平成20年2月23日。
洋行帰りの記念すべき一発の旅は、佐世保である。
このシーズンに佐世保で牡蠣祭りが行われるので、
「食いにいくぞ、こらっ!」
という、うっちょの提案である。
うっちょは、阿蘇LOVEであるが、佐世保LOVEでもある。
初めの旅は、私とうっちょだけであったが、阿蘇からきゃぷてんが参戦し、今回の旅は、新たにヨゴレの球児が参戦した。
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では、始まりである。
うっちょが、きゃぷてんと球児を車に乗せて、私を迎えに来た。少し遅れると連絡があり、思わず、二度寝していたので、あせった
楽しい旅の始まりである。今回のテーマは、食である。
早速、休憩で寄ったコンビニできゃぷてんが、がっつりティラミスを買っていた。今から食いまくるのに、ええんかいな!?
いよいよ佐世保にやってきた。
佐世保と言えば、佐世保バーガーである。うっちょ推奨のお店にやってきた。
ハンバーガーショップ・ヒカリというお店である。
隣もバーガー屋さんで、どちらにするか迷ったが、結局、じゃんけんという合理的かつ幼稚な方法により、ヒカリに決定した。
注文は、
「当然ジャンボスペシャルバーガーでしょ!?何しに佐世保きたんすか!」
という、うっちょのメタボな意見により、ジャンボスペシャルに決定した。
一応、サイズ比較のため携帯を置いた。でかいと言えばでかいが、本場欧米の馬鹿サイズを見たことがあるだけに、可愛らしく感じる。
では、食す!美味い!肉も鶏肉なので、あっさりしてて食べやすい。
あっという間に、完食した。
隣で、球児が爪楊枝をばら撒いた。
何をやってるんだか・・・
佐世保には、米海軍基地が古くからあり、そのせいで、バーガー屋さんが古くから存在したらしい。ちなみに認定制度があり、この認定証があると、正真正銘の佐世保バーガーなのだ。
バーガーで軽く腹を満たした。続いて、佐世保と言えば・・・。
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そう!城島健司である。
と言うわけで、城島健司ベースボール記念館にいくことにした。
途中で、うっちょが右折しそこねたので、米軍基地の前でUターンしようとした。
すると、米軍基地から一般道に出る側の停止線からトゲトゲが出ている。
「こんなの、どうやって、出るの?」
と、躊躇していると、警察がやってきた。
警「どうしましたか?」
う「道を間違えました。」
警「ちょっと、免許証を見せてください。」
うっちょが免許証を提出する。
警「福岡の方ですか・・・。ご職業は?」
う「○○○○です。」
警「今日は観光ですか?」
う「はい。今日は牡蠣祭りに来ました。」
警「へー、そうですか。どこでやってるんですか?」
?佐世保の人やのに知らんのか?
う「西海シーパールリゾートです。」
うっちょが職務質問をされている間、別の警官が、何かメモっていた。
私は、笑いを堪えるのに必死だった。
この男、職質されてやがる!
職質が終わり、開放される。
警「このまま左折したら、西海シーパールリゾートです。」
いや、その前に城島に行くんだが・・・。まあ、いいか。
う「コレどうやって出るんすか?」
警「そのまま、お行きなさい。」
このトゲトゲ、大丈夫かいな?と半信半疑で進むと、大丈夫だった。
通常は、引っ込む仕掛けのようだ。
さて、城島健司ベースボール記念館にやってきた。
近所の神社が祭りで、かなり遠くの駐車場に止めるはめになった。
城島記念館には、城島に関するお宝が展示されている。私は城島が好きだが、そこまでファンではない。。。
正直、割高感は否めない。
2階に上がったところには、城島のユニフォームやマスク、バットなどが置いてある。ユニフォームなどは試着ができるのだ。
ちなみにその他のフロアは写真撮影禁止である。
城島のことをよく勉強して、腹が減ったので、いよいよ牡蠣を食べに行くことにした。
牡蠣祭りの会場である、西海シーパールリゾートにやってきた。
こんなところで、牡蠣を焼いて食べるのだ。
牡蠣と炭はここで購入する。
焼いてみた。
殻が開いたら、食べごろだ。では食す!
美味い!
牡蠣を焼いていると、何かが熱で弾けて、ヨゴレに当たった。
ヒオウギガイが売っていたので、焼いてみた。
初めてのヒオウギだ。食す!
大したことはなかった。
牡蠣を堪能した後は、何故か、芝生でキャッチボールをする。
周りから見ると痛い子である。
私とうっちょと球児は、グローブ持参だったが、きゃぷてんは忘れたので、牡蠣用の軍手を何重かつけてグローブの代わりにした。手が骨折したかのように腫れて見えた。
腹ごなしがすんで、佐世保の風景を見ようと、うっちょお奨めの展望台に行った。石岳展望台というところである。
駐車場に止めると、展望台まで徒歩なのであるが、何故か競争が始まった。きゃぷてんがクールに駆ける。
そのとき、球児の髪の毛が金色に逆立った。。。
「クリリンのことかーーーーーーっ!!!」
ものすごいダッシュである。
だが、すぐばてた。
で、結局、スタミナ勝ちで、私が一位であった。そもそもポール間ダッシュで私にスタミナ負けする球児が、坂道ダッシュで私に勝てるわけがないのだ。
あえて言おう!ゲスであるとっ!
うっちょは、初めからやる気Nothingであった。
目の前に絶景が広がる。
九十九島である。
うっちょは、ここで愛について語り合ったのだろうか・・・?
別方向では、
佐世保港である。
何やらミリタリーな船がとまっている。
私「キャプテン、この海の向こうに何があると思う?」
K「何すか?」
私「この向こうには、インドがあるのだよ。」
K「・・・・。」
私「いつかインドでサドゥになって、世界一の悟りを開こうと思うのだよ。」
K「マジすか?超クールっす!」
という、会話はなかった。
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すっかり、腹ごなしをしたので、ジャンボシュークリームを食べることにした。
お店は佐世保商店街の近くにある。
蜂の屋というお店である。突き出ている謎の物体は、ヨゴレの球児は興奮していたが、決してお尻ではない。そういや、高校の体育教師(男)でこんなプリケツいたな・・・。
たぶん、シュークリームかな?
中に入り、シュークリームを注文した。
シュークリームの大きさを比較するため、携帯を置いた。まあ、大きい。
このシュークリームは好みに合わせて、茶色い謎の甘いソースをつけて食べる。中にはフルーツも入っている。
では、食す!
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シュークリームではない。また違う食べ物と考えたほうがよいだろう。
味は賛否両論である。
すっかり食いつかれて、帰路に着いた。
博多に着いて、実家に用事があるという球児を見送った後、私とうっちょときゃぷてんでラーメンを食べた。きゃぷてん推奨のお店で、いわゆる博多ラーメンではない。
結構、穴場っぽいところであった。甘屋というお店である。
醤油ラーメンを頼んだ。では食す!
美味い!絶品である。
しかも、ここのサイドメニューで芋パンなるものがある。
芋パンである。フランスパンの上にスィートポテトが乗っている。では食す!
美味い!絶品である。
この店は私の中で福岡最高のラーメン屋となった。
ちなみにうっちょは、チャーシュー麺のチャー丼セットを頼んでいた。高脂血症にならないか、心配である。
今回は、最後まで、食いまくって、旅を終了した。