伊万里焼物紀行
平成19年11月25日AM8:00大橋駅
私は愛車にてうっちょを待っていた。
やがて、うっちょがやってきた。
ちなみに私は早く着きすぎて、7時半から待っていた。
私は、小学校の頃に焼き物に興味を持ち、
写真とか見て喜んでいたのだが、
最近また焼き物好きの虫が再燃した。
そういえば、まだ伊万里と有田には行ってなかったことに気づき、
ついに憧れの地へ行こうと思い立ったのだ。
うっちょを積み込み、いざ伊万里へ。
ちなみに有田も行きたかったが、たぶん時間がないだろうと思い、
断念した。
伊万里に決定した要因は、かっぱのミイラを見たかったからだ。
私はこういうオカルト系も好きで、去年は大分まで鬼のミイラを見に行った。
かっぱのミイラは松浦一酒造の蔵にあり、常時一般公開中である。
駐車場に車を止め、酒蔵へ行く。
お店の人がいたので、うっちょがいち早く挨拶した。
このへんは、調子のいい男だ。
展示室に入る前には、昔の農機具とかがおいてあった。
そして、なぜか女の河童のオブジェ。
とりあえず乳をもんで、うっちょのカメラで記念写真。
中は、酒樽とかが展示してあり、一番奥に注連縄がしてある。
ははあ、あれだな!
そいつは、ガラスケースのなかで、こちらを見ていた。
今までオカルト本とかTVで見たやつが今ここにいる。
感動である。
それにしても予想外に小さい。
もうちょっと大きいと思っていたが、40センチくらいだろうか?
ありがたいものを見て、その前で記念撮影。
なぜかうっちょの服の縞が変に写っていた。
おそらく河童様の霊験であろう。
その後、「伊万里市陶器商家資料館」へ行った。
ここは昔の陶器商の旧家で、伊万里焼の展示もしている。
特にたいしたことはないのだが、
ここのご婦人においしいと評判のちゃんぽん屋を教えてもらい、
そこで昼食をとった。
確かにリンガーよりはうまいかもしれないけど、特にたいしたことはなかった。
その後、大河内山まで行き、窯元散策。
さすが、大河内山である。
橋も案内板も磁器でできている。
道には窯元が続く。
おめあては長春釜の青磁である。
小さな店舗だったが、実にすばらしいものをおいていた。
ここにはかつて本上まなみさんも来ていた。
ショックだったことは、うっちょが本上さんをしらんかったことである。
かつては、その素人っぽさから人気を博していたというのに・・・。
ま、私は興味なかったのだがね。
ここのおばちゃんはやたら説明が好きで、
いろいろ勉強になったが、
こっちがお土産に買おうと吟味する暇を与えないのには困った。
うっちょを犠牲にして、一輪挿しを購入した。
その後、御庭焼きにいったが、ここは他とは格が違った。
実に素晴らしい絵付けで、値段もすごかった。
その後、行った窯は、実にしょぼく見えた。
窯元めぐりを終え、鍋島藩窯公園を散策。
展望台まで行ったが、なんか寂れていて、最悪だった。
焼き物広場は意味がわからないオブジェのようなものがあった。
この謎の石造物は、お経石釜跡である。
要するに、登り窯の遺跡なのである。
大河内山の入り口まで戻ってきた。
ここには関所が再現されている。
その関所の近くには陶工橋なるものがある。
陶工橋を渡ると、磁器でできた鐘がある。
「めおとしの塔」というらしい。
磁器の金属音が鳴り響く。で?
唐臼小屋である。水力を利用して、磁器の原料となる石を砕いているのだ。
実にすばらしい本物の技と、力の抜けるオブジェ群に精魂尽き果てて、大川内山を後にした。
実に充実した一日の締めは温泉である。
伊万里にある白磁の湯に入る。
ちなみに場所が微妙にわからず、結構迷った。
その間、うっちょは寝ていた。
白磁の湯はちょっとぬるぬるした無色透明の湯で、
おそらく循環していた。
まあ、費用対効果を考えれば、こんなもんじゃないでしょうか。
とにかくこれで、うっちょの内臓脂肪は2%削減されたのだ!
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