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    2007年2月。とにかくカルチャーショックの連続だった。

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2009年11月

2009年11月30日 (月)

祐徳の旅(その1:祐徳稲荷神社)

平成21年10月11日。

監督と前々から計画していた祐徳稲荷神社詣でを実行するときがきた。

監督の奥さんの許可も、私の

「それは私のお稲荷さんだ!」

という、メールにOKがでた。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

久しぶりの九州の旅である。待ち合わせは柳川である。監督にはわざわざ大野城から柳川まで足を運んでいただいた。柳川駅で監督を回収し、いざ出発だ。

なんだかんだがあって、着いた。

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祐徳稲荷神社は、日本三大稲荷の一つである。ご祭神は、当然、お稲荷さんこと、倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ)であり、他にも大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ)と猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)を祀っている。

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楼門である。

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楼門前の川には鯉が泳いでいた。

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なかなか立派な楼門だ。

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楼門をくぐる。

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いきなり、特徴的な建物が現れた。舞台造りの上に建っているのが本殿である。このビジュアルが気になり、前々から行ってみたかった神社である。素晴らしい!

本殿に行く前に、地上をしばし散策する。

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御神楽殿である。

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なにやらご祈祷の最中のようで。。。

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さて、上るか・・・

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やっと着いた。監督、もうバテマシタだ。。。

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本殿である。

昭和初期に新築したが焼失したので、昭和32年に再建したものだ。

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本殿から下を眺める。高い!相当高い!

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とにもかくにも御参りした。

祐徳に着いて、いきなり本殿と最初からクライマックスだなあ・・・と思っていたのだが。。。

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まだ、上にあるらしい。。。どうやら奥の院があるようだ。

せっかくだから行ってみるかと軽い気持ちで考えたのが、とんでもないことになってしまった。

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しばらく石段を上ると、石壁社が現れた。祐徳稲荷を創建した鹿島藩主鍋島直朝の夫人を祀っている。

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ご覧のように岩壁にめり込んでいる。夫人はここでシャーマン的なことをしていたらしい。

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再び歩く。

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まだ歩く。

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ところどころに祠があった。

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まだ歩く。

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あっ!?下がった?

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また上るハメになるんじゃ・・・?

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やっぱ上りかよ!

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右手にあるのが、命婦社である。お稲荷さんに仕える白狐を祀る神社である。しかし、さすがに、足に乳酸が溜まってきたぞい!

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下を見下ろす。怖っ!w(゚o゚)w

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奥の院まで80メートルである。かなりきつい。監督もグロッキーの様子だ。

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ラストスパート~o(#゚Д゚)_‐=o)`Д゚)・;

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やっと着いた。かなり息が弾む。

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最後にちょっとした石段が・・・、きつい・・・

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奥の院である。

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奥の院から見る景色は格別だ。これだけでも、こんなところまで来た価値があるというものだ。そう思わなければやってられない、、、

向こうに有明海が見える。

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さて、降りるか・・・

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この先危険なんですか?

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これか?確かに疲れたときの下りはきついからな。。。膝笑いそう・・・

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それともこれが難所?

?結局どこが難所か、分からなかった。

監督はかなり慎重に降りていた。

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最後に岩本社にやってきた。なかなか雰囲気のある社だ。

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本殿の舞台造りを右手に見ながら、地上に降りてきた。

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こちらが降りてきたところである。なんかホッとしますな。

これにて、祐徳稲荷散策終了!

最後に狛狐を。。。

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ど~ん!

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どど~ん!

2009年11月26日 (木)

ソウル死闘編(その14:グルメな話。そして、グランドフィナーレへ)

お茶をするために、仁寺洞にやってきた。お茶は、伝統茶院という美術館の中にある茶屋である。

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中に入ると、レトロでなかなか良い雰囲気だ。

早速注文する。私は五味子茶、うっちょは柚子茶、球児は水正果を、さらに茶菓子も注文した。

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注文したものがやってきた。

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私が頼んだ五味子茶である。干した五味子の実を煮出したもので、甘味、辛味、渋味、酸味、塩味の五味が一体となった、まさに味覚のオーケストラやーヽ(´▽`)/

五味といっても、ほとんど酸味で、疲れた身体には大変ありがたいものだった。美味い!

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こちらは球児の水正果である。生姜とシナモンということだ。ちょっと味見させてもらったが、美味かった。冷やし飴の味がした。

うっちょの柚子茶だった。何で日本でも普通に飲めるやつを頼んだのかねぇ?

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こちらの茶菓子は油菓という。餅を油で揚げて、小豆などの粉をまぶしたものだ。外はサクサク、中はもっちりとして、ほんのり甘く美味かった。

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お餅盛り合わせである。当たり前だが、もちもちして非常に美味かった。

予想以上の美味にすっかりご満悦となった。英気を養ったところで、移動開始!

地下鉄でアングク駅からトンデムン駅に移動した。なお、前日T-moneyを買えなかった球児であるが、やっと購入に成功した。

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東大門である。正式には興仁之門という。李氏朝鮮時代にソウルを囲む城郭の門で、1396年に建てられた。現在のものは、1869年の再建である。

市場でも見たいなぁ~

ということで、東大門市場を目指す。

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路地に迷い込んだ。人通りは少なく、寂しいなあ・・・

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焼き魚美味そう!

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やっと市場に着いたが、どうも変だ!

休みでした・・・

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少し、周囲のデパート等を散策したが、さして面白くなかった。

仕方ないから、晩飯でも食いにいくか・・・

うっちょ:晩飯どうします?

私:何にするかねぇ?

球児:ぼ、ぼく、餃子が食べたい・・・、明洞で。。。

(球児君がいいなら、いいんじゃないですか・・・?) 

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ということで、明洞餃子にやってきた。中国じゃなくて、韓国で餃子か・・・

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美味そうですな・・・

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餃子美味っ!

