ローマな休日(その17:サンタンジェロ城)
サンタンジェロ城である。サンタンジェロ城に向う橋はサンタンジェロ橋という。
橋の上から西を見ると、サン・ピエトロ大聖堂の玉葱(クーポラ)が見える。
東側である。
橋の欄干には、天使の像が並んでいる。
この天使像群は、ベルニーニの手による。
こ、これは・・・、十字架天使改めクロスエンジェル?
サンタンジェロ城の天辺にも天使がいる。
いざ、サンタンジェロ城に潜入する。
適当に歩いてると、正規ルートから外れたようだ。でも構わず、見学する。
壁際に砲弾の山ができている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
イタリア国旗とEU旗がはためいている。
砲台のようですな。。。
なかなか見晴らしがいいじゃないですか。。。
どうも正規ルートに行けないので、仕方なく入り口付近まで戻ることにした。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
入り口付近にちゃんと正規ルートの入り口があった。全くどうやったらあんな迷い方をするのやら?
薄暗く、古城という感じがする。
外の明かりが見える。やっと外のようだ。
妙な球体に蜂が止まっていた。蜂といえば、ウルバヌス1世のバルベリーニ家の紋章である。
サンピエトロ大聖堂である。
左奥に”入れ歯”が見える。
こちらは、最高裁判所と思われる。
ところで、サンタンジェロ城であるが、元々ハドリアヌスの霊廟として建立された。暫くすると、軍事施設化していった。6世紀にペストがローマを襲うと、ローマ教皇グレゴリウス1世が、この城の頂上に大天使ミカエルが現れ、剣を鞘に収める姿を目撃する。これが疫病の終焉を意味するとした。このことから、聖天使、すなわち、サンタンジェロと呼ぶようになったとさ・・・
そのときの大天使ミカエルが、
これである。
ちなみにこのミカエルに一番近いサンタンジェロの頂上付近にくるまで、美術館があり、そこで、絵が気になっていると、JINが消えた。
”サンタンジェロに消ゆ”
しばらく探したが見つからず、とうとうミカエルのところまで来たら、やっぱり御仁がいた。ま、こんなところだろうと思った。。。
ちなみに、JINは途中で、見知らぬおっさんを私だと思い、呼びかけた模様
さて、戻りましょうかね。。。階段狭っ!
余談
そういえば聞いたことがある。。。
城の地下には抜け道が・・・
というような、キン肉マンのザ・マンリキVSミートのような展開はないが、なんか、サンピエトロ大聖堂とつながる秘密の通路があるという噂があるらしい。。。
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