博多を歩こう!Ⅲ(櫛田神社)
平成20年12月21日。友人の師匠とクリスマスムード漂うキャナルシティでミッションをこなした後、まだもう一勝負と鼻息荒い師匠と別れ、櫛田神社に寄ってみた。
博多の祭りといえば、博多祇園山笠である。7月にあるとても荒々しい祭りで、むっさい男たちが、山笠と呼ばれる山車を引き回すのである。よくニュースにも映像が流れる。それにしても、京の都では、コンチキチンと雅な祭りが、西に行けば、こんなにも男臭い祭りになるのは面白い。
で、この博多祇園山笠は、今回訪れた櫛田神社の祭りである。旧社格は、県社であるが、大社揃いの福岡にあって、大宰府、宗像の次くらいに有名な神社である。
全国にある櫛田神社は、普通、櫛名田姫を祭神とするが、ここの櫛田神社は、大幡大神、天照大神、素盞嗚尊を祭神とする。
元々は、松坂の櫛田神社を勧請したものだが、藤原純友の乱を鎮めるため、八坂神社に祈願したら、平定できたので、八坂神社の素盞嗚尊を勧請したものらしい。
本殿の手前には、霊泉鶴の井戸なるものがある。なんでも不老長寿の水らしい。
早速飲む。
!
しょっぱ、苦っーーーー・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
今まで、不老長寿の水なるものは、いくつか飲んできたが、こんな不味いものは初めてだ。これは、いわゆる冷えた温泉(塩化物泉)だ。
あまりの不味さにダメージは大きい。しかしながら、参拝する。
裏手に廻る。摂社で恵比寿宮があった。なかなか古びた鳥居だ。
山笠が飾ってある。
裏にも山笠が飾ってある。
この石は何かな?と思えば、歴代の横綱が石を抱え、奉納したものらしい。力あるよというアピールかな?
貴乃花じゃないですか!
この人の名を見ると、ホジルトで温泉治療がしたくなる。
いまやつぶれたヒキガエルと化した曙師匠・・・
これは神輿のようだ。
摂社・末社ご一行様である。
最奥部には、稲荷神社があった。
稲荷神社の鳥居をくぐると、なんだか楽しくなってくるのは、私だけだろうか?
ちょっと期待はずれの拝殿があった。
おしまい。