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2009年4月 7日 (火)

ローマな休日(その26:ヴァチカン博物館Ⅵ)

ピオ・クレメンティーノ美術館も佳境に入ってきた。

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八角形の中庭である。

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この中庭は、15世紀に建造されたものを18世紀に改修したものだ。屋外にもかかわらず、普通に古代ギリシアやローマの彫刻が普通に飾られている。

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メデューサの首を持っているということは、ペルセウスであろう。

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でたっーーーーー!

ラオコーンである。紀元前1世紀の作品である。そもそも、トロイアの神官ラオコーンとは、トロイア戦争の折、オデュッセウスが海岸に置いた、木馬を市内に入れないように説得した人物である。しかし、ギリシアの守護神アテナは蛇を二匹召喚し、ラオコーンと二人の息子を殺したのである。

この彫像は、とても有名なもので、ガイドブックには必ず出てくる。そんなものが、まさか屋根の下といえ、屋外にさらされているとは・・・。JINと二人、普通に驚いた。

ちなみに、この一週間ほどのち、NKGW氏がべたべた触って、警報機が鳴ったとか鳴らないとか・・・

八角形の中庭から建物内に入ると、動物の間になる。

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鹿が犬にかまれている。猟の1シーンであろうか。

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牛殺しといえば、大山倍達。。。

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何故、ロブスター?

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ライオンはよくモチーフに用いられているようだ。

さらに奥に進むと、ミューズの間がある。

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なかなか美しい天井だ。

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ミューズの間の中央には、

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名作と言われる「ベルヴェデーレのトルソ」が鎮座している。

トルソとは、頭・手足のない彫像のことである。中でも、このトルソはミケランジェロに深い影響を与えたと言われる。

ま、コレを実際に見たとき、トルソは美術上価値があることを知っていたので、かなりのお宝だろうとは思っていたが、想像以上のお宝のようだ。

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ミューズの間の奥には、円形の間がある。

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天井は、まるでパンテオンのようだ。

円形の間にはずらりと彫像が並ぶ。

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この真鍮っぽい色の親父は、ヘラクレスである。黄金色のせいで、股間の葉っぱが一層眩い。私的には、棍棒より斧剣を持っていて欲しかった。

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ゼウスの正妻ヘラである。ヘラクレスとは「ヘラの栄光」という意味だそうだが、ヘラには随分嫌われている。

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四代皇帝クラウディウス帝である。カリグラ暗殺後、祭り上げられた皇帝で、相当ヘタレである。何しろ、カリグラを暗殺した親衛隊がクラウディウスを迎えにいったとき、殺されると思い、隠れていたそうだ。カリグラからは相当馬鹿にされていたらしい。ちなみに、五代皇帝ネロの父親である。

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ローマ神話のユノである。ギリシア神話のヘラと同一視され、6月のJuneの語源でもある。

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円形の間からギリシア十字の間に移る。

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聖へレナの石棺である。コンスタンティヌス帝の母のために使われた石棺だそうだ。

ギリシア十字の間から移動すると、エジプト美術館に入る。

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何故、ヴァチカンでエジプトかというと、かつてローマ帝国がエジプトからかっぱらったお宝を集めたものらしい。┐(´д`)┌ヤレヤレ

その後、エトルスコ美術館に移る。古代エトルリアの文化財を展示している。

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とくに壷が充実しているようだ。

エトルスコ美術館を見学し終え、いろいろ、ぐるぐると徘徊していると・・・

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再び燭台のギャラリーの紛れ込んでしまった。

ということで、システィーナ礼拝堂に再び行くことにした。

めっさ、人多っ!

JIN君、初めに行っておいて、よかったなあ・・・

最後に・・・

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階段で滑ると危険です。注意しましょう!システィーナ礼拝堂近くの階段にて

これで、ヴァチカン博物館終了ですわ。。。

   

   

      

   

 

 

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