ローマな休日(その24:ヴァチカン博物館Ⅳ)
絵画館に入る。
11世紀から19世紀までの絵画とタペストリーを所蔵しており、これぞ、ヴァチカンの秘宝と言ってもよいほどの内容だ。
何をしているのかよくわからんが、とにかく痛そうだ。
うら若き乙女ですな。。。
カラヴァッジョの「十字架降架」である。とにかく印象に残ったので、写真に収めたが、カラヴァッジョということで、納得である。一番後ろで万歳しているご婦人の目が逝っていて、恐ろしい。
腹掻っ捌かれてますなあ。。。痛そう・・・
真ん中はキリストはんかな?
推測するに、サロメのようですな。洗礼者ヨハネの首を欲した逸話がある。持っているのはヨハネの首か?
ファンタジーっぽい絵である。
右側のふんどしがセクシーである。
レオナルド・ダ・ヴィンチ「聖ヒエロニムス」である。
ヘブライ語とギリシア語で書かれた聖書をラテン語に翻訳した聖ヒエロニムスが、改悛のため、石で胸を打つシーンを描いている。この絵は、一度ばらばらにされていた。中には、椅子の座席になっていたり、不当な扱いを受けていたこともあるようだ。レオナルド・ダ・ヴィンチの絵とはいえ、正直、気味が悪い絵だ。なにかしらの皮肉でも込められているのかなあ。。。
聖ヒエロニムスの真後ろにも、何やら薄気味悪い作品があると思ったら、こちらはベルニーニの作品であった。
別室に入ると、ラファエロ三部作があった。
一番真ん中は、「キリストの変容」である。
しばらくラファエロの絵に見とれる。ほっこりしたところで、移動する。絵画館に入ってからというもの、私とJINは、感動のあまり、ほぼ無言であり、各々勝手に見回る始末だ。
絵画館を出る。
なにやら石碑らしいものがいっぱいあるエリアがあった。
疲れたので、地下の売店でコーラを飲んだ。JINは、郵便局で切手を買った。前日夜に書いた手紙を出すらしい。まあ、ヴァチカンからの郵便なんて、小洒落ているが、私はそこまでしようとは思わなかった。
次回へ続く。
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