関東文化的探求の旅(その12:柴又帝釈天)
平成21年9月6日。いよいよ今回の旅も最終日である。
最終日は東京をうろうろすることにした。まずは、帝釈天である。
電車を乗り継ぎ、やっと柴又に着いた。柴又に行くのに、こんな苦労するとは思わなかった。
柴又の駅に着くと、早速寅さん像が出迎えてくれた。否が応でもテンションが上がる。
しばらく歩くと、いよいよ参道に入った。
なんだかいい雰囲気だ。
この店は、映画「男はつらいよ」第1作から第4作まで撮影に使用された店である。もっとも当時の店舗は老朽化したため、建てかえられたようだ。
だんごを買って、食べてみた。冷えていた。。。
二天門である。増長天と広目天が安置されている。この二天は平安時代のものらしいが、門は明治のものである。
二天門をくぐると、早速、帝釈堂がある。もちろん、帝釈天を祀ったお堂である。他にも、四天王のうち、持国天と多聞天がいる(残りの二天は、二天門の増長天と広目天である。)。
柴又帝釈天は寅さんの舞台で非常に有名であるが、ちゃんとしたお寺の名前って、意外と知られていないのではなかろうか。
正式には、経栄山題経寺という名前で、日蓮宗のお寺である。
私も今回調べるまで、知らなかった。笠智衆のイメージしかない。。。
左手を見ると・・・
浄行菩薩と、
ご神水があった。
浄行菩薩に水をぶっ掛けて、旅の無事を今更ながら祈る。
帝釈堂に行くと、彫刻が見事であった。
帝釈堂内殿の外側にはこのような立派な彫刻が彫られており、彫刻ギャラリーと称し、公開している。せっかくなので、見学する。
これらの彫刻は、大正11年から昭和9年にかけて彫られたもので、法華経の説話を題材にしているらしい。
いい仕事してますねぇ~( ̄ー ̄)ニヤリ
続いて、庭園を見学する。
立派な庭だ。
横山大観が彫刻の下絵で書いたものらしい。
町の中はまだまだ暑いが、ここだけは、かなり涼しく、すごしやすい。昼寝でもしたい気分だ。
猿がいた。
庭園の見学を終えた。ちなみに写真の左手が帝釈堂で、右手が本堂である。帝釈堂が本堂かと思ったら、違うらしい。本尊も帝釈天ではなく、本堂にある曼荼羅らしい。
帝釈天の見学を終えた。なかなか立派なお寺であった。
柴又駅に着き、ふと見ると、
子育地蔵なるものを発見したので、ちょっとのぞいてみた。
人相悪っ!でこっぱち?
次行こうっと・・・
« 関東文化的探求の旅(その11:山下公園、赤レンガ倉庫) | トップページ | 関東文化的探求の旅(その13:目黒寄生虫館) »
「東京都」カテゴリの記事
- 東京小散策Ⅱ(その3:上野公園散策)(2017.02.26)
- 東京小散策Ⅱ(その2:しながわ水族館)(2017.02.25)
- 東京小散策Ⅱ(その1:鈴ヶ森刑場遺跡)(2017.02.19)
- 東京小散策(その6:哲学堂公園Ⅲ)(2016.11.18)
- 東京小散策(その5:哲学堂公園Ⅱ)(2016.11.16)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント