英国旅行記(その10:ストーンヘンジ)
平成20年2月9日。三日目開幕である。
本日は、レンタカーを借りて、冒険することになった。
手配は前日のJCBプラザである。日系企業だったので、手続きはすんなりいった。
レンタカーショップは、地下鉄のHendon Centralである。初めてのゾーン3であった。
駅に着くと、電話し、迎えが来ることになっていた。
しかし、全然でない。こちらの公衆電話は相手がでなくても、金をとるらしく、どんどん50ペンスが吸い込まれる。
諦めかけたとき、やっとつながった。
しばらくすると、迎えがやってきた。日本人なのだが、長いロンドンぐらしがそうさせるのか、妙に違和感を感じた。たぶんイングランドナイズ?されている。
手続きをすます。イングランドの道路事情はややこしいので、カーナビを借りることにしたが、なんというか、携帯可能なのである。
カーナビ画面をフロントガラスに吸盤でガポっとつけるのである。
なんじゃ、こりゃ?と思っていると、
「車を離れるときは、はずして、持ち歩いてください。盗難に会います。」
との、説明である。
かなり治安がいいと思っていたが、ショックな発言である。
とにかく、スタートである。行き先は、ストーンヘンジである。
しばらくして、隣を走っていた車を見ると、やはりガポっと式のカーナビであった。
日本人感覚では不思議だが、世界ではこれが常識なのかもしれない。
さて、こちらの道路は、信号機があまりない。
かわりにロータリーがある。交差点を曲がるときは、ロータリーに突入し、目的のロータリー出口に走り抜けるのである。今回は、JINがずっと、運転したが、初めは相当戸惑っていた。
ロータリーについては、言葉で説明するのが、難しいので、知りたい人は自分でぐぐろう!
そうこうしていると、突然それは現れた!
ストーンヘンジである。
何もない平野にあると思っていたが、実際は道路の中州のようなところにあった。
ストーンヘンジといえば、我々オカルトファンにとっては、聖地中の聖地である。
小学校の頃に、オカルト本で読んで憧れていた場所にいるのである。大興奮である。
感動で顔がにやける私。
ストーンヘンジは、紀元前2500年前から紀元前2000年前に立てられたと考えられている。しかし、もっと古い時代から存在するとの見解もある。また、何千年もの間に、何段階にもわたって建設されている。まったくミステリーである。
ヒールストーンである。
環状列石の外側にポツンとある。夏至の日には、太陽がこの石付近からあがり、環状列石の中心に太陽光が注ぐ。このことから、天文学的な目的のため作られてとする説がある。
また、中心近くに立つブルーストーンは、ウェールズ原産らしい。どのような経緯でここにあるかは、謎である。
別角度から。この角度からは、中心近くにの石の間から、ヒールストーンが見える。
拡大すると、何か模様のようなものが見える。
ぽつんとある石はステーションストーンと呼ばれる。
この埋まっている石は虐殺の石と呼ばれる。
ヒールストーンを別角度から・・・。
オカルトスポットに浸っていると、羊の軍団が現れた。
うむ。牧歌的である。イングランドを堪能しているなあ・・・
この写真を撮るために、ストーンヘンジを駆け回り、羊を追いまくったので、英国人の失笑をかった。こういうパターン多いな・・・
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