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この麺は辛くて美味かった。

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実は、明洞餃子の本当のメインメニューはこのカルグクスという韓国の麺である。もともと明洞カルグクスという名の店だったが、あまりにも人気店になったため、店名をパクる者が続出した。仕方ないので、店名を明洞餃子に変えたとか・・・

味はあっさりとして、非常に美味かった

リーズナブルな値段で美味いものを食って、大変ご満悦である。韓国で餃子なんて、なんちゅーチョイスしやがるか!と思ったが、Q様には感謝せねば。。。

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腹ごなしに韓国の夜を歩く。なかなか美しいですな。

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ホテルに帰ると、コンビニで買ってきた韓国ビールと私の大好物の豆乳で、乾杯した。韓国のビールといえば、しゃびしゃびで美味しくないが、このOBは割りとましだった。私にはビールの味など分からないが、うっちょがそういっていた。ちなみに焼酎も飲みました。主にうっちょが・・・

ともあれ、韓国最後の夜は、猥談談笑で更けていった。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

平成21年10月5日。

空港に行くまでに時間があるので、朝飯を食いにいく。

清進屋(チョンジクノ)という店に行く。24時間営業なので、朝早い時間から行ける。

ここではヘジャングクという料理が食べられる。

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モツを牛の血で煮込んだものだ。要するに、韓国風もつ鍋である。二日酔いによく効くらしい。意外とあっさりとして美味かったが、二日酔いになるほどビールなんか飲むと、プリン体が相当溜まりそうなのに、翌朝、また大量のプリン体摂取をするとは・・・ 韓国の人は、通風とか大丈夫かいな?

朝飯を食っても、まだ時間があったので、徳寿宮前にあるダンキンドーナツで、くつろぐ。

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文化財を見ながらのドーナツは、オツですな

こうして、今回の韓国旅行を終えた。

最後まで、球児のうろたえる様子を見れなかった。来年は東南アジアでも連れて行くか・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

おしまい。

2009年11月25日 (水)

ソウル死闘編(その13:宗廟)

昌徳宮を見学した後は、すぐ南にある宗廟に行く。ところが、反対方向から行ってしまったため、えらく回り道を食った。

ほぼ外周を一周した後、入り口にやってきた。

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いささか疲れたが、さっそく入るとする。

宗廟とは、中国などで氏族が先祖に対する祭祀を行う廟である。ここソウルにあるものは、初代李氏朝鮮王、李成桂が儒教の礼法にのっとって、建てたものが起源である。文禄の役で焼失したのち、1608年に再建されている。朝鮮の歴代王と王妃、忠臣を祀っている。

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外門をくぐると、石畳の道が続いている。真ん中は、神が通る神路、右は王が通る御路、左は王子が通る世子路だそうだ。道に入るなと注意書きがあった。

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入って、右手にあるのが香大庁などである。手前に見えているのが、望廟楼である。祭礼のときに、王が休息する場所である。

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望廟楼の裏手にある恭愍王神堂に行くと、絵があった。恭愍王は高麗の王で、何故李氏朝鮮の宗廟に祭られているのかは、定かではない。

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香大庁である。祭祀礼物の保管や執事官が待機する場所である。

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この石畳は香路である。祭祀礼物を運ぶ道である。

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中に入ると、儀式に使うらしい器具が陳列されていた。

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香大庁一帯の北には、斎宮などがある。王らが祭祀を行う準備をするところである。

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門をくぐると、正面が御斎室である。王が使う場所だ。

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右側が世子斎室で、王子の場所だ。

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左手が御沐浴庁である。祭祀の前に沐浴により、身を清める。

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斎宮からすぐ北西に正殿がある。門をくぐる。

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正殿である。宗廟の中心的な建物で、太祖など功績の大きい王や王妃を祀っている。だだっ広い空間に、長細い建物がぽつんと建っているという印象で、何やら寂しげであった。厳かな雰囲気はあるが、神像などはあるのか知らないが、一切見えない。要するに、殺風景な感じだった。

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東門から正殿を出ると、典祀庁がある。

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典祀庁の隣には、祭井がある。

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来る!きっと来る~ヽ(´▽`)/

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典祀庁である。祭祀への供え物を用意するところである。

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正殿への門の前に石の台がある。饌幕壇という。これは、供え物を予め検査する場所である。もう一つ小さめの台がある。こちらは、省牲位といい、牛、羊、豚を検査する場所である。うっちょ、そんな所に立ったらいかんよ・・・

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宗廟の最奥部には、永寧殿がある。

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門には、何やら楽しげな、でんでん太鼓のような物体が・・・

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永寧殿である。正殿に先祖を祀ってたら、一杯になったので、別に造ったらしい。で、功績の高い王様を正殿に残し、あんまりという王様はこちらに移したとか・・・

こちらも正殿と同じように、何とも殺風景であった。

これで、宗廟の見学を終えた。

さて、歩き疲れたし、お茶でも行きますか・・・

2009年11月20日 (金)

ソウル死闘編(その12:昌徳宮Ⅲ)

楽善斎の西側に北に行く道がある。

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そこを暫く歩くと、後苑となる。

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芙蓉池が見えてきた。

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後苑を代表する庭園である。この池の畔は、チャングムのロケでも使われたらしい。ここでツアーは休憩に入る。しっかり堪能することができた。

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この建物は芙蓉亭という。上から見ると、屋根の形が芙蓉の花になっているとか。。。

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逆サイドから芙蓉亭を眺める。

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こちらの建物は、宙合楼である。図書館などの学問の施設として使われていたようだ。

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宙合楼の前には、魚水門がある。

これまで、結構歩いたせいか、すっかり休憩モードになってしまった。うっちょとQ様と、だらだらとしてしまった。

再び、ツアーはスタートした。

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金馬門の前までやってきた。金馬とは、王子のことらしい。つまり、ここから王子のテリトリーということになる。

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この建物は、なんでも王子の自習室らしい。建物の裏に階段があるが、ここから先ほどの宙合楼に行ける。図書館で借りてきた書物をここで読んだらしい。

後苑はさらに奥にも広がっているが、今回のツアーではここまでとなった。

ここから、帰り道をひたすら歩く。

暫くすると出口というところで、ガイドさんが立ち止まる。

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なんでも相当古い木だそうだ。

ここで、ガイドさんがお別れの挨拶をした。

一同:ありがとうございました!

