ローマな休日(その7:フォロ・ロマーノⅡ)
遺跡巡りで遺跡酔いしたところで、いったんトイレ休憩をする。トイレから出てくると、かなり本格的に雨が降ってきた。
この柱はよく分からん。
こちらは、ディウウス・カエサル神殿である。アウグストゥスによって建立された神格化されたカエサルの神殿跡である。
脇から裏に回れた。
意味ありげに花束が・・・
カエサル神殿を見た後、てくてく歩いていると・・・
何かの紋章ですかね?
ウェスタ神殿である。火の女神ウェスタを祀る神殿であり、この中で、聖なる火を燃やし続けていたらしい。セプティミウス・セウェルスの建立で、現在のものは1930年代に復元されたものである。
初めに見たアントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿である。
JINがどんどん上っていくので、金魚の糞状態でついて行く。
それにしてもガイド本には書かれていない、よく分からない遺跡がたくさんある。何か分からないのが、悔しい限りである。
ちょっと離れたところにティトゥスの凱旋門が見える。現存するローマ最古の記念碑らしい。ユダヤ戦争の戦勝記念ということだ。ティトゥスはローマ史上最高の名君と呼ばれるが、とにかくついてない皇帝である。まず、ローマ大火、ついでヴェスヴィオ火山噴火によりポンペイ全滅、そして、伝染病の大流行である。ティトゥスは度重なる災害に直面し、被災者への救援を惜しまなかった。伝染病患者の看病まで皇帝自ら行い、最後は自分も病に倒れたわけだ。皇帝になって2年後に病死である。いい人は、早死にするってことでしょうか。。。
上ってきたところを振り返ると、正面にマクセンティウスのバシリカが見える。
近くから滝の音が聞こえる。
建物の内部を見ると、水が落ちて、滝になっていた。
どうやらこの階段で上りきったようだ。
こちらがさっきの滝の水源のようだ。結構きれいな水である。
ここからさきは、パラティーノの丘である。
次回へ続く。
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