中国大返し(その6:耕三寺後編)
千仏洞地獄峡から地上に出た。シャバの光が眩しいぜ・・・
救世観音大尊像とある。その名のとおり、法隆寺夢殿の救世観音像をぱくったものだ。本物は、こんなにでかくない。これは15メートルあるらしい。
茶祖堂とある。
中を覘くと、なんか茶人が鎮座されていた。使い古した茶葉を箱に入れると、法要をしてくれるらしい。
多宝塔は石山寺のぱくり。
この階段の向こうに、未来心の丘とやらがあるらしい。ちなみにバリアフリーも考えられているのか、エレベーターも設備されている。
おう!階段を上ると、そこは一面、大理石だった。。。
なんじゃこりゃ?
天猫らしい。
「仏教護法の十二天より「月天」を望む猫・・・イタリアのお月さまもいっしょかな」
誰か、この電波語を解読してくだちい。
イタリアというのは、この大理石がイタリアから輸入されたからどろうけど・・・
喫茶店も完備されている。
なんじゃ、あの合掌は?
光明の塔とある。
「仏教護法十二天より 「日天 」が放つ光(希望)の塔・・・ 西に沈む太陽に合掌」
やっぱ、合掌なんや!?!!(゚ロ゚屮)屮
風光明媚な瀬戸内の景色と大理石の珍オブジェのコンストラクトがシュールである。
未来心の丘を後にし、戻ってきた。
なかなか面白いつくりですな。上にある建物はさっきの茶祖堂である。
銀龍閣である。当然、銀閣のぱくりである。
http://markun-angya.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_a02b.html
お母様のお部屋?
こいつが書院かと思いきや、書庫のようだ。
これが、潮聲閣(書院)である。耕三和尚がお母様のために建てたものである。
この前でスタンプラリーのスタンプを押していると、信者の方が、どうぞ中を見学してくださいと声をかけてくれた。では、見学させていただく。
玄関では、明日行うという餅つきの用意をしていた。
ご婦人の後に着いて、台所やら浴室やら、豪華な客間などを見ていく。そして、最後に・・・
「こちらがお母様のお部屋です!」
思わず顔がにやけそうになるのを我慢する。
なんか売れないマジシャンとワラビ餅好きの大学教授のコンビの推理ドラマでこんなん見たような・・・。
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。
書院をでて、とある水槽を覗くと、天然記念物のオオサンショウウオがいた。
ちゃんと許可得ているのかな?許可を得ず、所持すると文化財保護法でぱくられますよ。
鐘を打ち鳴らし、耕三寺をでた。
しかし、これだけではない。
耕三寺博物館である。耕三和尚がかき集めた文化財が展示されている。
ちなみに、島にまつわる文化財は一つもない。ここで、スタンプラリーを終了し、絵葉書をもらった。
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耕三寺を後にし、もう日没コールドである。
一路、神戸の実家に向う。因島で実家に電話をする。
「ごめん、今因島。少し遅くなるわ。」
呆れられた。
ちなみに耕三寺でもらったお茶は、なんかえげつない味がした。
おしまい。
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