帰り際に、次のツアー客がちょうど出発しようかというところであった。。。

2009年11月18日 (水)

ソウル死闘編(その11:昌徳宮Ⅱ)

仁政殿を見学すると、いったん仁政門をくぐって、戻り、さらに肅章門をくぐる。

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宣政門である。この奥に宣政殿があるが、門は閉ざされていた。

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横手に廻る。この青瓦が宣政殿である。王が日常業務を行うところである。

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宣政殿の右隣は、煕政堂である。もともとの便殿は先ほどの宣政殿だが、窮屈という理由から本来、国葬なんかを行う、この煕政堂に王は入り浸っていたらしい。

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屋根の上を見ると、西遊記の面々?がここにもいた。

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煕政堂の裏側に廻る。

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煕政堂の中は、カーペットが敷かれ、シャンデリアがあったりと西洋チックだ。 

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煕政堂の北側には、大造殿がある。

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煕政堂と大造殿は渡り廊下で繋がっているらしい。

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大造殿である。昌徳宮の寝殿であり、王妃の生活空間ということだ。

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大造殿周辺には付属する建物がいくつかある。その中で、大造殿の右側にある興福軒は、日韓併合条約を決めた場所である。

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大造殿の前には、水亀が置いてある。これは、この水に映った自分を見て、火の邪鬼がびっくらこいて逃げるという、火災防止のまじないである。

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大造殿の中には、やたら高そうな長椅子が置いてあった。螺鈿というやつか?

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大造殿から煕政堂の方向に戻ると、ガイドさんがとある方向を指差した。屋根の壁面に「康」という字が彫られている。縁起がいいとのことだ。

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煕政堂に戻ってきた。

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煕政堂から東に向かうと、楽善斎のエリアがある。楽善斎は後宮である。

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こちらは、楽善斎の裏庭である。

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高宗の息子で、李王となった李垠の妃である李方子が最後まで、ここ楽善斎で暮らしたらしい。なんとなくこじんまりしており、くつろげる空間だった。

次回は、昌徳宮後苑を散策する。

2009年11月16日 (月)

ソウル死闘編(その10:昌徳宮Ⅰ)

すっかりお腹も満たされたところで、昌徳宮にやってきた。

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昌徳宮の正門、敦化門である。昌徳宮は1405年に離宮として建てられた。この敦化門は1415年に建立された。昌徳宮自体は文禄の役のときに焼失しているが、この門は唯一 焼失せずに残った建物である。韓国最古の門とも言われている。

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チケットを購入すると、門の前で足止めを食らう。

昌徳宮は、文化財保護のため入場が制限されている。時間制のツアーに必ず参加しなければならないのだ。もっとも木曜日は自由拝観日らしい。とにかく日本語ツアーの時間まで待つ。

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いよいよツアー開始だ。日本語が堪能なガイドさんに連れられ、出陣である。

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石橋を渡ると、正面に進善門がある。この門には、申聞鼓が設置されており、一言物申したい民は、この申聞鼓を打つべしということだが、実際は、門兵が見張る敦化門を通り、この申聞鼓を打つなど、不可能だったようだ。で、結局、王に直訴する場合は、王の行列に飛び込んだらしい。

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進善門の前の石橋は、錦川橋という。ガイドがこの橋の袂に守り神がいるというので、覘く。

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この謎の生物は、ヘテという。主に火災除けらしい。

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こっちは亀だ。亀の寿命の長さにあやかっているのかな?王朝も末永く続くようにみたいな感じかいな。。。

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進善門を抜ける。

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仁政門をくぐる。

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仁政殿である。昌徳宮の正殿で、重要な国家儀式などを行うところである。当然、ここにも徳寿宮景福宮と同じように品階石が並んでいる。

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屋根の上に、ちっこいのが並んでいる。ガイドさんの説明によると、守り神の一種で、西遊記の登場人物を表していると言われているらしい。前から、三蔵法師、孫悟空、・・・

徳寿宮でうっちょと球児が悩んでいた謎が解けた。

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ぞろぞろと歩く。まさにドラクエ状態。。。

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なかなか美しいですな。

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中を覘く。ここに王様が座ったのでしょうな。。。

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いい天井してますな~

仁政殿を見学したところで、次回へ続く。

2009年11月14日 (土)

ソウル死闘編(その9:土俗村)

参鶏湯(サムゲタン)といえば、韓国を代表するスープ料理である。私はまだ食べたことが無いが、噂では大層美味いそうな。。。

ソウル行きが決定したときから、参鶏湯を食すのが、私の希望と主張してきた甲斐があって、遂に念願が叶う。

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景福宮の西に、有名な参鶏湯の専門店、土俗村がある。

中に入ると、中庭のようなスペースを通り、奥の大座敷に通された。

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靴を脱ぎ、座敷に上がる。座敷には、テーブルがいくつもならび、まだお昼には早いにもかかわらず、そこそこのお客が入っていた。かなり人気店らしい。

早速、注文を聞きにきた。もちろん、参鶏湯三人分である。他に何かいるか?と聞いてきたので、チヂミも頼んだ。これは球児の希望である。何でも日本と本場でどう違うか興味があったらしい。

しばらくすると、参鶏湯がやってきた。

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では、早速頂く。ん?少し薄いか?塩を入れる。おぉ、これは美味い。

舌鼓を打ちながら、べらべらしゃべる。

私:しかし、昨日の焼き肉屋は感じ悪かったけど、ここはええ感じやね。

この発言に、隣の関西系おば様二名が反応した。

おばさん1:日本の人やね?私らも昨日、焼き肉にいったけど、感じ悪かったわ。

ここからいろいろ話したが、おば様の「・・・しはる。」という発言がでたところで、、、

私:ひょっとして大阪から来られたんですか?

