台湾熱闘編(その4:天厨菜館)
まーくん、北京ダックの美味しい店知ってますよ。
そんな情報を5月に台湾を家族旅行した監督に聞いていた。
うちは、娘。には良いものしか食べさせませんからっ
ところで、うちの娘。はかわいいですよ
という、監督の言うことだから、間違いないだろう。
監督ご推薦の店は、中山駅から程近い天厨菜館というお店である。
地球の迷い方を見ながら、危うく迷いそうになった。何気ない雑居ビルの3・4Fにある。
中に入ると、明るい雰囲気で、結構広い。客は現地の人も多いようだ。
なかなか眺めの良い窓際の席へ通された。
注文は、当然北京ダックである。監督情報によると、一羽単位で注文するらしい。私とうっちょでぎりぎり食えない量らしい。
北京ダックを注文したが、なかなか来ない。かなり時間がかかる。
待っている間、おばちゃんがジャスミン茶を入れてくれたが、うっちょの湯呑に茶を注ぐと、茶をこぼしていた。おばちゃんのせいにもかかわらず、まるでうっちょのせいのように、うっちょをあざ毛笑うおばちゃん。。。
30分ほどたつと、出てきた。
これをこのまま貪るわけではない。あくまでお披露目である。この後、厨房に下げ、皮と身が食べごろサイズにカットされてでてくるのだ。この写真を撮るため、引き下がろうとするおばちゃんを呼び止める。おばちゃんは半ばあきれながら、写真に応じてくれる。日本人とはこんなもんという認識があるのだろう。
しばらくすると、出てきた。
まずは、皮のみである。手本として、おばちゃんが包んでくれる。速い。
食す。
美味い!
見ると、おばちゃんがどんどん包む。
まさか、このままわんこそば状態か!?
と、心配していたら、おばちゃんは消えた。安心して食える。
皮のぱりぱり感がたまらない。
しばらくすると、身もきた。
日本で北京ダックを食うと、皮のみであるが、本場は、当然身も食べる。
例のごとく、数枚は、おばちゃんが手本を見せてくれる。
お茶がないことに気づいたおばちゃんが、ジャスミン茶を注ぐ。そして、うっちょのはこぼす。
スープがきた。これまた美味い。うっちょ曰く、うまい水炊き屋のスープの味がするらしい。長野?
しばらく、北京を貪り食う。だんだん飽きてきた頃、さらに惨劇が・・・
冷えた皮が堅くなる。堅すぎて、喉が切れそうである。さらに、冷えて、油が気になりだした。口の中を冷えた油がじゅわ~(;;;´Д`)
中華は冷えると、殺人的に不味くなるという、あの格言を身をもって実証してしまった。
結局、監督の予言どおり、二人でぎりぎり食えなかった。
教訓1:北京ダックは3人以上で食うべし。
教訓2:冷えた北京ダックは食えたものじゃない。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
近くの李製餅家でパイナップルケーキをお土産に買った。うっちょは値切ろうとして失敗した。帰国して、食ったが、もさもさして美味かった。
« 台湾熱闘編(その3:故宮博物院) | トップページ | 台湾熱闘編(その5:中正紀念堂) »
「台湾」カテゴリの記事
- 台湾熱闘編(その9:士林夜市)(2008.11.03)
- 台湾熱闘編(その8:大龍峒保安宮)(2008.10.31)
- 台湾熱闘編(その7:孔子廟)(2008.10.30)
- 台湾熱闘編(その6:龍山寺)(2008.10.27)
- 台湾熱闘編(その5:中正紀念堂)(2008.10.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント