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2008年2月13日 (水)

伊万里焼物紀行

平成19年11月25日AM8:00大橋駅

私は愛車にてうっちょを待っていた。

やがて、うっちょがやってきた。

ちなみに私は早く着きすぎて、7時半から待っていた。


私は、小学校の頃に焼き物に興味を持ち、

写真とか見て喜んでいたのだが、

最近また焼き物好きの虫が再燃した。


そういえば、まだ伊万里と有田には行ってなかったことに気づき、

ついに憧れの地へ行こうと思い立ったのだ。

うっちょを積み込み、いざ伊万里へ。

ちなみに有田も行きたかったが、たぶん時間がないだろうと思い、

断念した。

伊万里に決定した要因は、かっぱのミイラを見たかったからだ。

私はこういうオカルト系も好きで、去年は大分まで鬼のミイラを見に行った。

かっぱのミイラは松浦一酒造の蔵にあり、常時一般公開中である。

駐車場に車を止め、酒蔵へ行く。

お店の人がいたので、うっちょがいち早く挨拶した。

このへんは、調子のいい男だ。

Img_3276

展示室に入る前には、昔の農機具とかがおいてあった。

そして、なぜか女の河童のオブジェ。

とりあえず乳をもんで、うっちょのカメラで記念写真。

Dscn0264

中は、酒樽とかが展示してあり、一番奥に注連縄がしてある。

ははあ、あれだな!

そいつは、ガラスケースのなかで、こちらを見ていた。

今までオカルト本とかTVで見たやつが今ここにいる。

感動である。

それにしても予想外に小さい。

もうちょっと大きいと思っていたが、40センチくらいだろうか?

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ありがたいものを見て、その前で記念撮影。

なぜかうっちょの服の縞が変に写っていた。

おそらく河童様の霊験であろう。

その後、「伊万里市陶器商家資料館」へ行った。

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ここは昔の陶器商の旧家で、伊万里焼の展示もしている。

特にたいしたことはないのだが、

ここのご婦人においしいと評判のちゃんぽん屋を教えてもらい、

そこで昼食をとった。

確かにリンガーよりはうまいかもしれないけど、特にたいしたことはなかった。

その後、大河内山まで行き、窯元散策。

Img_3284

Dscn0271

さすが、大河内山である。

橋も案内板も磁器でできている。

Img_3285

道には窯元が続く。

おめあては長春釜の青磁である。

小さな店舗だったが、実にすばらしいものをおいていた。

Img_3286

ここにはかつて本上まなみさんも来ていた。

ショックだったことは、うっちょが本上さんをしらんかったことである。

かつては、その素人っぽさから人気を博していたというのに・・・。

ま、私は興味なかったのだがね。

ここのおばちゃんはやたら説明が好きで、

いろいろ勉強になったが、

こっちがお土産に買おうと吟味する暇を与えないのには困った。

うっちょを犠牲にして、一輪挿しを購入した。

その後、御庭焼きにいったが、ここは他とは格が違った。

実に素晴らしい絵付けで、値段もすごかった。

その後、行った窯は、実にしょぼく見えた。

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窯元めぐりを終え、鍋島藩窯公園を散策。

展望台まで行ったが、なんか寂れていて、最悪だった。

焼き物広場は意味がわからないオブジェのようなものがあった。

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この謎の石造物は、お経石釜跡である。

要するに、登り窯の遺跡なのである。

大河内山の入り口まで戻ってきた。

ここには関所が再現されている。

その関所の近くには陶工橋なるものがある。

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陶工橋を渡ると、磁器でできた鐘がある。

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「めおとしの塔」というらしい。

磁器の金属音が鳴り響く。で?

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唐臼小屋である。水力を利用して、磁器の原料となる石を砕いているのだ。

実にすばらしい本物の技と、力の抜けるオブジェ群に精魂尽き果てて、大川内山を後にした。

実に充実した一日の締めは温泉である。

伊万里にある白磁の湯に入る。

ちなみに場所が微妙にわからず、結構迷った。

その間、うっちょは寝ていた。

白磁の湯はちょっとぬるぬるした無色透明の湯で、

おそらく循環していた。

まあ、費用対効果を考えれば、こんなもんじゃないでしょうか。

とにかくこれで、うっちょの内臓脂肪は2%削減されたのだ!

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