おば様二名:いや、京都やで。

(語尾にはるをつけるのは、京都か北摂なのだ。なんとなく大阪にしたが、外れたようだ。)

おば様1:お兄ちゃんらは?

私:僕は神戸出身ですけど、彼ら二人(うっちょと球児)は福岡です。

おば様1:大学の友達かなんか?

私:いやいや、僕が福岡で仕事してて、職場の友達ですわ。

おば様2:ほんまぁ?ええなぁ。

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チヂミがきた。なかなか美味い。

おば様:美味しそうやね。鶴橋のチヂミとだいぶ違うなぁ。。。

(出た~、西日本最大のコリアンタウン。大阪の鶴橋!学生時代は環状線鶴橋駅で近鉄に乗り換えていたのだが、何度焼き肉のにおひに誘惑されそうになったことか・・・。思い出しただけで恐ろしい

この関西風味たっぷりのトークに、さすがコミュニケーション能力の高いうっちょはついてきた。伊達に、職場の女性に「関西の方ですか?」と言われただけはある。それでもいつもに比べると、おば様に押され気味の感がある。

この後、カジノの話しなどした。このおば様方、昨日我々が行ったカジノにいたらしい。時間的にずれていたので、遭遇はしていないのだが・・・

ちなみに関西話で盛り上がっている間に、球児は黙々と一言もしゃべらず、参鶏湯を貪り食っていた。また、デスノーのLみたいな食い方して・・・

やがて、おば様方は帰った。帰り際に、今から景福宮に行くというので、入り口が東側にあるから気をつけてと教えてあげると、そのことを知らなかったらしく、ありがたがられた。無事行けたのかな?

おば様が帰ると、球児も会話に復帰した。指摘すると、

球児:いやぁ~、あんまり美味しくて集中してました。

嘘っぽい。絶対関西風おば様避けてたやろ!(-ε-)

我々も食い終わったので、店を出る。

伝票はと・・・

どうやらテーブルに置かれた札を持っていくらしい。

ふと、うっちょがあることに気づいた。

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「計算の時きっと必要なる番号です」 

・・・きっと?

じゃ、必要じゃないときもあるの?

兎にも角にも、美味しいものをいただき、ご満悦である。

さて、昌徳宮に行くか!

2009年11月13日 (金)

ソウル死闘編(その8:景福宮Ⅱ)

勤政殿の裏側には、思政門があり、その奥に三つの便殿がある。便殿とは、高貴な人の休息のための建物である。

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思政門をくぐると、すぐに思政殿がある。

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思政殿の右隣は、萬春殿である。

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また、思政殿の左隣は、千秋殿という便殿がある。

ここで、私のお腹に異変が・・・

昨日の焼き肉で生にんにくを食いすぎたか?

うっちょと球児に、この辺で待つようお願いし、厠を探す。

ひたすら探し、入り口付近まで帰ってきた。すぐさま案内図を見て、厠へ直行する。

数分後、何かをやり遂げた漢(おとこ)の顔があった。

結局、厠は千秋殿の西にあった。

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厠の近くに修政殿なる建物があった。ここで4代目の世宗のときに、ハングルが作られたそうだ。

思政殿の奥まで帰ってきた。うっちょと球児が待っていてくれた。

清清しい顔で、

「実はね。・・・・・」

この一連の事件を「景福宮の悲劇」と呼ぶことにする。何があったかは非公開

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思政殿の北側には、康寧殿なる建物がある。

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中に入れるらしい。早速入ってみる。

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王の寝室ということだ。

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さらに北側には、交泰殿がある。こちらは王妃の寝室だ。

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こちらも中に入れる。

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慈慶殿という建物である。興宜大院君が景福宮を再建する際に、皇后のためにつくったものらしい。

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右手に何やら五重塔が見える。何かと思えば、国立民俗博物館だった。無料で見れるが、今回はスルーした。

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こちらの池の真ん中に立つのは、香遠亭である。

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この池で王が優雅に舟遊びをすることもあったそうな。。。

景福宮の散策を追え、出ようとすると、ちょうど李氏朝鮮時代の兵士に扮した面々がデモンストレーションするところだった。

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う~ん、かっちょええ

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韓国人観光客がそこのけそこのけと兵士たちに群がり、記念撮影をしていた。基本的には撮影OKだが、おさわり禁止らしく、客が兵士に触れると、兵士がムッとした表情で突き放していた。

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こりゃ、高官かな?なんとなく偉そうな人物がきた。

まったくいいものを見せてもらった。

この後、本当ならば、次の目的地の昌徳宮に行くつもりだったが、景福宮が予想以上に広かったこと、「景福宮の悲劇」があったことが災いし、時間配分が狂った。少し早いが昼飯とする。次回は昼飯の話である。

2009年11月12日 (木)

ソウル死闘編(その7:景福宮Ⅰ)

平成21年10月4日。二日目開幕である。

朝ホテルを出る。ちょっとコンビニであまり美味しくないサンドイッチを買い食いした後、景福宮に向けて歩く。ホテルからはほぼ真北に約1kmなので、かなり近い。

町の外気は少し肌寒く、半袖Tシャツではいささか寒い。。。

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途中の世宗路の交差点で、妙な建物を発見した。高宗即位40周年記念碑を守る建物で、碑閣という。即位40年は、大韓帝国の初代皇帝になるなどがあったために、記念したものらしい。

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広い道のど真ん中に像が立っていた。

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李舜臣将軍像である。李舜臣といえば、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、ほぼ負け状態から勝利に導いた英雄である。

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そこから暫く歩くと、光化門(工事中)が見えてきた。光化門は景福宮の正門であるが、現在、復旧工事中である。復旧後にまた見てみたいものだ。復旧すれば、ここから入場することになるだろうが、今まだ工事中なので、入り口は景福宮の東側にある(光化門は南)。

