東北旅行記(その3:蔦温泉)
大更はあいにくの雨である。
駅から出ると、車が止まっており、嬉しそうな連中がいた。皆に笑顔で出迎えられると、照れるものだ。なぜならば、ハニカミ王子とは私のことだからだ。
車は山形で借りたレンタカーのようだ。車に乗り込み、出発する。ドライバーがくっぺちゃんなのが気がかりだ。
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酔った。(;´Д`A ```
・・・
ええい、こうなったら自分で運転してやる!ということで、ドライバー交代。次鋒、レオパルドン行きます!
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ノーズフェンシングを食らったかのような豪雨だ。福井大水害を思い出す。
あまりの豪雨に、ストーンサークルもキリストの墓も道路標識を見ながら、断念した。晴れてたら、会長命令よ!とハンドルを切っていただろう。
数々の私的悲劇を乗り越え、山越え、谷越えすると、視界が開けた。十和田湖である。
懐かしい。高校の修学旅行以来だ。この旅行、さんぽ会で来てよかった。皆が共有する思い出がここに復活した。そういえば、きよしはあのとき、顔がずり剥けやってねぇ・・・。道はやがて、奥入瀬渓流へ。あいにく濁流だ。13年前は、清流だったのに。
そうして、車は、あの伝説の蔦温泉で停まった。
13年の年月は、蔦温泉を「日本秘湯を守る会」の軍門に下らせるには、十分だった。また、守る会かい!毎回、私の前に現れおって!
13年前にJINが冷やしトマトを食ったあたりを見る。当時の私はトマトが苦手だった。それを尻目に、「まっちゃん、トマト食えんの?こわっぱが、こわっぱが、こわっぱが、・・・」とエコーをかけながら、小馬鹿にされた私は、いたくプライドを傷つけられ、とらのあなでの血のにじむような特訓の末、見事トマト魔神にリベンジすることができたのだ。
前回食べた食堂で昼食をとる。
私はほうとうを食べた。まあまあ、いけた。ぎーさんときよしはケン・シャムロック定食を食べた。関節が上手そうだった。
昼食後は、懐かしい温泉へ行く。
あいかわらず粋なつくりである。
木を中心にした浴槽がいかす。ここの温泉は、浴槽の下から温泉がこぽこぽと湧いているのだ。十分堪能したので、上がると。体操で銀メダルがでた。
どしゃぶりの中、車をとりに行かされた。しばらくは山道なので、私の運転ということか・・・。
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