新春奈良遠足(その6:平城宮跡)
唐招提寺から平城宮跡にやってきた。
平城宮とは、奈良の都、平城京の内裏跡である。現存する建物はなく、現在は、いくつかの建物が復元されている。
朱雀門である。
兵部省跡である。兵部省とは、文字どおり軍部を司る役所である。
現存する建物は皆無で、一見ただの広場であるが、建物跡の穴ぼこや段差があちこちにあり、大層歩きにくい。
この門の先に東院庭園がある。
平城宮跡の東の張り出し部分で、ぐぐってみても、いまいちよくわからないエリアである。儀式や宴会に使っていたこともあるようで、別荘のようなものか?
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あちらこちらに危険の文字が・・・
建物の基礎のようだが、素人目にはよくわからん。建築家なら血わき肉踊るかもしれないが・・・。
平城宮跡資料館に入る。
ここでは、平城宮跡で発掘された遺構や資料を展示したり、当時の様子を再現したミニチュアを展示したりしている。
井戸枠らしい。
平城宮最大の柱だそうだ。
第二次太極殿の基部である。ご覧のとおり、完全に奈良市民憩いの場になっている。
平城宮跡のいたるところで、お正月ということもあり、凧揚げをする親子の微笑ましい光景が見られた。電線もないし、確かに凧揚げにはもってこいである。
第一次太極殿が復元中であった。これが完成すれば、かなり見ごたえがあるのではないだろうか?楽しみである。というより、全面復元しないと、ただの荒野である。
ただっ広い空き地を眺めながら、少々感傷に浸った。一句捻ろうかと思ったが、めんどくさいのでやめた。さあ、神戸に帰ろう。。。
おしまい。
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