景福宮は李氏朝鮮初代の李成桂が建立した王宮である。1395年創建であるが、文禄の役の際、全焼している。その後は、昌徳宮が正殿になり、270年間再建されなかったのだが、高宗の父、興宣大院君が1865年に再建した。韓国併合以降は、建物の大部分が取り壊され、朝鮮総督府が置かれた。

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東に向けて歩くと、東十寺閣があった。今は道路に取り残されているが、もともとは景福宮の施設で、物見櫓のようなものである。

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いよいよ景福宮に入る。

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入って暫く歩くと、チケット売り場があった。チケットを買おうとすると、どうやらクレジットカードが使えるようだ。というわけでカードでチケットを購入した。後ろからうっちょに、この様子を目撃されていたようで、後で、「300円未満のものによくカード使いますね。」と呆れられた。ま、記念ですな。明細が楽しみだ。ちなみに、私は1ドルの水を買うのにカードを使ったことがある。

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興礼門である。ここを抜けると有料ゾーンである。なんかシスター軍団がいるのが、気になる

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勤政門である。景福宮の正殿である勤政殿に繋がる門である。光化門、興礼門、勤政門と三つの門が一直線に並んでいる。

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勤政門の前には鳳凰のレリーフがあった。そういえば、徳寿宮には龍のレリーフがあった。

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勤政殿である。重要な国家儀式などにしか使われない景福宮の正殿である。

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徳寿宮と同じように品階石があった。

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こんな感じで品階石が並んでいる。

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なかなかゴージャスな天井だ。

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二匹の龍が天井にあった。

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勤政殿を見学したところで、次回へ続く。

2009年11月10日 (火)

ソウル死闘編(その6:Nソウルタワー後編)

前編ではソウルタワーの麓までの話をした。今回は、いよいよソウルタワー登頂である。

ソウルタワーのチケットを購入した。私とうっちょは、早々に購入し、球児のうろたえぶりを堪能しようとした。普通に買ったので、拍子抜けである。初めての海外なんだから、もっとうろたえろよな。。。(`ε´)

ソウルタワーの登場口に行くには、この地下通路を抜ける。

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タワー上部へのエレベータ入場口まで行くと、係りの人がチケットを見せるよう要求してきた。チケットを見せると、別の方角を指差し、違うというニュアンスだ。入り口が違うのかと思い、しばし探したが、どうにも見つからない。

ふとさっき指差したあたりの壁面を見ると、○○○○~○○○○と数字が表示されていた。

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チケットをあらためて見ると、通し番号がうってある。順番になったら、呼び出すということか・・・。げっ!まだまだですやん!

しかたないので、近くのカフェでヨーグルトアイスを堪能する三人。。。この際、球児は自分から率先して注文した。まったくかわいくない奴だ。わたしとうっちょが期待していたのは、「こ、これどうしたら・・・(´Д`;≡;´Д`)アワアワ」って、やつなのに・・・

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かるく眠くなるくらい待たされた後、やっと呼び出された。

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エレベータホール前にも行列が・・・

結局、待たせるんか~いヽ( )`ε´( )ノ

ソウルタワーに行くのに、どんなけ行列を並ばなければないのか・・・

やっとエレベータに乗れた。エレベータ内は寿司詰めである。

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やっと展望所についた。

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展望所はこんな感じである。

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さすがにいい景色だ。

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なるほどこちらの方角が平壌ですな。

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こちらは、賑やかですな。

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こちらの方角が東京っと・・・

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ぐるぐると三週くらいしてしまった。

そろそろ飽きたので、降りることにする。その前に、トイレタイム!

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名物?スカイトイレに入る。

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すげ~!夜景に吸い込まれそう!

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用を足しながら見る夜景は最高ですな。

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手洗い場からもいい眺めだ。

ところで、これを撮っているとき、やたらじろじろ見てくる人がいた。いやっ!別に貴方のポポロリを期待しているわけではないですからっ!

さて、出るものが出たところで、エレベータ降り口まで行くことにした。しばらく行くと、予想外の長蛇の列が・・・

えっ!?降りるにも並ばなあかんの?w(゚o゚)w

ソウルタワーに着く前から、一体どれだけ並べばすむんだ~(# ゚Д゚) ムッカー

結局、降りるまでに相当時間がかかり、すっかり疲れてしまった。

こうして、Nソウルタワー散策を終了したが、その後、疲れた身体をものともせず、カジノに行く。

カジノの前まで来たが、入り口がさっぱりわからん。。。

うっちょが、

「俺、聞いてきますよ。」

と、近くの駐車場詰め所にいたおばさんに聞きに行った。

うっちょ:カジノの入り口はどこですか?

・・・!!(゚ロ゚屮)屮  日本語で聞いてるよ。。。この人・・・

おばさん:そこのドアから上にあがって・・・

w(゚o゚)w しかも通じてるし・・・

その後も、こういう調子でうっちょは韓国人に日本語で質問し続けた。後日、うっちょにそのことを指摘すると、うっちょは、「英語でも聞きました!」と否定した。私は、うっちょの英語なぞ聞いとらんのだが・・・

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行ってみてびっくり!人多すぎっ!結局、あまりの人だかりにまったくゲームができなかった。私はギャンブルを一切しないので、どうでもよかったが、うっちょと球児は大層残念そうだった。結局、カジノでは無料のドリンクとマッコリを堪能しただけであった。

その後、帰ろうとすると、大雨が・・・(*´Д`*)

最悪・・・

少し小降りになったところで、駅に向けて駆け出した。なんとか少し濡れただけですんだ。こうして、ホテルまで無事たどり着けたところで、一日目を終えた。

追伸:

