英国旅行記(その15:グリニッジ)
London Bridgeから鉄道に乗った。
鉄道の車窓を眺めながら、旅の雰囲気を楽しむ間もなく(もっとも、時間があっても、そんなものは楽しまないが・・・)、目的地に着いた。
グリニッジ(Greenwich)である。そのまま読んだら、グリーンウィッチとしか読めない。
グリニッジといえば、本初子午線(経度が0度)が旧天文台を通っていることで有名だ。また、この天文台を基準に、かつて世界標準時が決められていたのだ。
こういう天文学的な話は難しいので、自分で勉強しよう!
また、グリニッジは、海事都市グリニッジとして、世界遺産に登録されている。
さて、駅を降りて、旧天文台(Old Royal Observatory)を目指す。
旧天文台までの道のりは、公園を通る。
クック船長である。クック船長と言えば、大冒険家として名高い。ハワイ島など数多くの島や海岸線を発見した。そして、最後は、ハワイ島において、原住民との争いにより殺害された。
国立海洋博物館である。今回は見学しなかった。英国海軍史に係る資料が展示されているらしい。
公園を抜けると、小高い丘を登る。
すると、旧天文台が現れた。
ウルフ将軍の像があった。七年戦争の際、カナダでフランスに勝利したことで名高い。しかし、ウルフはその戦闘で戦死している。それにしても、海軍の街で、何故陸軍のウルフ像があるのか・・・?
天文台前で標準時を挿す時計の前にて・・・。
それでは、中に入る。ちなみにJINは、私がうろうろしている隙に、さっさと中に入ってしまった。
中に入ると、おばちゃんがいたので、入場料を払おうとすると、無料だった。恥ずかしい思いを隠して、進む。
旧天文台には、天文観測で使用する器具が展示されていた。知識がないので、全く意味が分からない。
この場所に昔、望遠鏡があったそうだ。
これが本初子午線である。
世界の主要都市の緯度が通る線が書いてあった。
反対側を見ると、世界標準時をカウントする時計が合った。
JINがいきなり時計を合わせだす。
「なるほど、賢いな、君!」
と、感心し、私も時計を合わした。
世界標準時の証明書が自動販売機で買えたので、購入し、にんまり・・・。
グリニッジの丘からの風景である。
いまいち、世界遺産の価値はよくわからないが、よい景色である。
英国人が野生のリスを手なずけていた。この後、リスは急に逃げ出した。JINもリスの手なずけに挑戦したが、失敗した。リスは木に登り、頭を掻いていた。
再び、鉄道でロンドンに帰った。
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