大阪を歩く!(その2:大阪天満宮)
大阪には夏に天神祭という一大イベントがある。祭に参加しない人にとっては、電車が満員になったり、人だらけで暑苦しかったり、いろいろと面倒くさいものだが、とにかく盛り上がる。
その天神祭は、大阪天満宮のお祭りである。
そういや、大阪天満宮って、参ったことないなあ・・・
ということで、やってきた。
楼門をくぐる。
菅原道真は藤原時平によって、大宰府にさせられた。大宰府に向かう際、この地にあった大将軍社に参詣した。道真の没後、大将軍社の前に七本の松が生え、光を放ったという。このため、村上天皇が天満宮を建立したとか。。。
早速お参りをしよう。。。
ちなみに現在の本殿は江戸時代のものだ。本殿は今まで何回か燃えており、大塩平八郎の乱では全焼しているらしい。
何やら両側に梅が陳列されている。
右は普通の梅だが、樹齢が約百十年とかいている。百年物の盆栽か・・・
左は紅梅のようだが、樹齢が約二百八十年ともっと古い。すごいね。。。
どうつっこんでいいのやら?やっぱ学問の神様だから?
天神さんといえば、牛である。
和魂漢才碑である。和魂漢才とは、日本の魂に中国の学問の才、大和魂を失わずに、中国の学問を取り入れるというような意味らしい。菅原道真著と言われる(現在では、もっと後世の偽書とされている。)菅家遺誡が出展元らしい。幕末から明治に、和魂漢才をもじった和魂洋才という言葉が大流行となったことから、各地の天神さんに和魂漢才碑が建てられているらしい。
神武天皇の東征の記念碑である。全国に何箇所かあるらしいが、ここのものは、神武天皇が難波之埼に上陸した記念らしい。紀元二千六百年奉祝祭のときに建てられたらしい。
老松神社という摂社だ。住吉大神と神宮皇后がご祭神だ。
こちらは、大将軍社である。大阪天満宮建立のきっかけとなった神社であるが、現在は摂社である。拂暁祭(ふつぎょうさい)というお祭りをして、その収入を借地料として納めているらしい。。。なんか変な感じである。
今回、盆栽祭りをやっていたせいか、参拝客でにぎわっていた。そんな中、私は甘酒で暖をとるのであった。ほっこり・・・
おしまい。
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