私は今まで台湾でイージーカード、香港でオクトパスカード、ロンドンでオイスターカードと、海外版のSuicaを購入してきた。今回はソウルでT-moneyなるものを購入した。うっちょと球児もお土産的な意味合いも込めて、T-moneyを買うことにしたようだ。私に続き、うっちょも購入した。ところが、うっちょでちょうど売り切れた。こうして、球児は一日目にT-moneyを買えず、普通に乗車券を買うことになった。

2009年11月 9日 (月)

ソウル死闘編(その5:Nソウルタワー前編)

うっちょの希望?によりNソウルタワーに行くことにした。

Nソウルタワーまでは、ロープウェイがつながっている。そのロープウェイ乗り場自体が少し小高い丘にあるので、さらに乗り場まではエレベータが設置されている。

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折角なので、乗ってみた。

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寿司詰めだが、楽ができる。何故かエレベータに併走する若人が見えたが、ほっておこう。。。

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このきらびやかなビルにロープウェイ乗り場がある。

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さすが、人気の夜景スポットである。長蛇の列だ。

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ちょうどロープウェイがきた。電飾がされているが、意外に暗い。

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あちらの山に見えるのが、Nソウルタワーである。

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Nソウルタワーの正式名称は、テレビ局のYTNが所有することからYTNソウルタワーという。じゃ、Nって何?そもそもただのソウルタワーではあかんの?

ビルの下まで来ると、階段のところの壁がガラス張りになっていた。そこへミニスカの女性が・・・

あわやミラーマンになるところであったι(´Д`υ)アセアセ

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長いことかかって、売り場まで来た。

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この親父だれ!?

と、大声で叫ぶと、何故かどうみても現地の人に笑われた。日本語分かるのかな?

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いよいよ乗り場である。

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うぉー、寿司詰めじゃ~

熱い!相当熱い!

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寿司詰めから開放されると、外はやたら涼しかった。

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現れた。Nソウルタワーである。

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ソウルタワー前の広場であるが、何かが吊り下がっている。

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きもっ!悪趣味なオブジェだ。全身血管にしか見えない。

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血管男のあたりからソウルタワーを見上げると、なかなかいい感じだ。

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おっ!青にライトアップされた。

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今度は紫に・・・

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黄色に変わった。

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ライトアップなど使い古された手法だが、きれいなものだ。

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そのとき、組曲「惑星」の「木星」が鳴り響き、妙な光線が観客を襲った。

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Q様が大変なことに・・・。これでは○○△△××研究所ではないか・・・。ス○○ー電磁波。。。

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おう!南京錠が・・・

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恋愛ごとの願掛けであろうか?

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いい景色だ。

うっちょ:さて、このあとどうする?

私:折角だから、ソウルタワーに登ってみようじぇい

ということで、後編に続く。

2009年11月 7日 (土)

ソウル死闘編(その4:明洞聖堂)

ちょっと道に迷ってしまったが、無事に明洞聖堂に着いた。

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教会前の駐車場のところにマリア像があった。その前で拝んでいるのは誰?

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えらくのっぺりとしたイエスはんだ。

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明洞聖堂は韓国で最初に建てられたカトリック教会である。1892年の起工式には高宗も臨席しており、大変重要な教会であった。完成は1898年である。

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中に入ると、大変厳かな空間で、少し緊張した。うっちょは興味深げに眺め、球児は退屈そうだった。

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ステンドグラスがきれいだ。

教会も堪能したので、晩飯に出かける。

途中で、ポテトチップスを串に刺して、食べ歩いている人々を目撃した。何だ?と思っていると・・・

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これか!?

私は遠巻きにポテトチップスだけを撮ったので、別に怒られなかったが、球児は露骨にしたために「NO!」と怒られていた。まあ、そこまで怒らなくともと思いますがね・・・

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今日の晩御飯は焼肉である。前に釜山に行ったときは、見事に不味かったので、今度こそはと意気込む。

うっちょ:これ(肉)を3人前お願いします。←これで十分と思っていたが・・・

注文をとりにきたおばはん:・・・と!?

うっちょ:じゃ、これも・・・

おばはん:・・・と!?

・・・

非常に感じが悪かった。ま、どっちみち食べようとしていたビビンパと冷麺を頼み、なんとかおばはんの不機嫌も治まった?

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韓国では一品料理を頼むと、サービスでいろいろ一品料理がでてくる。球児にケジャンを食わせてやったが、微妙な感じであった。ケジャンとは、ワタリガニを生きたまま漬け込むキムチである。私は以前食ったときに美味しくなかったので、進んでうっちょと球児に食わせてあげた。他にも白菜キムチ等あったが、美味しくなかった。

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肉がきた。豚バラ。。。

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カルビ等。。。

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葉っぱで包み、韓国風に食ってみる。肉があまり美味しくないなあ・・・

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冷麺がきた。これは非常に美味かった。

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ビビンパもなかなか美味かった。

その他にもサービスでチゲがでてきた。うっちょと球児は苦手な様子だったので、一人美味しく頂きました

それにしても釜山に続き、二打席連続の空振り三振。韓国に美味しい焼き肉屋はあるのか!?うっちょは釜山で美味しい焼き肉を食ったらしいが・・・

これじゃあ、今泉のカルビホルモンセンターで食ったほうが美味しいぜよ(;;;´Д`)

2009年11月 6日 (金)

ソウル死闘編(その3:南大門市場)

徳寿宮をでてすぐにGS25なるコンビニがあった。

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GSといってもガソリンスタンドではない。ゴーストスイーパーでもない。

もとはLG25という名前だった。LGとは韓国有数の財閥LGグループのことだ。25とは24時間を超えるサービスをという意味らしい。LGはLucky Goldstarの略らしいが、数年前にLGグループから独立してGSグループを作ったために名称変更したのだ。GSはGoldstarの略らしい。韓国を代表するコンビニで顧客満足度一位を獲得するなど、かなり親切なコンビニらしい。一度は入ろうと思いつつ、結局入る機会がなかった。

徳寿宮から南に暫く歩くと、南大門が現れた。

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門などないではないかとお思いかもしれないが、前にある覆い隠された建物が南大門である。正式には、崇礼門といい、李氏朝鮮初代の李成桂が建てたものだ。その後、大きな改築、改修はあったものの、朝鮮戦争の戦禍までも逃れ、現代まで残ってきた。韓国の国宝第1号でもある。

そんな重要な文化財を放火した怪しからん輩が現れたのが2008年だ。初期消火の拙さもあり、なんと全焼してしまった。このときの衝撃を今でも覚えている。確か、食堂で監督と怪しからん!と激怒したものだ。

一刻も早い再建を望む。

南大門から少し路地に入ると、南大門市場が広がっている。

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完璧な偽物あるよ~ヽ(´▽`)/

いや!完璧な偽物って・・・(・_・)エッ....?

