長野闘痔の旅(その2)
平成18年11月4日。
長野二日目である。切れ痔もすっかり治った。本日は、志賀高原に行くことにした。
志賀高原といっても、広大な面積なので、当然、少し散歩しようというだけである。
マルに車を出してもらって、一路志賀高原を目指す。途中で野生の猿に遭遇し、興奮したが、マル氏は日常茶飯事の一言で片付けてしまった。
現地の観光案内所に行くと、いろいろなトレッキングコースが提案されていた。その中から、1時間程度のサンシャイントレールコースを選択した。
まずは、蓮池出発である。
ここから地図を片手に散策する。
それにしてもさすが長野の高原である。生えている木の植生がまるで違う。木の表面が白い木は白樺でいいのかな?
志賀高原を十分散策した後、ドライブで県境を越えた。途中で日本国道最高点を通過し、ついた先は群馬県は草津白根山である。
ここには湯釜と呼ばれる火口湖がある。その水の色がなんとエメラルドグリーンなのだ。写真で見て、絶対行きたいとマルに駄々をこねた。
駐車場に着くと、あいにくのガスである。それにしても、とてつもなく寒い。
火口まで来た。
かすかにエメラルドグリーンの水色が見える。本当はもっときれいな景色が見たかった。残念である。
目的を果たしたが、時間的にまだ観光地を回れる。
マルの提案で善光寺に行った。
小学校以来の善光寺である。
山号は定額山である。善光寺には宗派というものがない。一応、天台宗と浄土宗の別格本山にもなっているが、無宗派であり、オンリーワンの存在なのだ。なんでも日本で宗派が別れる前から存在するかららしい。
まあ、とにかくとてつもなく歴史的、宗教的に貴重なお寺というのは間違いないだろう。
そんな歴史の重みは置いておいて、小学校のとき、ここの戒壇巡りを体験し、たいそう興奮したのを覚えている。考えてみたら、私の戒壇巡り初体験である。まさか、そのときは、全国各地で戒壇巡りをすることになるとは・・・。
このときは、しなかった。昔の記憶では、真っ暗な中を進むと、最後にごろごろ回る石か何かがあったはず。輪廻を表しているとか、解説されていたような・・・。
善光寺を参拝し終えて、さすがに日没が近づいてきた。
しかし、無謀にもあと1箇所回ることにした。
戸隠神社中社である。本当は天の岩戸がある奥社に行きたかったのだが、それは今後の宿題となった。それにしても真っ暗でほとんど何も見えん!
お土産で蕎麦を買って帰った。
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