関東文化的探求の旅(その4:新江ノ島水族館)
江ノ電に乗り、風光明媚な湘南海岸を見ながら、江ノ島までやってきた。
手前の大通りを決死の覚悟で横断しなくとも、この地下道で通り抜けられる。
江ノ島が見える。江ノ島に渡る前に、新江ノ島水族館に行くことにした。
長年親しまれてきた江ノ島水族館は、新江ノ島水族館として、2004年にリニューアルオープンしている。名前に捻りがないような。。。
胸を躍らせて、館内に入ると、いきなり相模湾大水槽が現れた。
もっとも、ここは一番最上階なので、大水槽の上のほうだ。
別の水槽では、藻場が再現されている。
海藻はアラメかカジメなので、ガラモ場というやつですな。海藻って、水槽で飼育するの、難しいはずと思ってよく見ると、若干とろけ気味だった。昔、下関の海響館に行ったときも、とろけ気味のカジメが展示されていたような。
相模湾大水槽である。何やらイベントをしている様子だ。ダイバーが潜っていた。
下の階に下る。大水槽内をトンネルで進む。
人だかりで近づけない
イワシの群れか!?
あまりの人の多さに大水槽に近づくのは、諦めた。
実に水族館らしい、熱帯魚やらの水槽を眺め、奥に進むと、いきなりマニアックなスペースにでた。
深海生物の標本である。
なんか暗い水槽があるなと思ったら、
オオグソクムシだった。
まあ、でっかいダンゴムシですわ。オオグソクムシを展示している水族館なんて、生まれて初めてかもしれない。京大の水族館で気合の入ったフナムシの展示を見たことはあるが・・・
気合が入っている
どうやらこのあたりは深海のコーナーらしい。
熱水鉱床の再現らしい。ユノハナガニが蠢いていた。
トラザメの卵らしい。
こりゃ、チューブワームかいな?と思ったら、サツマハオリムシというそうで、日本では今のところ、こことかごしま水族館とJAMSTEC(しんかい6500持ってるとこ)しか飼育・展示していないらしい。
奇怪な生物がうようよと・・・
こんな深海スペースに気合入れている水族館は初めてだ。
しばらく歩くと、また気合の入ったスペースに来た。
天井からしてクラゲスペースである。
触手ながっ!
でかいクラゲだなと思って説明を見ると、パシフィックシーネットルという名前で世界最大級のクラゲらしい。毒性が強いらしくびびったが、北アメリカしかいないらしい。
クラゲにはこんなちっこいクラゲもいる。ウラシマクラゲというらしい。変わった名前だ。
サカサクラゲである。本当に逆さに泳いでいる。
クラゲスペースがやたら充実しており、クラゲ好きには堪らないでしょうな。私は、どうでもいいですがね。( ̄ー ̄)ニヤリ
クラゲスペースを後にした。
オオカミウオ!
サンゴ礁水槽である。
何のスペース?と思いきや、昭和天皇、今上天皇、秋篠宮親王の研究テーマを展示している。昭和天皇はヒドロムシ、今上天皇はハゼ、秋篠宮親王はナマズの研究者でもあるので、それぞれの研究対象について展示されているのだ。
いったん外に出ると、タッチングプールやイルカプールがある。もう間もなくイルカショーのようだが、どうでもいいや。今、「いるか」を変換すると、「入鹿」とでた。蘇我入鹿?
さて、江ノ島に渡るとするか。。。
« 関東文化的探求の旅(その3:鎌倉大仏) | トップページ | 関東文化的探求の旅(その5:江島神社) »
「神奈川県」カテゴリの記事
- 関東文化的探求の旅Ⅲ(その17:宝戒寺)(2012.06.17)
- 関東文化的探求の旅Ⅲ(その16:源頼朝公の墓)(2012.06.15)
- 関東文化的探求の旅Ⅲ(その15:荏柄天神社)(2012.06.14)
- 関東文化的探求の旅Ⅲ(その14:瑞泉寺)(2012.06.13)
- 関東文化的探求の旅Ⅲ(その13:覚園寺)(2012.06.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント