筑後川昇開橋
平成21年7月12日。
ふいに暇になった日曜日。筑後川昇開橋のほうに温泉があると聞いていたので、入りに行くことにした。そういや、筑後川昇開橋も満足に見たことないにゃーーー
大川昇開橋温泉に入るので、そこの駐車場に車を停めると、橋の見物に・・・
何やら橋の手前の公園でご老体たちが将棋を楽しんでいた。
階段を上がると、橋の手前にある建物に目がいく。
鐘が叩けるかと思いきや、紐がついていなかった。
筑後川昇開橋とは、国鉄佐賀線がかつてあったときに、筑後川を横断していた橋である。筑後川はかつてより船の航行が多い。また、有明海の干満差は半端ではないので、満潮になっても船が不自由なく航行できるように、昇開橋というシステムが提案されたのだ。
筑後川の西側は佐賀県になる。福岡県側には筑後若津駅があったようだ。さっきのしょぼい鐘付きの小屋は駅舎のつもりか?
筑後昇開橋は、1935年に竣工した。同年に開業して以来、1987年の廃線まで働いてきたが、その後沈黙。1996年に遊歩道として復活した。2003年に国の重要文化財に指定されている。
左側には、この後入る予定の大川昇開橋温泉がある。
さて、渡りましょうか。。。
昇開部分の手前には、係りのおじさんが門番をしていた。観光用に現在でも、時間を決めて昇降させている。
昇開部分である。ここの床板は鉄だった。ところどころ錆びている。
昇開部分は、23メートル昇り降りする。
向こう岸は佐賀県である。
別に佐賀まで行くこともなかろう・・・ということで戻る。
さて、温泉であるが、ロケーションは最高である。浴場から橋がよく見えるからだ。のんびり湯に浸かりながら、橋が昇る姿を眺めた。
おしまい。
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