京都迷宮入りⅢ(その7:清水寺)
高台寺からてくてく歩き、二年坂・産寧坂を通り、清水寺にやってきた。
ちなみに産寧坂で転ぶと三年以内に死ぬというが、もう5年以上生きている。
清水寺は、元々法相宗のお寺であったが、現在は独立し、北法相宗という清水寺ONLYの宗派を名乗っている。山号は音羽山で、本尊は十一面千手観音で秘仏である。
清水寺と言えば、清水の舞台である。舞楽などを奉納する正真正銘の舞台なのである。
ちなみに奥の建物が本堂である。
「清水の舞台から飛び降りるつもりで・・・」
と、よく言うが、実際に江戸時代にバンジージャンプが流行ったそうな。生存率はかなり高かったようだ。私は高いところが苦手なので、飛び降りるなんてとんでもない。近づいただけで、びびりまくりである。
境内にある地主神社に行ってみた。清水寺の鎮守社で、主祭神は大国主であるが、そんなことより、何故か縁結びの神様として、異様に有名である。
その原因はこれである。
離れた位置にもう一つある。一方の石の前で目を閉じ、そのまま歩いて、もう一方の石までたどり着けば、恋が叶うとの都市伝説がある。あまりにも有名である。
以前挑戦して、玉砕した記憶がある。リベンジしようかと思ったが、一人でそんなことをしていたら、あまりにも痛い子なのでやめた。
清水寺と言えば、音羽の滝も有名である。
やたらに長い柄杓で水を汲み、水を飲む。柄杓は、紫外線殺菌されている。日本人の穢れをやたら嫌う性質も異常である。洗えば、いいじゃないか!?私も少し潔癖症のところがあったが、インドに行ったら、そんなもん関係なくなった。まあ、幼少の頃は、道端の草とか食ってたのだが・・・。
三つの滝には、それぞれご利益があるというのは、観光用の都市伝説である。そもそもご利益とか関係ないみたいである。あくまで、身を清めるという意味らしい。
清水の舞台を下から見上げる。高っ!!
よくこんなところを飛び降りて、命があるものだ。
次に向かうため、清水寺を後にした。
観光客だらけで、うっとおしい面もあるが、私は結構清水寺が好きである。たぶん舞台が面白いのだろう。
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