中国大返し(その1:錦帯橋とその周辺前編)
神戸に帰郷するのに、いつもは新幹線を利用するのだが、燃油も安くなったので、マイカーで帰ることにした。もちろん真っ直ぐ神戸に帰ろうなどとは思わない。折角なので、山陽地方で気になるところをいくつか廻ることにした。
まずは第一弾錦帯橋である。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
山陽自動車を岩国で降り、しばらく走ると、目的地に着いた。
恥ずかしながら、初めての錦帯橋である。錦帯橋とは、岩国市の錦川に架けられた5連アーチの木造橋である。
通行料を払い、早速渡る。
テクテク歩く。というか、歩く以外、特にすることはない。
岩国城が見える。
初代岩国藩主吉川広家が岩国城を築城してから錦川に架かる橋は、何度も流失の憂き目にあった。錦帯橋は、三代目吉川広嘉が、よしっ!イッチョ流れない橋を作ってやろうと造ったものだ。中国の西湖にある「錦帯橋」をモデルにし、1673年に架橋された。
ちなみに錦帯橋は、過去二度流失しており、現在のものは、1953年に再建されたものだ。
そうこうしていると、向こう岸に着いた。折角なので、周辺を散策する。
三代目吉川広嘉の像である。当然、見に行ったときは、誰やねん!この親父というノリである。
えらく古そうな門構えやなあと眺めていると、やっぱり文化財だった。
「香川家長屋門」という。岩国藩家老香川家の表門で、岩国市で一番古い建築物だそうだ。
嬉しそうな噴水広場を抜ける。
旧目加田家住宅である。江戸中期18世紀ごろに建てられた中流武家屋敷である。
二階建てであるが、表からは平屋にしか見えない。これは、殿様が通る際、見下さないようにする配慮だとか・・・。
ふと見ると、「錦帯橋を世界遺産に・・・」という名目で署名活動をしていた。錦帯橋が正直世界遺産レベルとは思えないが、世界にはとんでも世界遺産が存在するのも確かだ。
さて、ある意味メイン?の白ヘビを見に行きますか・・・(○゚ε゚○)
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