関東文化的探求の旅(その15:五百羅漢寺)
いよいよ今回の旅もフィナーレである。最後の訪問地は、目黒の五百羅漢寺である。
近代的なビルディングに目を疑う。ともかく入場する。
全然、お寺っぽくないが、実はとても歴史のある寺で、創建は1695年である。
ここが有名なのは、羅漢像である。その数、実に287体、他の彫像も含めると、305体である。
羅漢像の多くは、羅漢堂に安置されている。江戸時代には栄えた羅漢寺であるが、その後、衰退し、復興したのは、昭和になってからだ。その間に、多くの羅漢像が失われたらしい。当初は、羅漢以外も含めて、536体もあったらしい。昭和56年に、このような近代的なビルディングになった。もうちょっと考えて、復興したらいいのに・・・
羅漢堂の羅漢さんを見ていると、それぞれが様々な表情をしており、大変面白い。寺の情緒はないが、この羅漢像は大したものだ。
本堂である。
ここには、本尊の釈迦如来と羅漢さんが勢ぞろいである。なかなか面白い。
羅漢さん以外、特に見るものがないので、五百羅漢寺をでた。江戸時代の羅漢寺には、あのさざえ堂があったらしいので、是非、当時のままの姿を見たかった。。。
こうして、今回の旅を終えた。
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