居城として使用されるようになった。首里城は何度も焼失している。一番最近は、太平洋戦争の沖縄戦中である。現在のものは1992年に再建と、非常に新しい。その後、2000年に世界遺産に登録された。

琉球王国っぽい格好をした係員に南殿に行けと誘導された。

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ここから内部を見学できるらしい。次回は内部を散策する。     

2009年12月 6日 (日)

祐徳の旅(その3:清水の滝)

小城羊羹を食したあと、まだ時間あるなあと思いながら、運転していると、清水の滝の標識を発見した。

監督行っていいですか?

監督:まーくんがいいならいいんじゃないですか?

ということで、やってきた。

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清水の滝へは、まず、清水山見瀧寺宝地院というお寺に参拝しなければならない。

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山門である。

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山門をくぐると、清流の流れる小川と、何やら怪しげな石像・・・

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えらい坊様かな?

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なんじゃ!?このちっさいおっさんは?

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鯉の供養塔?そういや、ここに来る前に鯉料理が何軒かあったような。。。

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???この悩ましげなオヤジは?

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石の穴に何かおられる。

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ワンダーですなあ。。。

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今日何度目だろうか?目の前に現れた石段に、監督も苦悶の表情である。

監督!足に乳酸が溜まってますよ。

監督:真剣勝負に関係ないわー!

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何故に歯?

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さりげなく岩に仏様が彫ってある。

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やっと頂上が見えた。

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門をくぐる。あれ?山門、さっきなかったっけ?

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本堂である。

見瀧寺は、天台宗の寺院である。平安時代の創建といわれているが、その後、戦乱で焼失したのを、佐賀藩主鍋島勝茂が再興した。小城藩主鍋島元茂が父である勝茂を鹿狩りに招いたところ、滝を見つけたそうな。。。そこで、勝茂は、観世音菩薩を勧請したそうだ。

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本堂の横手はお地蔵さんが・・・

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なんかよく分からんが、ワンダーなお堂だ。

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滝を目指し、石段を下る。今まで上ってきた苦労が水の泡だ。

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清水の滝である。

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日本名水百選に選ばれているらしい。

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滝のお不動さんがいかす。

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滝壺にレインボーが・・・。ありがたい気持ちになりますなあ。。。

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ちょっと下がった地点から、ポチっとな。。。

漲るマイナスイオンパワーですっかり監督も回復した。・・・のか?

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サワガニ発見!

一人騒ぐ私。

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最後の最後でまた石段が・・・。監督、ちょっとふらついてるんじゃ?

これで、今回の現地視察を終えた。

この夜、草野球の試合があったが、アップというには、きつ過ぎる旅であった。

おしまい。

2009年12月 4日 (金)

祐徳の旅(その2:須賀神社)

佐賀県は小城市に須賀神社という神社がある。監督が祐徳だけでは、物足りないと、どこからともなく調べてだしてきた。何が凄いって、、、

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これだ!やたら長い石段の上に本殿がある。

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須賀神社はスサノオを祀った神社である。地元では祇園さんと呼ばれているらしい。

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遙拝所である。上まで上れない人は、ここで参拝しろということか?

遙拝所をあっさりスルーすると、監督は意気揚々と石段を上りだした。

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かなり急だ。

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途中で鳥居があった。第一関門クリアか?何故か私はスーパーマンロードを思い出した。監督!もうすぐで超人になれますよ!

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監督の足取りは軽い。こんな体力あったっけ?

石段の数から言えば、金比羅なんかと比べ物にならないが、とにかく段差が大きい。腿上げをしっかりとしなければならず、確実に腿に乳酸が溜まった。

頂上まで上がると、

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監督が倒れていた。

「返事がない。ただの屍のようだ。」

・・・

完全にグロッキーである。

「リング上、40度超えてますよ!」

「あばら折れてますよ!」

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そんな監督は置いといて、、、

本殿である。

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石段はインパクトがあるが、社は普通ですな。

参拝を終えて、降りることにする。

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この石段とは別に、遊歩道がある。監督は、そっちを行くとのこと。

なんで、石段降りないのかね?

どうやら膝が笑っているようだ。

ま、監督が足を踏み外し、監督と一緒に転校生を演じるのは嫌過ぎる。

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てくてくと一人降りる。帰りは行きと違い、あっという間だった。

下で暫く待っていると、監督が降りてきた。お疲れ様でした。

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石段で体脂肪を消費した後は、神社のすぐ近くにある、村岡総本舗で小城羊羹を堪能した。

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