久留米・大宰府寺社巡り(その5:岩屋城跡)
高橋紹運という武将をご存知だろうか?
大友氏の家臣であり、柳川藩初代藩主立花宗茂の実父である。立花宗茂といえば、嫁が立花道雪の娘で、誾千代という。戦○無○2のキャラクターである。最も夫婦仲は悪く、すぐに別離したらしい。
まあ、息子のことを長々と書いたが、高橋紹運は、大友の勇将と名を馳せている。そして、島津との戦いにおいて、壮絶な戦死を遂げたのだ。
その高橋紹運の戦死した場所が、今回訪れた岩屋城である。
かつて、監督と戦国オタ話をしていた際、
監督:ところで高橋紹運が戦死した城はどこでしたっけ?
私:う~ん。ちょっと忘れましたね。
:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+後日
私:この間の城ですけど、調べたら岩屋城でした。
監督:そうそう!
という会話をしていたら、他の友達に大層呆れられたものだ。
前置きはここまでにしておいて、本編に入る。
♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:
観世音寺を見学した後、山に向けて車を走らせる。
ナビと地図と実際の光景を見ながら走り、入り口を見つけた。入り口の反対側に高橋紹運の墓があるはずだ。
確かにこの辺りに墓があるはずだ。
?
それらしいのがない。。。
ひょっとして、崖の下のほうにあるのかいな?
監督:これじゃないですか?
あった。
灯台下暗し。
まさか足元の何の変哲もない石が墓だったとは・・・(゚0゚)
こういう状態である。高橋紹運も浮かばれんなあ・・・
さて、城跡を見に行く。
それにしても今日はよく石段を上るなあ・・・
ちょっとした登山だ。ハイキングシューズを履いてきてよかった。
やがて、道が開けた。
これが、城跡?何もないんですけど・・・?(´ρ`)ぽか~ん
石碑が一つあるだけである。
「嗚呼壮烈岩屋城址」
豊臣秀吉の九州征伐の直前、島津が筑前に攻め入った。そのときに標的になったのが、この岩屋城である。島津2万の軍勢相手に奮戦するが、最後は自害した。
「 屍をば岩屋の苔に埋みてぞ 雲居の空に名をとどむべき」という辞世の歌を残したらしい。
本当に壮絶なんだが、墓があれじゃ~ねぇ
いい眺めだ。
あの特徴的な屋根は九州国立博物館である。
監督:折角だから、岩屋山頂上を制覇しませんか?
私:ひょっとして、あれが頂上っすかね?
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
岩屋山登頂成功!
ところで、城跡というのに、石垣一つ残っていないとは・・・
監督:あれが石垣跡じゃないですか?
この転がった石ころが監督の言うとおり、城の石垣だったのだろうか?
なんとなく無常感を覚え、今回の研修を終わった。
おしまい。
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