関東文化的探求の旅(その2:長谷寺)
平成21年9月5日。二日目開幕である。本日は、鎌倉方面へ遠征することにした。
JRの鎌倉から江ノ電に乗り換え、長谷駅で降りた。
そこからとことこ歩いて、長谷寺へやってきた。
長谷寺は、山号を海光山、院号を慈照院という。浄土宗系の単立寺院ということだ。
境内に突入すると、早速池があった。
日陰は幾分涼しいとは言うものの、まだまだ暑い季節だ。石段がきつい。
そのとき、私の珍寺レーダーに反応が・・・。
長谷寺は有名寺院で、珍寺ではないと思っていたのだが?
地蔵堂である。
どこもかしこも地蔵だらけで、非常に壮観である。
奈良時代に創建されたといわれているほど、歴史のある長谷寺にこんなエリアがあったとは・・・
観音堂に着いた。ここには本尊の十一面観音が祀られている。この観音様が有名で、長谷寺自体が、長谷観音と言われているのだ。あいにく、堂内撮影禁止なので、画像はない。なかなか立派な仏像であったが、改修中で鉄の骨組みに周りを囲まれ、ちょっと残念であった。
観音堂の右隣は阿弥陀堂である。
少し奥まった所に、かきがら稲荷なるものが・・・
なんでも海に漂っていた観音像が、その尊体に付着したかきがらに導かれ、この地に流れ着いたとか・・・
かきがらが何故稲荷に・・・?
長谷寺の境内から鎌倉の海を臨む。美しい。。。
このお堂は何かな?
おおっ!ぐるぐる回すやつ!
このぐるぐるは回転式の経蔵で、輪蔵というらしい。京都でぐるぐるしたような・・・
あいにく観音御縁日(毎月18日)しか回せないらしい。残念だ。
石段を降りて、下に降りてきた。
なんだ?この洞穴は・・・?
おおっ!凄い!弁天窟という。その名の通り、弁天様がおられる洞窟だ。
弁天様ーーーーー!!!!!
結構洞窟は広い。
やたら天井の低い通路だ。まだ奥があるらしい。背の高い外国人観光客が来たが、天井の低さが大変そうだ。・・・結構楽しんでますな。。。
不思議な小部屋を発見した。
なんかちっこいのが、めがっさいっぱいありますえ。
ちっこい弁天様のようだ。
こんなとこにも・・・
アクロバティックですな。
こうして、長谷寺散策を終えたが、予想外のワンダーっぷりに、大満足であった。
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