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屋台を見ると、エネルギッシュに誘われるが、なんかぼったくられそうで怖いですな。

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生牡蠣とかナクチとか売っているが、正直生ものは怖い。結局何も食べなかった。

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こちらが正門かな?ここで、日本人のご夫人が道に迷っていた。ホテルの位置が分からなくなったらしい。ここは男気を出して、教えてあげた。さて、我々は明洞聖堂のほうでも行って見ましょうかね。。。

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微かに見える物体は、ソウルタワーではないか?

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噴水ですな。

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明洞聖堂を目指していると、思い切りオーバーランしてしまい、別の教会に来てしまった。

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喉も渇いたし、とりあえず何か飲むとするか・・・

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柑橘系のジュースを飲んだ。ちょっとすっぱ甘さがひつこかった。

2009年11月 5日 (木)

ソウル死闘編(その2:徳寿宮)

ホテルは、ニュー国際といい、ソウル市庁のすぐ近くだ。

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で、これがソウル市庁である。なんともド派手である。

そこから少し南に下ると、徳寿宮はある。

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大漢門という徳寿宮の正門である。門のところにパンフレットがあった。かなりしっかりした造りだ。気合が入っている。このパンフレットによると、「大漢」とは「漢陽の勢力が栄える」という意味らしい。漢陽はソウルの李氏朝鮮時代の名前である。

なんかテンション上がってきた。

普通は入場料を払わなければならないが、今日は無料の日らしい。ラッキーだ

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徳寿宮は、大韓帝国の正宮である。日韓併合条約が結ばれたのもここである。

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徳寿宮の中心的な建物である中和殿の門である。中和門が見えてきた。

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門の前では、少年たちが独楽で遊んでいた。

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中和門をくぐる。中和殿である。中和殿は皇帝の即位式など重要な国家儀式にしか用いられない。

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中和殿の前に何やら墓石のようなものが・・・

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品階石という。官僚は九品という品階に分かれている。品階石は位ごとの立ち位置を示している。つまり、位が高いほど、皇帝の近くに立てるのである。

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龍の彫り物が施されている。他の宮殿は普通、鳳凰が彫られているが、ここは、大韓帝国発足後立てられた建物なので、皇帝を象徴する龍が彫られているらしい。

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なんじゃこりゃ?

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皇帝はここに座ったんでしょうな。

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なかなか見事な天井ですな。

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中和殿をでる。中和殿の西側には、何やら西洋チックな建物がある。

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徳寿宮美術館らしい。

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こちらは石造殿という。

大韓帝国初代皇帝高宗が寝殿として建てたものだ。大韓帝国の近代化のための国策だったらしい。近代化=西洋かぶれという図式ですな。日本も同じやけど、なんだかなあ・・・

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おや?なんか行列が・・・

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スタバが無料で珈琲を配ってました。そこまで並ばなくとも・・・

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中和殿のすぐ北には、浚明堂、即阼堂、昔御堂がある。中和殿建立まで正殿であったところだ。浚明堂は普段、高宗が政務を行ったところでもある。

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木の窓に薄っすら残る緑の塗料がええ味だしとるなあと思っていたら、うっちょが「アオカビ」と言った。カビなんかな?

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オンドルの焚口かな?

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障子が上に上がっている。普段はこうして換気をよくしているようだ。

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なんかイベントやっとるな。

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昔御堂である。

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なにやらえらく雰囲気のある門がある。

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その前にトイレタイム!

トイレはいたって普通だった。

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静観軒という。高宗が珈琲を嗜む建物らしい。外国使節とも宴会したりしたらしい。

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こんなけ、がらんどうやと冬とか寒そうですな。

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静観軒の南には、徳弘殿と咸寧殿がある。こちら徳弘殿である。

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高宗が高級官僚や外国使節と接見する建物であり、内部は少し西洋チックだ。

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咸寧殿である。こちらは高宗が後年寝殿として使い崩御した建物である。

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ここまでうっちょと球児をほっといて、ほぼ一人ではしゃぎ放題であった。ふと見ると、うっちょと球児が咸寧殿の屋根を不思議そうに見ていた。

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こりゃなんだ!?これを二人は不思議そうに眺めていたわけだ。この置物の謎は二日目に解けることになるので、ここでは触れない。

こうして徳寿宮を後にした。

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出口付近に誰かいた。たぶん高宗でしょうな。

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さ、次行こっと・・・

2009年11月 4日 (水)

ソウル死闘編(その1:導入)

平成21年10月3~5日に、うっちょと球児とでソウルに行ってきた。

球児は初海外である。うっちょと二人で彼のうろたえぶりを堪能しようという魂胆である。さてさて、どうなることやら・・・

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

平成21年10月3日。

やや早めに福岡空港にやってきた。私の朝は一杯の珈琲から始まる。珈琲でも飲んで、しばし、今回の旅の同行人、うっちょと球児を待つ。

しばらくすると、球児がやってきた。何やら、ズボンに泥がついている。ヨゴレの本領を発揮かと思いきや、朝出るときに、すっ転んでスライディングをしたらしい。前途多難である。

球児は、今回が初海外である。準備期間の折には、すっかりボケをかましてくれたものだ。そもそも、今年の初めくらいに、一度韓国行きを計画したのだが、そのときは、パスポートが即日発行されると信じて疑わなかった球児のドジっ子ぶりに諦めた敬意がある。今回、旅行会社で3人で相談に行ったのだが・・・

担当のお姉さん:何か質問はありますか?

