北部九州家族旅行(その1:太宰府天満宮)
平成20年9月26日。
おとんとおかんが福岡にやってきた。私が福岡で働き出してから、初めて・・・、というか、両親とも福岡は初めてらしい。ということで、招待した。
博多駅まで迎えに行く。お盆休み以来の再会だ。
もう、お昼だったので、駅でラーメンを食べる。とくにうまいというわけではないが、一応博多ラーメンである。九州では当たり前な、替え玉システムにおとんは、感心していた。とんこつ以外で、替え玉って聞かへんなあ・・・。
ラーメンを食べ終わり、車に乗り込む。
まずは、福岡唯一?の全国的観光地である太宰府天満宮に行く。
着いた。
参道には、宮島の紅葉饅頭屋ほどではないが、梅が枝餅屋が並ぶ。
むかし、菅原道真が大宰府に飛ばされたとき、途方に暮れる道真に老婆がこの梅が枝餅を献上したということで、名物となっている。ところで、福岡県民、特に福岡のへんの人は妙に梅が枝餅にこだわりを持っている。私などはどこで食べようが同じ味にしか思えないが、通に言わせると違うらしい。う~ん、わからん( ´・ω・`)
ところで、博多の人に東京土産としてひよこ饅頭を買って帰ると、烈火のごとく怒るので、試してみよう!私は怖くて、できない。。。
おとん&おかんに梅が枝餅食うかと提案すると、お参りしてからと怒られた。ごもっともである。
今日は、修学旅行生でも来ているようだ。
太宰府天満宮といえば、あまりにも有名であり、当ブログでも紹介の機会を逸してきた。これまで、何回も訪れているのだが・・・。
菅原道真が大宰府に左遷され、非業の死を遂げたのだが、この天満宮は、遺骸を京に送ろうとしたが、牛車がそれ以上動かなくなったといういわくつきの土地に建てられたものである。
その後、京では道真の怨霊の仕業とされる怪異が連続して起こり、怨霊を鎮めるために北野天満宮が建てられた。
この辺は、オカルトファンには、よく知られた話である。
太鼓橋を渡る。途中には、摂社・末社がある。
親父様曰く、汚い池だ。
志賀社である。志賀海神社と同じご祭神である。
楼門が見えた。
お清めをし、楼門をくぐる。
本殿である。今までに何回も消失しており現在のものは、小早川隆景により桃山時代に建てられたものである。
親父曰く、天神さんはド派手だと・・・。宇佐八幡のほうが派手だったような・・・。
金箔が貼られ、なかなか豪華である。
飛梅である。
飛梅は、道真邸の庭にあったもので、道真を慕うあまり、京からはるばる飛んできたのである。
おとんに解説すると、
「確かに古い梅や。こんなミイラみたいになった梅は見たことがないなあ。ほんまに、平安時代からあるんちゃうか・・・。」
と感心して、しばらく離れない。
ここまで、飛梅を真剣に見る人は初めてだ。
やっとこ、離れたので、帰ることにした。
絵馬堂である。九州に現存する最大最古のもので、1813年に建立されたらしい。
このとき、猿回しをやっていた。。。
参道で梅が枝餅を食べて帰った。
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