台湾熱闘編(その6:龍山寺)
中正紀念堂駅から地下鉄に乗り、板南線の龍山寺駅に着いた。
地上に上がると、すぐに龍山寺である。
龍山寺は1738年創建の台北最古のお寺である。このお寺の前の道は横断歩道がない。普通に通り抜ける。うっちょは、私がたびたび見せる決死の車道横断に驚いていた。ボルネオやデリーに横断歩道などというものはないので、勝手に鍛えられた。
かなり派手である。度重なる地震や火災で再建や修理を重ねている。第二次世界大戦時には、空襲で本堂以外の大部分は焼け落ちたらしい。
横手には涼しげに滝がある。
いよいよスニーキング・ミッションを開始する。用意するものは、ダンボール・・・
誰だ
。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚
何だ、気のせいか・・・
。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚
うっちょ、大丈夫か?
肯定だ。問題ない。
うおっ!?凄い熱気だ。
こちらで、やたら煙たい線香やお供え物を買うようだ。
豪華にお供え物が盛り付けられている。
盛るぜぇ~、超盛るぜぇ~( ̄▽ ̄)
唖然とするうっちょを尻目にどんどん前に行く。しかし、皆怪しげなお経を読んでいる。
いーしーしゅえしゃん、うぉーすーしーすーしゃんまお、・・・
なんかこんな感じ。。。
怪しげな金ぴか仏像を物色する。ここの本尊は、観世音菩薩らしいが、他にも文殊菩薩や普賢菩薩だけでなく、媽祖、関帝、誕生娘娘などが祀られているのだ。
なんか、私を拝んでるみたいだ。うっちょは入り口近くでぽかんとしている。
もうちょっと奥に進む。
インド人もびっくり!
この髭は、関雲長殿ではござらんか?
周りの電光がいかす。
すっかりお寺の熱気にやられ、寺好きの私にとっては、悦の状態である。すっかり満腹になり、お寺を出た。
三門を見ていると、現地のやたら日本語が堪能なおじんが来た。
おじん:日本の方ですか?
私:ええ、そうですが。。。
おじん:どちらから来られましたか?
私:福岡です。
おじん:おぉー、九州のね。ところで、スパイ・ゾルゲを知っておりますか?
私:一応知っていますが。。。
(ここで、知っていると答えたため、おじんが上機嫌になり、マニアックな話をする。)
私:いや、そこまで詳しくは知りません。
おじんは少し寂しそうになった。
なんかゾルゲ事件の関係者のおとんの直筆サインがこの龍山寺にあるらしいということを教えてくれた。
う~ん、マニアックだ。。。
それにしても連日の風俗を紹介したがる狒々親父やお茶好き婆のために人間不信に陥り、素っ気無い態度をとってしまった。ただの親切物好き爺さんだったのに・・・。
今夜も猛省しなければ・・・
その頃、うっちょはお寺を撮る振りをして、必死に台湾美人をキャメラにおさめていた。
龍山寺の手前は広場になっており、何か催し物をやっている。
奥の白い服の親父が何かしている。
みんな、オラにほんのちょっとずつだけ元気を分けてくれ!
なんかぐるぐる回っている。
狂信者の塔?
龍山寺の近くにあるかき氷屋を目指す。
着いた。前回の台湾旅行でも食った氷屋である。
注文の仕方が分からず、途方に暮れていると、店の人に何か言われた。
日本語メニューないか?と聞くと、店の人がハッとし、メニューを持ってきた。
何故か苦笑いである。
?
ひょっとして現地の人と思われていた?
やっと氷にありつく。
ここは好きなトッピングができる。適当にサツマイモとかトッピングした。美味かった。
氷も堪能し、移動することにした。
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