播磨の旅(その4:鶴林寺)
生石神社のある高砂市から加古川市の鶴林寺にやってきた。
天台宗のお寺で、山号は刀田山である。聖徳太子縁の寺らしい。播磨の法隆寺ともいう。
仁王門の前では花を売っていたり、なかなか宗教色のある素晴らしい寺だ。
三重塔である。室町時代のものらしい。
本堂である。国宝らしい。
太子堂である。堂内に壁画の聖徳太子像があることから呼ばれている。国宝である。
境内を散策していると、なにやら妙なグループがいる。古刹の研究サークルであろうか?おじさま・おばさまがお堂を見ながら、討論している。妙な集団なので、関わらないようにした。
ここの宝物館には素晴らしい文化財がたくさん展示されているのだが、なかでも注目すべきは、「あいたた観音」こと聖観音立像である。容姿もなかなか涼しげで、軽く腰をくゆらせて、おちゃめである。伝説では、昔、泥棒に盗まれ、金をとろうと溶かされかけたが、失敗した。怒った泥棒が槌で叩くと、観音様が「あいたた・・・」と言ったそうな。。。泥棒は恐れ慄き、お寺に観音様を返したという。。。
伝説までお茶目である。
加古川の街中にこんな名刹があるということに感動した。
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