ローマな休日(その11:サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂)
コロッセオから本当はバスに乗ろうとしたが、なかなか来ないので、諦めた。で、結局ひたすら歩く。
てくてく歩いてやってきたのは、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂である。
ローマの四大バシリカの一つである(残りは、サン・ピエトロ大聖堂、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂)。
バシリカの前の広場には、オベリスクが立っている。
このオベリスク、ヒエログリフが書かれている。
元々トトメス三世によって建てられたものを、チルコ・マッシモに立てるためにエジプトから運ばれてきたもので、その後、こちらに移築されたのだ。
ファサードに悩ましげな髭の男性が描かれている。
なかなか美しい天井画である。
早速、中を見学しよう。。。
おや?なんかやっている。
ミサのようである。
早朝のサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に続き、ここでもミサを見れるとは、ついている。ま、日曜日ですから・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
ミサの邪魔をしないように、静かに内部を見学する。
こ、これは・・・
噂の皮聖人ではないくわーーーっ
キリストの使徒の一人で、生皮剥ぎの刑で殉教した聖バルトロマイと思われる。
美しい装飾にうっとり
JINも神妙に見学している。ま、こんなところで騒いでいたら阿呆である。
ここは、とてつもなく由緒正しい教会である。何を隠そう、ここに隣接するラテラノ宮殿は、教皇のバビロン捕囚により、教皇がアヴィニョンに移されるまで、教皇の住まいであったからである。
ちなみに建物は、何度も修復され、現在のものは、17世紀のバロックの巨匠ボッロミーニが大改修したものである。ちなみに、ボッロミーニは、ローマ中に噴水造りまくりのベルニーニのライバルである。
回廊も見学できるとあったので、€2払って、見学することになった。
シスター?にお金を渡すと、お釣りが返ってきた。つい、インド以来のいつものくせ?でお釣りの小銭をしげしげを見つめると、シスターに苦笑いされた。
いやっ疑うつもりはないんですよ。。。
お!?
なんかぐりぐりの柱が立っている。
壁面には、発掘したような彫刻が貼り付けられている。これは、骸骨?
向かいの屋根に何かいらっしゃる。
この柱は、モザイクが結構残って美しい。
ぐりぐりの柱を見て、彬のマフラーを思い出した。
こちらは博物館のようだ。
正面はカーペットである。
回廊を後に、教会内に戻る。
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