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2009年3月27日 (金)

ローマな休日(その19:サン・ピエトロ大聖堂Ⅱ)

木戸を開き、いよいよサン・ピエトロ大聖堂の内部に潜入する。ちなみに、直前に出口のほうから入ろうとして、ガードマンに睨まれた私をJINは目撃したらしい。

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あまりの荘厳さに息を呑む。

サン・ピエトロ大聖堂は4世紀にコンスタンティヌス1世により建設された。最も現在のものは、二代目で1626年完成である。

聖ペトロの墓があったとされる場所に建てられており、そのため名をサン・ピエトロと称するのだ。

ちなみにローマ教皇の司教座教会は、14世紀まで、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂であったが、教皇が教皇のバビロン捕囚から戻ってからは、こちらに移った。

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入って、すぐ右側には、ミケランジェロ作”ピエタ”がある。このピエタは、ミケランジェロがまだ若く無名だったころの作品である。なんでも完成後、サン・ピエトロ大聖堂を訪れたミケランジェロは、見学者が別人の作品だという発言を聞き、ショックを受けたらしい。そこで、夜中に忍び込み、胸元の帯に自分の名前を彫ったということだ。ということで、この”ピエタ像”は彼の作品の中で唯一署名の入った作品なのである。

ちなみに、ピエタとは、死後十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアの彫刻や絵のことである。

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あまりの凄さに完全に放心状態である。さすが、カトリックの大本山なのである。

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聖ペトロ像があった。この像の左足は、昔から敬虔な信徒が接吻をしてきたため、磨り減っているのだ。私はかねてから、この像を見たかったのだ。というか、この像を見るため、サン・ピエトロ大聖堂までやってきたといっても過言ではない。こんなことを言って、分かってくれるのは、私の周りではマニアな監督くらいだろう。。。

ところで、聖ペトロ像に行くまでに、バリケードではないが、簡易的な柵があり、それより向こうには、入り口は一箇所しかなく、怖いガードマンが立って、寄り付く人々を追い返していた。

JINは颯爽と歩き、強面ガードマンと交渉し、なんなく入る。私もこそこそと入り、どうやって入ったか聞くと・・・

JIN:ミサを受けるのか?と聞かれたから、受けますって答えただけやで・・・

本場のミサを受ける。なんか歌っているが、歌詞とか分からんし、フンフンとハミングしてやった。

坊主退場!

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ミサが終わったので、ゆっくり大司教座の祭壇を見てみよう。

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もっと前で見てみよう。

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この大司教座の祭壇は、ご存知ベルニーニの作品である。ベルニーニの時代に聖ペトロの王座と思われていたものを入れる聖遺物入れである。ちなみに、道徳や信仰に関する質問を受けるとき、教皇はこの王座に座るらしい。   

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まったく素晴らしいとしか言いようがない。

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天井もすごいことになっている。

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こちらはパイプオルガンである。

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JINに、

「ちょっとその辺、探検してくるわ!」

と告げ、席を立つ。

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こちらに聳え立っているものは、天蓋である。聖ペトロの墓を守り、敬意を表するためのものだという。この天蓋であるが、なんと、永遠のライバル、ベルニーニとボッロミーニの合作なのである。これは、キン肉マンとネプチューンマンがタッグを組んで、巌流島ドロップを決めるくらいすごいことだ。

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正面から聖ペトロ像を眺める。素晴らしい・・・ヽ(´▽`)/

悦に浸る。

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ちゅるちゅるですわ!

怪しげな笑みを浮かべていると、あの怖いガードマンに怒られた。

ミサが終わったんやったら、はよ、でてこんかいっ!

ということらしい。。。

で、強制退去。。。

仕方ないので、バリケードの外で、JINを待つ。

しばらくすると、JINが戻ってきた。

全然帰ってこんから、どうしたんやろ?と思っていたらしい。

あの親父に怒られたんですわ。。。

ま、気を取り直して、再びじっくり見て回りますか・・・

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興奮冷めやらぬまま、出てきた。

出口に銅版?の彫刻があった。

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殉教のシーンが描かれているらしい。なかなかグロい。

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それにしても素晴らしかった。明日もヴァチカン入りし、ヴァチカン博物館に行く予定だ。明日が楽しみである。

とりあえず、出国した。

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