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2009年3月16日 (月)

ローマな休日(その13:サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ教会)

カラカラ浴場から西方のトラステヴェレ地区まで歩く。

トラステヴェレとは、「テヴェレ川の向こう」という意味だ。

その前に・・・

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真実の口である。映画「ローマの休日」で王女と新聞記者がデートしてる際にでてきた、あれだ!

口に手を入れると、嘘つきは手が抜けなくなるという伝説があり、映画では、新聞記者が冗談で手が抜けなくなる振りをするという、お約束シーンがある。

ちなみに、この顔面は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の入り口にあり、教会の外壁から1632年に発見されたもので、元は、古代ローマの井戸の蓋だったらしい。モチーフはトリトンだ。

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教会に入っていく人は少ないが、「真実の口」の前は、口に手を入れて、写真撮影する人で行列ができている。人が少なければ、順番待ちして、同じこと、否、「ローマの休日」の1シーンをJINとともに、完全再現するところだが、こんなに人だらけでは、順番が来るのに、何分待てばいいのやら?

JINと協議の上、こんなもんより見たいものがあるという結論に達し、歩き出した。

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なお、真実の口の前には、ヴェスタの神殿がある。

歩いていると・・・

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警官がセグウェイで颯爽とパトロール中であった。日本では公道で走れないあれだ。初めて、現物を見たような気がする。

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石畳石畳

私が山川豊の「アメリカ橋」の一節を口ずさむと、JINが続きを歌いだした。それどころか、JINの頭から離れず、この旅中、何度もこの曲を聞く羽目になってしまった。

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テヴェレ川である。 古代ローマでは「澄んでいない川」という意味で「ティベリス川」と呼ばれていたそうだが、マジで濁っている。昨夜や今朝の雨で濁っているのか、普段から濁っているのか・・・?

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ふと見ると、釣りを楽しむ人がいた。こんな所で釣れるのかしら?

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サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ教会にやってきた。

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3世紀に殉教した聖女チェチリアの名を冠する教会である。

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入り口には、何やら遺物が貼り付けられている。そういや、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂の回廊でも、貼り付けられていたが、こういうの流行っているのか?

中に入る。

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なかなか教会内は明るい。

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美しい天井画だ。

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祭壇の下に何かいる。

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この包帯にくるまれた人物像は、マデルノ作「聖女チェチリア像」である。聖女チェチリアは3世紀に、斬首刑に処せられる。しかし、彼女の首を切り落とすことはできなかった。当時の法で3回以上剣を振り落としてはいけないというものがあり、釈放され、三日間生き続けたらしい。

1599年に、この教会を改修した際、当時のまま彼女の遺体が発見されたことを記念し、そのままの大きさ、形で像を作ったのだ。首筋に切り込みが深く入っている。

我々は、そんなことは知らないので、ミイラ男だと思った。

厳かな雰囲気の中、シスター群が現れた。なんとここでもミサが始まったのである。今日は確変入っているらしい。。。   

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