ボルネオ探検記(その5:オールド・モスク)
ロイヤル・レガリアを見学して後、オールド・モスクを見に行くことにした。
途中、公園を横切ると、トイレのような建物の影に女性がうずくまっているのが見えた。
何気なく見ていると、サラダ?を嬉しそうにドレッシングと混ぜているようだ・・・。
????
何をしているのか分からなかった。
女性と目が合う。
すると、女性の顔色が見る見るうちに変わった。
み、見たな~~~~~~
犬神家の「たたりじゃ~!」のババアのようである。
そいうえば、今は断食月か!?
ということは、このおばはん、戒律を破ったな!
たわけっ!
おばはんが何か大声で吼えているが、無視した。
しかし、モスクの前で食わなくても・・・。
あっ、イスラム教は偶像崇拝とか否定しているんやったっけ?
まあ、どちらにしろ、つまらぬ者を見てしまった。
モスクに着いた。
オールド・モスクの正式名称は、スルタン・オマール・アリ・シャイフディーン・モスクというらしい。長いな・・・。
前国王時代(1958年)に建てられたものである。ヤヤサン・ショッピングセンターという日本で言えば、ジャ○コ見たいなところから、近い。立地条件ばっちりだ。
ちょうど、モスク内を見学することができた。警備のおじさんは、難しそうな顔で結構親切な人だった。中に入るときは、黒衣を着なければならないが、無料で貸してくれる。
内部は静寂に包まれている。礼拝者が何人かいるが、一心不乱にお祈りをしている。イスラム教は、偶像を否定しているので、モスク内は何にもない。私としては、少し物足りないものがあった。
見学を終え、黒衣を返す。モスク前で警備のおじさんに記念撮影を頼んだら、気さくに応じてくれた。ブルネイの人は、基本的に親切な人が多そうだ。インドだったら、この後、必ず、手のひらを見せるのだが・・・。
比較的新しいモスクではあるが、オイルマネーの恩恵か?とてもきれいなモスクであった。私たちが、モスクを後にすると、ちょうどお昼のお祈りの時間になったらしく、礼拝者が殺到してきた。
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