台湾熱闘編(その1:導入)
平成20年10月10日。
福岡空港でうっちょと待ち合わせである。今日から3日間(といっても、三日目は帰るだけ)の台湾旅行に出かける。今回は、某旅行社のフリープランで行く。
地下鉄を福岡空港で下車し、国際線行きのシャトルバスに乗り込む。そうこうしていると、うっちょからメールがきた。もう着いたらしい。私は台湾旅行二回目であるが、うっちょは初めてである。相当浮かれているらしい。
空港に着くと、うっちょと合流した。
・・・・・・・・・・・・
旅行社カウンターでチケットを受け取ると、チェックインする。
少し早いが、もう出国審査しようということになった。
いつもどおり、粛々と荷物検査とボディチェックを受ける。無事通過。
うっちょは?
・・・・・・・・鳴った。
ヤレヤレ ┐(´(エ)`)┌クマッタネ
どうやらベルトが引っかかったらしい。恥ずかしいやつめ。
出国審査を受け、喫茶店でも探すが、しょぼいものしかない。
福岡空港って、こんなしょぼかったっけ?
国内線のほうが充実してないか!?
去年、福岡空港から仕事で韓国へ行ったときは、プチパニックになっていたので、気づかなかった。
いつもの関空ならば、スタバでのんびりしてるんだけどねぇ
ヤッテラレンワ…ヽ(○´3`)ノ フッ
時間になったので、飛行機に乗り込む。
今回はエバー航空のキティ便である。前回、台湾に行ったときもエバーだった。私としては、キャッセイのほうがよかった・・・。まあ、キティちゃんに免じて許そう!ところで、サンリオの許可は得ているのか?と心配していると、うっちょが「ちゃんと取ってますよ!」と鼻息荒く語った。サンリオの認可番号があったようだ。
飛行機が離陸する。
すぐに機内食が出る。
うっちょに、
「どうせ、糞不味い蕎麦がついとーで!」
と宣言した。
予言どおりだったので、うっちょが驚いていた。
うっちょは海外旅行二回目である。しかし、前回は、ビートルで釜山だったので、飛行機で海外は初めてなのである。
したがって、日本から飛び立つ国際線機内食には、蕎麦が付き物ということを知らなかったのだ。ういういしぃーね!私も初めのころは、JINに同じことを言われたような気がする。
飯食って、少しうとうとしたら、もう着いた。というか、着陸の衝撃で目が覚めた。
桃園空港に降りる。
途中の検疫に置いてあるサーモグラフィにうっちょが驚く。私も前回、そうだったような気がする。SARSとかがあってから、高熱の人をチェックしとるみたいやで!と語ると、納得していた。しかし、こういうのを見ると、トータル・リコールを思い出して、頭蓋骨とか見えとるんちゃうん?と期待してしまうのは、私だけだろうか?
入国審査を終え、ロストバゲージもなく、無事到着した。
うっちょは、入国審査で、出入国カードをパスポートにホッチキス止めされて、へこんでいた。まあ、初めは皆そういうもんよ!
空港には、出迎えのガイド(爺)がいた。空港内で説明を受けると、どうもおかしい。手違いでフリープランがガイド付きツアーになっていたようだ。懸命にフリープランに戻す。こんな爺と一緒じゃ、気が休まらん!
ホテルまでの間に、お茶屋による。これは、どうしても避けられない。前回もお茶屋さんに連れて行かれたが、結構感じが良かったので、油断していた。
お茶屋さんで、試飲する。婆が、ウーロン茶と東方美人ばかり飲ませる。
婆:お茶好き?
婆:ウーロン茶好きでしょ?
ま:ええ、好きですよ。
(お茶を注がれる。)
婆:東方美人飲む。
ま:ほな、一杯ください。
(お茶を注がれる)
婆:どっちが好き?
ま:まあ、ウーロン茶かな?
婆:そう、男の人はウーロン茶好き。女の人は、東方美人好き。
(お茶を注がれる)
婆:ウーロン茶好きでしょ?
(お茶を注がれる)
・・・・・・・・・・・
たいがい、茶腹になってきた。うっちょは、すぐに降参していた。
ていうか、プーアル茶飲ませんかい!
前回は飲ませてくれたぞ!
なんとか、お茶の試飲が終わる。
と、今度は、お土産買え攻撃である。
ちょっとゆっくり見させてくれと言っても、ずっとついてきて、
お茶好き?好きなら、これよ!
と薦めてくる。
延々と私たちの後をつけてくる婆。まさにドラクエ状態。
ちょっとだけ買って、早々に退散した。かなり気分が悪い。
ガイドの爺を見つけ、車に乗り込む。
車の中で、爺の話を聞く。爺は終戦後、九大に留学し、神戸の外資系企業に勤めていたらしい。会社の名前を聞いたが、聞いたことがなかった。神戸では、とても有名だと自慢していたので、私が神戸出身であることは言わず、最後まで九州人の振りをした。
ホテルに着いた。
ホテルは第一大飯店というホテルである。中山駅の近くにあり、かなり便利は良い。ネットであまり良い情報はなかったが、私にすれば、上出来である。前回の麒麟ホテルのほうが汚かったし、デリーに比べれば・・・。そういや、インドは相対的にひどかった。ただし、ジャイプールはかなり良かった。
爺と別れ、というか、もう会いたくない。
部屋に入る。そんなに悪くはない。なんかいろいろあって、疲れた。時差ぼけか?時差一時間、侮りがたし・・・
ホテルでこのまままったりいても、寝てしまうだけだ。とにかく出かけることを提案する。まずは、街に出て、環境になれないと・・・。このへんは、JIN方式である。
さあ、体脂肪率をアップしに行こう!台湾グルメ紀行!
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