英国旅行記(その11:ソールズベリー大聖堂)
ストーンヘンジを出発した。
当初には予定していなかったが、ソールズベリーによって、ソールズベリー大聖堂を見学することにした。
町並みはこんな感じである。田舎町っぽくて、よい。
ソールズベリー大聖堂(Salisbury Cathedral)である。こちらは裏側なので、表側に回った。
天高く伸びる塔の高さは123mで、英国最高で、建物全体は、イングランド初期ゴシック様式である。
写真ではよくわからないが、かなりのでかさである。
近づくと、数々の彫刻群・・・。
なんか英国の教会って、親父を掲げるのが、好きやな。教会って、こういうもの?
とにかく中に入る。
なんじゃ、こりゃ!?
珍寺っぽい!
このデク人形の前で何を真剣に語っているのか?
大聖堂のミニチュアにようである。
中世の時計らしい。14世紀のもので英国最古のものらしい。
掲げられた旗が風化している。
やはりここもお墓ダラケである。
英国の教会に行くと、必然的にお墓訪問になってしまう。
ここもステンドガラスが美しい。
聖歌隊席である。
パイプオルガンもある。
中に誰か寝てはります。
トリニティチャペルである。大聖堂の最奥部である。
ここにあるステンドガラスの一部は、「良心の囚人」という作品である。
1980年製作だが、なんとも気色悪い
美しい!
ウィリアム・ロンゲペーの墓である。
ヘンリー2世の庶子で、リチャード1世やジョン王の異母兄で、ソールズベリー伯である。イングランドで最初に紋章を使用した人らしい。
うむ。シュールな絵だ。
うむ。凛々しい!
そして、何と言っても、ここソールズベリー大聖堂の最大の見ものは、チャプターハウスである。しかし、残念なことに撮影禁止エリアであった。
何が見ものかというと、マグナ・カルタが保存されているのだ。これが、阿呆のジョンが飲まされた大憲章(マグナ・カルタ)か!
JINと二人で興奮しまくりである。実際見ると、字細かっ!
ものすごく小さな字で細かく書いてある。
不思議に思っていると、JINがある見解を発表した。
「この当時の紙は貴重品だったので、紙の節約のために小さな字になったのであろう!」
ところで、ここには、旧約聖書の伝説がレリーフになって、部屋の周囲に飾ってある。
アダムとイブから、カインとアベル、ノアの箱舟、アブラハムなど、まさに宗教を世俗に教える装置が施されているのだ。レリーフを追いながら、無性に興奮する痛い子二人がそこにはいた。
ソールズベリーを出発した。
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