球児:免税店って、何売っているんですか?

お姉さん、私、うっちょ:(絶句)

そんなもん聞くなー(≧ヘ≦)

続いて、出発二日前のこと、何やら不安を覚えた私は球児に電話した。

私:明日は出発二時間前に空港行かなあかんからね!分かってるよね!?

球児:へ?

・・・┐(´-`)┌

やはり東京に飛行機で行くのに、パスポートはいるか?と聞いてきた人は違いますな。ドジっ子属性なんていらんわー

話は戻る。

しばらくすると、もう海外慣れ?したうっちょがやってきた。無事チェックインを済ます。

その後はボディチェックである。私は無事クリア。球児もクリア。うっちょはまた鳴った。

去年のことはこちら

出国審査で球児がうろたえるかと思いきや、意外と普通であった。う~ん、入国審査でびびるかな?

出国審査を済ますと、軽く茶でもと行きたいところだが、ここ福岡空港国際線は非常にしょぼい。関空なら、いつものスタバでくつろぐのだが・・・

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大韓航空に乗り込む。

離陸をしたと思ったら、すぐさま軽食がやってきた。うっちょはやっぱりビールを飲んだ。昨年は、機内食でビールが飲めることに驚いていたうっちょもすっかり成長したものだ。

少し寝るかと思ったが、あっという間に着陸してしまった。飛行機が好きではない私でも、早すぎる。もう少し、楽しみたいものだ。

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仁川空港である。アジアのハブ空港を目指すだけあって、なかなか大きく、きれいだった。まあ、香港やクアラルンプールのほうがいい空港だと思いますがね。

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さて、入国審査である。

あれ?球児がびびってない。つまらん!(`ε´)

無事入国を済ますと、現地ガイドが待っていた。今回もフリーツアーで行ったので、ホテルの送迎はしてくれる。さすが、韓国とあって、女性客がたくさんいた。ガイドはなかなかの好青年で、去年の台湾の爺とは違い、好感が持てた。

台湾の爺はこちら

空港を出ようとすると、出入り口に清掃のおばちゃんが数人、うんこ座りでたべっていた。いや、休憩はいいけど、出入り口はやめよう、めがっさ邪魔やから・・・。軽くカルチャーショックを覚える。

やがて、送迎バスがやってきた。そして、縁石にぶつけた。うっちょは大爆笑であった。

うっちょ:こういうことが日常茶飯事なんでしょう?

ガイドのお兄さん:いや、韓国でもめったにありません。(苦笑い)

このバスの運ちゃん、大丈夫かいな?と不安を覚えつつ、バスに乗り込む。ガイドから注意事項等を聞く。車窓を楽しんでいると、巨大な噴水が上がっていた。なんでも日韓ワールドカップのときに造った噴水だとかで、めったに動いていないとのことだ。今回の旅は、なんかいいことがありそうな気がする。

球児待望の免税店に案内された(Q様はブイトンの財布を買いやがった!)あと、ホテルに着いた。

さて、早速出かけますかね。

続く。

2009年11月 2日 (月)

鳥取遭難未遂事件の顛末(その4:三朝温泉、奥津温泉)

三徳山から三朝温泉は近い。

三朝温泉は鳥取県三朝町にある温泉で、ラドンを含む温泉である。非常に高濃度のラドン含量であり、世界有数の放射能泉である。とはいうものの、健康被害などない。身体にいいので、ご心配なく。

このような特殊な温泉から、当時のメッカでもある。

伝承によると、源頼朝の家臣が源氏の再興を祈念し、三佛寺を訪れた際、白狼の命を救った。この狼が夢枕に現れ、源泉を教えたという。

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株湯にやってきた。この株湯は、先ほどの白狼伝説の源泉である。

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もちろん入浴もできるが、今回は、こちらで飲むだけにする。

味は・・・

温泉で美味いなんてないもんね。。。

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続いて河原風呂にやってきた。

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ご覧のように、丸見えである。

それでは、ぎーさんお待ちかねの入浴タ~イム(◎´∀`)ノ

みんなオラを見てくれ!

後から男性が二人入ってきたが、一人は我々と同じように三徳山に行ってきたばかりだった。しばらく談笑すると、すっかり温まってしまった。というより湯当たり気味だ。ラドン泉、恐るべし・・・

温泉のあとは、道の駅で昼食をとった。

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とろろが美味かった。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

場所は変わって、鳥取から岡山に入る。

その間、私は三朝温泉ですっかり疲れて爆睡してしまった。

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奥津温泉にやってきた。奥津温泉は岡山県鏡野町にある。湯郷、湯原と並び、美作三湯と呼ばれているらしい。泉質はアルカリ性単純泉である。

今回は、東和楼に入る。

何やら戦時中の地下軍事施設のような通路を歩くと、浴場に着いた。

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小っさ!でも、めちゃくちゃ湯が透き通っている。美しい。

湯はとてもやさしい感じがした。極楽じゃ~

風呂が出ると、少し散策した。

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そういやここは足踏洗濯で有名なんですな。元々、近くの山の熊や狼を警戒しての生活の知恵から生まれた洗濯方法らしい。

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ここでも河原に丸見え風呂がある。あそこで洗濯するんかいな?

奥津温泉を後にした。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

途中、津山でホルモンうどんなるものを発見!

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先日行われたB-1グランプリで好成績をおさめたらしい。

ホルモンうどんというから、肉ウドンのホルモンバージョンかと思ったが、焼うどんのホルモンバージョンであった。

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食ってみる。これは美味い!普通のソースではなく、焼肉ソースみたいだ。結構お奨めである。

さて、食ったし帰るか・・・

おしまい。

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