中国大返し(その4:耕三寺前編)
大三島から生口島に渡ってきた。隣の島であるが、こちらは広島県である。
目的地は、耕三寺である。浄土真宗本願寺はのお寺で、山号は潮聲山である。実は、この寺、珍寺マニアの中では、非常に有名なお寺なのである。
駐車場に車を止めて、歩くと、やたら赤い門が見えてきた。
期待に胸が膨らむ。
なんて、山門であろうかっ!
とても日本のお寺ではない。香港か台湾みたいである。
拝観料を払う。
(・_・)エッ....?
今何と?
おばさん:1,200円になります。
・・・・・・・・・・・・
高っ!
これで、しょぼかったら、責任者呼んでこーいっ!の世界である。
高すぎる値段設定に少し、後ろめたいものがあるのか、ペットボトルのお茶をサービスでくれた。それと、スタンプラリーをすると、絵葉書がもらえるらしい。
では、早速見学である。
早速、五重塔がそびえ立っている。モチーフは室生寺である。
法宝蔵というらしい。戦争で消失した四天王寺の金堂をぱくったらしい。
中は、金持ちのコレクションを展示している。
金持ち。。。
耕三寺を開山した和尚、耕三寺耕三氏は、大阪で成功した実業家である。後年、おかんの菩提を弔うため、僧籍に身を移し、この寺を開山したのだ。そして、稼いだ金を惜しげもなく、使ったのだから、大層ブルジョアなお寺である。ちなみに、日本中の有名なお寺をぱくっている。
こちらは、僧宝蔵で、茶道具を展示している。
どっかで見たな。。。
http://markun-angya.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_e312.html
どっかで見たな。。。
http://markun-angya.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_cbcf.html
それにしてもどえらく金がかかっている。
料金は少々高めであるが、「寺はテーマパーク」という私の持論に見事に合致した、素晴らしいお寺である。ここを参拝するお客は、当然、そういうものを期待しているのでしょうな。。。
耕三寺の全貌は、まだまだ序の口である。次回へ続く。
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